マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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池之内町八幡神社の注連縄は簾型注連縄の名残か

2021年09月20日 09時35分06秒 | 大和郡山市へ
大和郡山市内の注連縄調査落ちしていたのか、この日になってはじめて気がついた池之内町八幡神社の注連縄。

道路走行中に・・あれぇ。

すぐさま停められる場所に車を停車し、慌てて急行した。

水平に架けていた笹の竹。

垂直に立てているのもまた笹の竹。

東山間で拝見した造りとはまた違うように思えた形。

据えた笹の竹に沿って藁作りの注連縄を張っている。

シデは4垂れ以外なにもない。

一般的な注連縄の形は拝殿に掲げている。

さて、その垂直立ての笹の竹である。



下部に目を落とすと梅の木に赤葉の南天。

松は・・・・埋めたわけでなく、この地に植生している松だった。

門松の松は境内に植えた松そのもの。

水平に据えた笹の竹を眺めていてふと思った。

かつては簾型に編んだ藁を垂らしていたのではないだろうか。

眼を閉じると、不思議に瞼に浮かぶそこに簾型の藁〆が見えてくる。

(R2. 1. 6 SB805SH撮影)


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