昼過ぎ、二月堂下にある食堂の扉が開けられると、設えた籠松明の間をぬって、練行衆が次々と小さな包み紙を閼伽井(あかい)屋の屋根を目がけて投げいく。
「生飯(サバ)投げ」と呼ばれる作法で、食作法で一汁二菜の食事を終えたあと、ひと握りの飯を紙に包む。
それを投げるのは鳥などの生き物への施しだという。
(H20. 3.12 Kiss Digtal N撮影)
「生飯(サバ)投げ」と呼ばれる作法で、食作法で一汁二菜の食事を終えたあと、ひと握りの飯を紙に包む。
それを投げるのは鳥などの生き物への施しだという。
(H20. 3.12 Kiss Digtal N撮影)