マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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台風一過なんていえない台風21号の影響はあまりにも大きい

2020年02月28日 09時51分17秒 | ぽつりと
台風が通りすぎる4日の夕刻、若しくは夜には落ち着くだろう。

一晩くらいなら扇風機で我慢できるというから一日泊。

そう思っていたが、4日にテレビが訴える台風状況に我が家で実感する強風の音にびくびく。

もう一晩泊まって、朝一番に通所サービスへ直接送ってもらう方がいい、という。

なら、そうしようということになった5日の朝は快晴。

大和郡山のスマートインターから入ろうとした直前に携帯電話が鳴った。

架けてきたのはジョーシン電機の設置工事担当サービス。

事業所は大阪・住之江の南港地区にある。

そこに停めてあった営業車がなんと、水没して車が動かなくなったから、設置日を遅らせてほしいという連絡だった。

おふくろは92歳の高齢者。

できるならば本日の夕刻にお願いした。

しばらくしてから担当者から電話があった。

なんとか代車1台が見つかったという。

ありがたいことであるが、関係者の皆さん方は台風去った後始末の対応に追われているだろうと思うと・・・。

テレビ映像が放映する混乱状態。

府庁舎駐車場にあった車はむちゃくちゃ状態。

コンテナ置き場あたりは水没。

被害は広い地域に亘っているようだ。

さて、スマートインターから入った西名阪高速道である。

入って数キロメートル走ったところで渋滞に遭遇する。

いつもならスイスイ走る高速道。

道路状況の表示があるまで前に進むしかない。

ところが斑鳩インターを過ぎればスイスイ。

あの渋滞は一体何だったのだろうか。



しばらくスイスイであったが、またもや渋滞。

それも通り過ぎてようやくわかってきた道路状況。

香芝インター、藤井寺インター、松原インター、それぞれの出口を求める車で大渋滞だったのだ。

考えられるに一般道への出口に信号がある。

その信号が停電で不能状態。

前夜から報道があった大規模な停電。

その影響は交通路にもおよぶ。



確信をもったのは大阪から走ってきた車が藤井寺出口で渋滞していたからだ。

間違いないが、どうにもこうにもならない。

自宅を出発した時刻は8時半。



長原出口を出たのは午前10時15分だった。

通所サービス施設には渋滞中に電話しておいた。

大渋滞で遅くなりますが・・昼までには、である。

長原から住之江に向けて一直線。

長居公園通りをひたすら走るが、道路、市街地がいつもと違った異様な光景である。

路側帯にごっそりあるのは折れた枝に葉の多いこと。

木製品もあれば金属製の落下物も多い。

道路そのものにはなく路側帯に集められている。

集められたのか、強風によってそうなったのか・・。

あるラーメン屋Dさんは窓ガラスが粉々。

テントのような庇はぶっとび。壁が崩れている商店、民家。

トイレを使わせてもらったコンビニ店員さんは掃除したばかり。

配送された商品の棚乗せに大わらわ。

お客さんはこれまで通りの顔で買っていく。

路側帯が綺麗なところは出勤された店員さんがいち早く片付けたのがよくわかるまだら状態。

信号機の据付け角度があっちむいてホイ状態も多くみる。

住之江について今では閉校になった我が母校前の信号機は破損。

急遽雇われた警備員さんが手旗を振って往来する車を誘導していた。

通所サービス施設に到着した時間は午前11時だった。

おふくろを職員さんにお願いして住まいにあがる。

気になっていたのは停電にベランダである。

テレビを点けたら映像が出る。



これはOKだが、ベランダにあったものがぶっ飛んでいた。

三つほどしかない鉢が落下しているだけの花壇は敷き詰めた芝風カーペットと絡んでいた。

広げてみれば1枚しかない。

もう1枚は行方不明。

台風がどこかにさらっていったようだ。



落下物を整理して室外機の交換をしやすいように整理、清掃していたら汗が噴き出す。

夕刻に始まる工事は必須。

通所サービス施設から戻ったおふくろが逐一電話を架けてきた。

今から工事します電話に着きました、始まりましたが午後6時。

終ったのは午後7時半だった。

(H30. 9. 5 SB932SH撮影)