マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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下笠間の籾撒きと水口祭り

2010年05月03日 07時44分12秒 | 宇陀市(旧室生村)へ
下笠間のIさん夫妻は農作業を営んでいる。

今朝は苗箱作りに勤しむ。

箱の底に紙を敷いて土やって、籾を撒いて、また土をやって作った苗箱は200枚。

ジョーロで水をやってヒーターで温める。

先月の26日に半分作った苗箱はビニールハウスで育苗。

5日間経ったら新芽も伸びて青々している。

60反の田んぼに植える苗が無事に育ちますようにとごーさん(牛玉宝印)を挿す。

正月初めに行われた九頭神社のオコナイでたばったごーさんだ。



昔は玄米をここに供えた。

今はキリコモチ。

ぷぅと膨らんだモチを供えた。

大安の日だった昨日に供えたそうだ。

今年は小さいアラレにしたが、早々にカラスが食べてしまったという。

ちなみに苗箱は、JAで1箱750円の価格で売っている。

200枚買えば15万円もかかる。

手間暇かかるが年金暮らしにはこれがいいと仰る。

(H22. 4. 1 EOS40D撮影)