新聞記事の予定稿を検証してもらうため、ノガミ行事でお世話になったY総代を訪ねた。
家にはどっさりと古い地検図や古文書の写し本が机に並んだ。
地割りした間には今でも使われている水路が記されている。
畑や池は住宅地に変化したが水路はそのままである。
生活文化が変わろうとも水の流れは変わらない。
ほっとする地検図だ。
三条添川村の歴史も残しておかねばと本に纏められた。
副総代のころから走ってきた。
そろそろ完結に入りそうだと仰る。
若い世代はまったく関心がなくなってしまった。
将来はどうなることか判らないが、村の歴史は本の中に残されたと話される。
三条添川のノガミはかって県文化財課が調査されたものがまんま写されていた。
いりうまやでんまの絵馬もある。
でんま(出馬)は鳥居から出て行く方で後ろ向きだといって、現在はいりうま(入馬)の絵馬が使われている。
興味が惹かれたのは夏祭りと十夜の文字。
毎年5月15日は夏祭り。
5月に夏祭りとは早すぎる。
昼から興福寺の僧侶がやってきて護摩焚きをするそうだ。
場所は三条添川の三条会館。
農家組合の所有会館で不動堂に、涅槃石と弥勒像の2つの石仏が安置されているそうだ。
夏祭りはその涅槃の石仏を前にして拝む講衆。
65歳以上のご婦人は尼講と呼ばれている。
11月14日は十夜。
夕方に近い時間帯に不動堂での営み。
その前に2カ所の仏さん、地蔵さんに参ってから会館にやってくる。
涅槃石の前で拝むことから涅槃会とも称されている。
祀っているのは「古女郎」さんで「こじょろうさん」と呼ばれている。
(H22. 4.10 SB912SH撮影)
(H22. 4.24 SB912SH撮影)<三条会館>
家にはどっさりと古い地検図や古文書の写し本が机に並んだ。
地割りした間には今でも使われている水路が記されている。
畑や池は住宅地に変化したが水路はそのままである。
生活文化が変わろうとも水の流れは変わらない。
ほっとする地検図だ。
三条添川村の歴史も残しておかねばと本に纏められた。
副総代のころから走ってきた。
そろそろ完結に入りそうだと仰る。
若い世代はまったく関心がなくなってしまった。
将来はどうなることか判らないが、村の歴史は本の中に残されたと話される。
三条添川のノガミはかって県文化財課が調査されたものがまんま写されていた。
いりうまやでんまの絵馬もある。
でんま(出馬)は鳥居から出て行く方で後ろ向きだといって、現在はいりうま(入馬)の絵馬が使われている。
興味が惹かれたのは夏祭りと十夜の文字。
毎年5月15日は夏祭り。
5月に夏祭りとは早すぎる。
昼から興福寺の僧侶がやってきて護摩焚きをするそうだ。
場所は三条添川の三条会館。
農家組合の所有会館で不動堂に、涅槃石と弥勒像の2つの石仏が安置されているそうだ。
夏祭りはその涅槃の石仏を前にして拝む講衆。
65歳以上のご婦人は尼講と呼ばれている。
11月14日は十夜。
夕方に近い時間帯に不動堂での営み。
その前に2カ所の仏さん、地蔵さんに参ってから会館にやってくる。
涅槃石の前で拝むことから涅槃会とも称されている。
祀っているのは「古女郎」さんで「こじょろうさん」と呼ばれている。
(H22. 4.10 SB912SH撮影)
(H22. 4.24 SB912SH撮影)<三条会館>