前日の11日である。
大淀町大岩のK区長さんから電話依頼があった。
明日の12日の正午時間前に来てほしいという急な依頼。
向かう先はKさんが中心になってされている農業塾が活動する畑に来て欲しい、という連絡。
大岩にスペシャルモーニングを提供する「気まぐれや」という喫茶がある。
100年に一度という村の一大事業に記念誌を発刊する。
その記念誌に載せる神社行事もあるが、主目的は新しく造る神像奉納である。
てがける事業に記念誌作りのアドバイスをしたいので来てくれないか、という電話だ。
ありがたいことであるが、一発勝負の写真撮りの協力依頼。
記念誌作りの主担当のNさんを紹介させてもらって、現在意中の構想に沿ってアドバイザー兼カメラマンを受けることにした。
Kさんとお会いしたのはFBでのお付き合いからである。
そのきっかけはFBにリクエスト要求され、応えたその日、平成29年1月19日からだ。
「主に奈良県内の村落で行われている伝統的民俗行事や習俗・風習などを取材・記録をしている民俗写真家(いろんな人から肩書は・・と云われて、そう名乗っています)の田中眞人と申します。たまには民俗的な情景を醸し出す風景写真も・・ありますが、どうぞ、よろしくお願い申し上げます」と返答した数日後には、お住まいする大岩から隣村の御所市・戸毛にも“立山”行事があった、という民俗情報。
ありがたいことである。
その後に伝えてくださった大岩・大日堂の涅槃行事。
生憎、明日香村大字上(かむら)取材と重なり、大岩に到着したのは行事を終えた直後だった。
村行事は終わっていたが、涅槃図は片付けせずに待ってくださっていた。
その涅槃行事は翌年にあらためて再訪することにし、Kさんが話してくれた大日堂に関係するかつての雨ごいの井戸に興味をもった。
その井戸の場所が見つかり、鍬で掘ったら水がでてきた、という。場を教えてもらいたく急行した。
詳しく話をしてくださった記念に撮った山の尾根の井戸掘り。
水が湧く、神秘的、いやまか不思議な物理の世界。
そのときに撮らせてもらった映像と涅槃行事に使用された鉦とともに、その年の10月28日より開催された第7回「私がとらえた大和の民俗―水―」写真展で紹介するに至った。
掲載した写真は奈良県立民俗博物館が発刊した図録に掲示。
お礼に村戸数全戸にあたるよう図録を村寄贈した。
さて、本日の依頼である。
古くから伝わるも6躯の木造ご神像を大字大岩・大岩神社に祭ってきた。
お姿は、束帯の男神像と唐服の女神像。
小像ながら本格的な作風。
均整のとれた姿から鎌倉時代後期の13世紀半から14世紀前半の作と考えられている神像。
うち2躯を模刻・新調し、大岩神社に納める方向で進めている記念事業、そして、記念誌の発刊である。
記念事業は今年。
平成30年10月7日の午後に大岩の公民館で村人に公開する。
その後の時間帯に神像を納める神遷し祭祀が行われる。
里巫女による神楽舞も奉納される。
また、当日は大岩の秋祭りの例祭も兼ねている記念事業。

これら打ち合わせの場所は喫茶「きまぐれや」。
午前8時から午後1時までの営業の「きまぐれや」。

午前中だけの営業に提供するモーニングが評判のお店。
定休日は、土曜と日曜であるが、祝日は営業される「きまぐれや」店主は、名古屋が出身。
探しに探して望んでいた景観に惚れて住み着いてからもう5年になるという。
とても美味しかったモーニングセットは500円ぽっきり。
ご出身の名古屋に出るモーニングセットは凄い。

評判も凄い名古屋モーニングは度々においてテレビで報じる映像を見ている。
お店によって差異はあるが、えっ、こんなものまでモーニングと思ったくらいの映像。
店主がいうには愛知県・名古屋一宮のモーニングは半端じゃない、という。
Kさんのおごりに記念誌作りを担当するNさんとともに落ち着いた。
構想がまとまったら制作に移る。
文化財や大岩の景観を撮るコツなどを伝授するなどお話ししていた室内。
1カ月単位で交替する無料貸し出し店内ギャラリーの利用を勧められた。
機会があれば是非ともお願いした。
(H30. 7.12 SB932SH撮影)
大淀町大岩のK区長さんから電話依頼があった。
明日の12日の正午時間前に来てほしいという急な依頼。
向かう先はKさんが中心になってされている農業塾が活動する畑に来て欲しい、という連絡。
大岩にスペシャルモーニングを提供する「気まぐれや」という喫茶がある。
100年に一度という村の一大事業に記念誌を発刊する。
その記念誌に載せる神社行事もあるが、主目的は新しく造る神像奉納である。
てがける事業に記念誌作りのアドバイスをしたいので来てくれないか、という電話だ。
ありがたいことであるが、一発勝負の写真撮りの協力依頼。
記念誌作りの主担当のNさんを紹介させてもらって、現在意中の構想に沿ってアドバイザー兼カメラマンを受けることにした。
Kさんとお会いしたのはFBでのお付き合いからである。
そのきっかけはFBにリクエスト要求され、応えたその日、平成29年1月19日からだ。
「主に奈良県内の村落で行われている伝統的民俗行事や習俗・風習などを取材・記録をしている民俗写真家(いろんな人から肩書は・・と云われて、そう名乗っています)の田中眞人と申します。たまには民俗的な情景を醸し出す風景写真も・・ありますが、どうぞ、よろしくお願い申し上げます」と返答した数日後には、お住まいする大岩から隣村の御所市・戸毛にも“立山”行事があった、という民俗情報。
ありがたいことである。
その後に伝えてくださった大岩・大日堂の涅槃行事。
生憎、明日香村大字上(かむら)取材と重なり、大岩に到着したのは行事を終えた直後だった。
村行事は終わっていたが、涅槃図は片付けせずに待ってくださっていた。
その涅槃行事は翌年にあらためて再訪することにし、Kさんが話してくれた大日堂に関係するかつての雨ごいの井戸に興味をもった。
その井戸の場所が見つかり、鍬で掘ったら水がでてきた、という。場を教えてもらいたく急行した。
詳しく話をしてくださった記念に撮った山の尾根の井戸掘り。
水が湧く、神秘的、いやまか不思議な物理の世界。
そのときに撮らせてもらった映像と涅槃行事に使用された鉦とともに、その年の10月28日より開催された第7回「私がとらえた大和の民俗―水―」写真展で紹介するに至った。
掲載した写真は奈良県立民俗博物館が発刊した図録に掲示。
お礼に村戸数全戸にあたるよう図録を村寄贈した。
さて、本日の依頼である。
古くから伝わるも6躯の木造ご神像を大字大岩・大岩神社に祭ってきた。
お姿は、束帯の男神像と唐服の女神像。
小像ながら本格的な作風。
均整のとれた姿から鎌倉時代後期の13世紀半から14世紀前半の作と考えられている神像。
うち2躯を模刻・新調し、大岩神社に納める方向で進めている記念事業、そして、記念誌の発刊である。
記念事業は今年。
平成30年10月7日の午後に大岩の公民館で村人に公開する。
その後の時間帯に神像を納める神遷し祭祀が行われる。
里巫女による神楽舞も奉納される。
また、当日は大岩の秋祭りの例祭も兼ねている記念事業。

これら打ち合わせの場所は喫茶「きまぐれや」。
午前8時から午後1時までの営業の「きまぐれや」。

午前中だけの営業に提供するモーニングが評判のお店。
定休日は、土曜と日曜であるが、祝日は営業される「きまぐれや」店主は、名古屋が出身。
探しに探して望んでいた景観に惚れて住み着いてからもう5年になるという。
とても美味しかったモーニングセットは500円ぽっきり。
ご出身の名古屋に出るモーニングセットは凄い。

評判も凄い名古屋モーニングは度々においてテレビで報じる映像を見ている。
お店によって差異はあるが、えっ、こんなものまでモーニングと思ったくらいの映像。
店主がいうには愛知県・名古屋一宮のモーニングは半端じゃない、という。
Kさんのおごりに記念誌作りを担当するNさんとともに落ち着いた。
構想がまとまったら制作に移る。
文化財や大岩の景観を撮るコツなどを伝授するなどお話ししていた室内。
1カ月単位で交替する無料貸し出し店内ギャラリーの利用を勧められた。
機会があれば是非ともお願いした。
(H30. 7.12 SB932SH撮影)