午前中いっぱいは笠置町切山の民俗行事の取材。
午後の部の土用垢離も取材をするが、それまではお腹を満たす食事処に向かう。
向かうといっても目的地は決まっていない。
切山にもレストランはある。
村の人が経営しているわけではない。
数か月前に入ってみようと思ったお店はレストラン大扇。
メニューを見て懐の財布に合わない高額定食に涙を呑む。
千円札に5百円玉を要する定食価格の料理に興味をもてないから利用することはない。
では、どうするのだ。
前々から気になっているうどん屋さんがある。
いつ通っても閉店状態だ。
その手前の信号角に喫茶店がある。
いつ見ても駐車する車が多い。
多いということはそれだけの値打ちがある人気店。
しかし、だ。
入店してみなけりゃわからないメニューに商品価格。
注文したとしても食べてみなけりゃわからない。
不安もあるが、とにかくドアを開いた。
テーブル席はほぼ満杯。
とはいってもすべてが団体さんでなく単独のお独りもおられる。
注文を済ませてできあがりを待っているお客さんは話の受け答えから推定するに地元民が3/4。
1/4はビジネス関係者のように思えた平日喫茶の状況である。
メニューは喫茶と食事の裏表表記。
値段ばかりで商品がどんなものなのか写真は一切ない。
つまりは頼んでみなけりゃ正体がわからない、ということだ。
食事メニューは大きくわけて単品と定食。
単品は600円がほとんどで上限は900円のサラダ付カツカレーである。
定食は750円シリーズが圧倒数。
一番の高額定食は800円のカレースパゲテイ定食に焼肉定食、トンカツ定食だ。
なにがお勧めなのか。
注文しようとするころに先に注文されていた料理が運ばれる。
そのほとんどが焼きそばである。
単品注文でなく定食の方だった。
定食には椀盛りいっぱいのご飯がつく。
そりゃ当然だが、あとは味噌汁に香物ぐらいのものだ。
病に陥ってからの私は極端なん小食者になった。
以前ならパクパク食べていたが途中から入らなくなるのだ。
かつての朝食ご飯は盛りいっぱい。
それが今では半分以下に落としている。
豆腐なんてものは一丁も食べられない。
その半分も無理だ。
問題なく食べられる量は一丁の1/4。
それで十分である。
そんな理由をつけて注文したメニューは600円の生玉子付き焼きそばである。
えっ、焼きそばに生玉子。
子どものころはカレーライスに生玉子を落として食べていた。
これが美味かった。
グリコの甘まーいカレーに生玉子。
白身がつるっと喉を通っていくのが魅力である。
すき焼きもそうだが、焼いた牛肉なんぞは生玉子に浸けて食べる。
それと同じようなものでまろやかになるのだ。
尤も昨今の好みのカレーは中辛か大辛に方向転換。
舌がそうなってしまった。
焼きそばに生玉子も食べてみる値打ちがあるかも。
そう期待して注文した。
それから20分後。
ようやく配膳された。
調理は奥で一人がしているのだろう。
注文順に並べたシートがあるのだろう。
それほど多かった客数・・・でもない。
スピード感はどうやら昨今のようなファミリーレストランとは逆方向にあるようだ。
そりゃそうである。
この店に期待するのは間違っている。
テンポの緩やかさが落ち着くのである。
出てきた焼きそばは鉄板プレートにのってやってきた。

ジュウジュウの音は聞こえなかったが、熱いですから気をつけて食べてくださいと伝えられる。
ジュウジュウの音で思い出したレストランがある。
奇しくも切山の節句取材していた4月3日だった。
入店した食事処は木津川市のレストランやましろで食事中に目撃した臨席のジュウジュウも鉄板プレート。
若者はふーふーしながら食べていた。
あれはなんだのか。
焼きスパゲッテイではなく焼きそばだった。
量もボリュームのある焼きそばは650円。
味は食べていないからわからない。
ここ喫茶恭仁の焼きそばは見た目もとにかく多い肉である。
もちろんキャベツの盛りもいい具合。
一口、二口食べて甘い。
ソースはなんであろう。
ウスターソースをちょちょい入れたら濃くなるのだが・・。
塩、胡椒も少ないほうだと思う。
そう思ったら我が家の焼きそばは味が濃い。
毎日でも食べたい料理の最高峰は焼きそばだと思っているぐらいの好みの一品。
もちろん塩焼きそばも食べている。
たんまに、であるが。
では、生玉子を落としてみたら味はどうなるのか。
思った通りのまろやかさ。
これはいける、ね。
生玉子はなんでも合うのであろう。
とても美味しいとは言い難いが、旨い方である。
それは私が一番に揚げる焼きそば好きであるからだ。
ただ、焼きそばは大好きだが、焼きそばパンの焼きそばに旨いものが少ない。
パサパサに焼きそばにはげっそりする。
お弁当の焼きそばも冷凍食品に焼きそばも私の評価は低い。
ただ、100円で売っている日清の冷凍焼きそばはむちゃ美味い。
アレに勝てるものは未だお目にかかったことがない。
木曜日が定休日らしい加茂町の喫茶恭仁の焼きそばの良さはたっぷり入っていた肉である。
これって牛肉ですか、と問えば豚肉ですと返す。
そりゃそうであるが、脂身があまりにも少ない豚肉に飽きがくる。
土曜、日曜祝日は今日以上の客入りになるらしい。
料理時間が気になる喫茶恭仁は駐車場に停まっている量で判断して入店したい。
後日談ではないが、翌日の我が家の昼食は焼きそばだった。
物は試しと思ってできあがりの焼きそばにマヨネーズを落としてたべた。
これが意外と旨いのであった。
実は食べたい焼きそばがある。
それはカレー焼きそば。
どこかで売っていないかな。
ちなみに喫茶恭仁に夏季限定かどうか聞かなかったがぶっかけうどん定食がある。
これもまた味噌汁に香物がついて750円。
これがぶっかけうどん単品なら600円。
お試しに食べてみたいが・・。
私はうどんと云えばほぼぶっかけうどんしか注文しない。
麺の味がわかるのはぶっかけしかない。
温かいうどんなんてものは麺の食感が失われてしまうと思っている。
麺屋の大将もそういう。
その話しを喫茶恭仁の奥さんに話したら、えー、怖いって言葉を発した。
(H29. 8. 1 SB932SH撮影)
午後の部の土用垢離も取材をするが、それまではお腹を満たす食事処に向かう。
向かうといっても目的地は決まっていない。
切山にもレストランはある。
村の人が経営しているわけではない。
数か月前に入ってみようと思ったお店はレストラン大扇。
メニューを見て懐の財布に合わない高額定食に涙を呑む。
千円札に5百円玉を要する定食価格の料理に興味をもてないから利用することはない。
では、どうするのだ。
前々から気になっているうどん屋さんがある。
いつ通っても閉店状態だ。
その手前の信号角に喫茶店がある。
いつ見ても駐車する車が多い。
多いということはそれだけの値打ちがある人気店。
しかし、だ。
入店してみなけりゃわからないメニューに商品価格。
注文したとしても食べてみなけりゃわからない。
不安もあるが、とにかくドアを開いた。
テーブル席はほぼ満杯。
とはいってもすべてが団体さんでなく単独のお独りもおられる。
注文を済ませてできあがりを待っているお客さんは話の受け答えから推定するに地元民が3/4。
1/4はビジネス関係者のように思えた平日喫茶の状況である。
メニューは喫茶と食事の裏表表記。
値段ばかりで商品がどんなものなのか写真は一切ない。
つまりは頼んでみなけりゃ正体がわからない、ということだ。
食事メニューは大きくわけて単品と定食。
単品は600円がほとんどで上限は900円のサラダ付カツカレーである。
定食は750円シリーズが圧倒数。
一番の高額定食は800円のカレースパゲテイ定食に焼肉定食、トンカツ定食だ。
なにがお勧めなのか。
注文しようとするころに先に注文されていた料理が運ばれる。
そのほとんどが焼きそばである。
単品注文でなく定食の方だった。
定食には椀盛りいっぱいのご飯がつく。
そりゃ当然だが、あとは味噌汁に香物ぐらいのものだ。
病に陥ってからの私は極端なん小食者になった。
以前ならパクパク食べていたが途中から入らなくなるのだ。
かつての朝食ご飯は盛りいっぱい。
それが今では半分以下に落としている。
豆腐なんてものは一丁も食べられない。
その半分も無理だ。
問題なく食べられる量は一丁の1/4。
それで十分である。
そんな理由をつけて注文したメニューは600円の生玉子付き焼きそばである。
えっ、焼きそばに生玉子。
子どものころはカレーライスに生玉子を落として食べていた。
これが美味かった。
グリコの甘まーいカレーに生玉子。
白身がつるっと喉を通っていくのが魅力である。
すき焼きもそうだが、焼いた牛肉なんぞは生玉子に浸けて食べる。
それと同じようなものでまろやかになるのだ。
尤も昨今の好みのカレーは中辛か大辛に方向転換。
舌がそうなってしまった。
焼きそばに生玉子も食べてみる値打ちがあるかも。
そう期待して注文した。
それから20分後。
ようやく配膳された。
調理は奥で一人がしているのだろう。
注文順に並べたシートがあるのだろう。
それほど多かった客数・・・でもない。
スピード感はどうやら昨今のようなファミリーレストランとは逆方向にあるようだ。
そりゃそうである。
この店に期待するのは間違っている。
テンポの緩やかさが落ち着くのである。
出てきた焼きそばは鉄板プレートにのってやってきた。

ジュウジュウの音は聞こえなかったが、熱いですから気をつけて食べてくださいと伝えられる。
ジュウジュウの音で思い出したレストランがある。
奇しくも切山の節句取材していた4月3日だった。
入店した食事処は木津川市のレストランやましろで食事中に目撃した臨席のジュウジュウも鉄板プレート。
若者はふーふーしながら食べていた。
あれはなんだのか。
焼きスパゲッテイではなく焼きそばだった。
量もボリュームのある焼きそばは650円。
味は食べていないからわからない。
ここ喫茶恭仁の焼きそばは見た目もとにかく多い肉である。
もちろんキャベツの盛りもいい具合。
一口、二口食べて甘い。
ソースはなんであろう。
ウスターソースをちょちょい入れたら濃くなるのだが・・。
塩、胡椒も少ないほうだと思う。
そう思ったら我が家の焼きそばは味が濃い。
毎日でも食べたい料理の最高峰は焼きそばだと思っているぐらいの好みの一品。
もちろん塩焼きそばも食べている。
たんまに、であるが。
では、生玉子を落としてみたら味はどうなるのか。
思った通りのまろやかさ。
これはいける、ね。
生玉子はなんでも合うのであろう。
とても美味しいとは言い難いが、旨い方である。
それは私が一番に揚げる焼きそば好きであるからだ。
ただ、焼きそばは大好きだが、焼きそばパンの焼きそばに旨いものが少ない。
パサパサに焼きそばにはげっそりする。
お弁当の焼きそばも冷凍食品に焼きそばも私の評価は低い。
ただ、100円で売っている日清の冷凍焼きそばはむちゃ美味い。
アレに勝てるものは未だお目にかかったことがない。
木曜日が定休日らしい加茂町の喫茶恭仁の焼きそばの良さはたっぷり入っていた肉である。
これって牛肉ですか、と問えば豚肉ですと返す。
そりゃそうであるが、脂身があまりにも少ない豚肉に飽きがくる。
土曜、日曜祝日は今日以上の客入りになるらしい。
料理時間が気になる喫茶恭仁は駐車場に停まっている量で判断して入店したい。
後日談ではないが、翌日の我が家の昼食は焼きそばだった。
物は試しと思ってできあがりの焼きそばにマヨネーズを落としてたべた。
これが意外と旨いのであった。
実は食べたい焼きそばがある。
それはカレー焼きそば。
どこかで売っていないかな。
ちなみに喫茶恭仁に夏季限定かどうか聞かなかったがぶっかけうどん定食がある。
これもまた味噌汁に香物がついて750円。
これがぶっかけうどん単品なら600円。
お試しに食べてみたいが・・。
私はうどんと云えばほぼぶっかけうどんしか注文しない。
麺の味がわかるのはぶっかけしかない。
温かいうどんなんてものは麺の食感が失われてしまうと思っている。
麺屋の大将もそういう。
その話しを喫茶恭仁の奥さんに話したら、えー、怖いって言葉を発した。
(H29. 8. 1 SB932SH撮影)