マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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天理から郡山へと苗代供え巡り

2010年06月17日 08時35分38秒 | 大和郡山市へ
天理市豊田で石上神宮の松苗供えを拝見して地元郡山へ戻ってきた。

気になっていた小林町の苗代を探してみた。

すると3月のオコナイのときの魔除け札を見つけることができた。



十数軒の農家ではたばったお札を挿すと聞いていたものだ。

夕陽があたる苗代に堂々と立っている。

そして向かった先は矢田寺付近だ。

こちらも気になっていたので探してみた。

数カ所で苗代が見つかったがお札はない。

山麓側をふと見上げると白いものが目に入った。



これだろうと近づいたらお札だった。

撮ったデジタル画像を検証してもらったら坊住職は間違いないという。

1月2日の夜に営まれる修正会で祈祷されたお札だ。

お札は会式が終わったあとに住職が村人の家を訪問して配られるそうだ。

配る住職は4年に一度の当番の坊。

翌日かその翌日に一軒一軒訪問して各家に配られる。

その牛玉宝印書が苗代に供えられていた。

日が暮れるまではもう少し時間がある。

今度は矢田坐久志玉比古神社の綱掛けのお札を探してみる。



昨年の探索で見つかっていた数カ所以外を探してみたところ、それは見つかった。

(H22. 5. 3 EOS40D撮影)


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