マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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高樋町・舎人稲荷神社ハルマツリの直会

2016年01月16日 11時50分36秒 | 奈良市(旧五ケ谷村)へ
奈良市高樋町住民からハルマツリがあると聞いて訪れた。

高樋町に鎮座する神社は春日神社。

3月1日に祈年祭が行われた。

それもまたハルマツリだという。

4月に行われる場は春日神社ではなく、正暦寺手前にある舎人稲荷神社である。

舎人と書いて「とねり」と読む。

舎人といえば舎人親王を思い起こすが、職務的な舎人であったろうと長老は云う。

舎人の人物は不明であるが、稲荷神社が鎮座する地の小字に「トネリ」の名があるという。

この日は自然観察会と重なった。

終わってから急行するも、到着したときは神事を終えて直会中だった。

場は平成19年4月8日に建てられた窓がない社務所。

建てる前の時代は境内にゴザを敷いて直会をしていたという。

社務所新築に際して寄進された人の名が記されている。

個人名もあるが団体名も。

一つは町思会。

もう一つが舎人講であった。

「あんたも食べる分がある」といわれて席につく。

遅れて到着したことを詫びるとともに3月1日に行われた村行事の写真を手渡す。

取材させていただいた感謝のお礼写真である。



パック料理の膳は奈良市奈保町にある日本料理の「花鹿」。

どれもこれもとても美味しくいただいた。

(H27. 4. 5 EOS40D撮影)