「鮮魚に料理仕出しの西川商店がある。うちから近い赤目口駅からすぐ近くにある店。そこはトビウオを売っていた。」
そう教えてくれた名張市安部田谷出の永橋商店の女将さん。
赤目口の駅から名勝、赤目の滝に向かって走った左側にある。
その指示の通りに走ったらあった。
店舗外観を見るだけでは、鮮魚なども売っているようには見えない。出入口の扉を開けて、ごめんください。
「三重県にトビウオを食べる習慣がある、と聞いてやってきました。」
名前を名乗って取材主旨を女将さんに伝えた。
お盆に食べるという塩辛いトビウオは、20~30枚も入っているトロ箱で仕入れて売っていた。
仕入れ先は、伊勢の松阪の市場(※おそらく松阪市小津待ちの㈱松阪魚市)。
ここ何年か前から売れ残りが多くなっていた。
母親が健在だったころの西川商店。
亡くなる13年前まではトビウオを食べていたが、今はもう誰も食べないし、うちの若いもんは見向きもしない。
塩辛いのはヒダラもそうだが、なぜかトビウオを買う人が急におらんようになった。
これまで高齢者の人たちがトビウオを注文していたが、今はその声も聞かない。
こういう状況に、仕入れは昨年を最後にした。
両親がそろっていれば、2枚のトビウオを食べる習慣が、ここ赤目にもあったが、継いできたのは高齢者の人たち。
注文が途絶えたということは、高齢者の後を追う壮年、いや、もっと若い人たちは、継承する考えがなかった、ということだ。
(R3. 8.10 SB805SH撮影)
そう教えてくれた名張市安部田谷出の永橋商店の女将さん。
赤目口の駅から名勝、赤目の滝に向かって走った左側にある。
その指示の通りに走ったらあった。
店舗外観を見るだけでは、鮮魚なども売っているようには見えない。出入口の扉を開けて、ごめんください。
「三重県にトビウオを食べる習慣がある、と聞いてやってきました。」
名前を名乗って取材主旨を女将さんに伝えた。
お盆に食べるという塩辛いトビウオは、20~30枚も入っているトロ箱で仕入れて売っていた。
仕入れ先は、伊勢の松阪の市場(※おそらく松阪市小津待ちの㈱松阪魚市)。
ここ何年か前から売れ残りが多くなっていた。
母親が健在だったころの西川商店。
亡くなる13年前まではトビウオを食べていたが、今はもう誰も食べないし、うちの若いもんは見向きもしない。
塩辛いのはヒダラもそうだが、なぜかトビウオを買う人が急におらんようになった。
これまで高齢者の人たちがトビウオを注文していたが、今はその声も聞かない。
こういう状況に、仕入れは昨年を最後にした。
両親がそろっていれば、2枚のトビウオを食べる習慣が、ここ赤目にもあったが、継いできたのは高齢者の人たち。
注文が途絶えたということは、高齢者の後を追う壮年、いや、もっと若い人たちは、継承する考えがなかった、ということだ。
(R3. 8.10 SB805SH撮影)