マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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阪本簾軒下の吊るし柿

2015年07月05日 09時01分27秒 | 民俗あれこれ(干す編)
所用で訪れた旧大塔村。

標高750mにある集落は3戸。

訪ねた家は不在だったが軒にいっぱいあった吊るし柿。



皮を剥いた柿にナイロン紐で繋げた。

残したヘタ軸に絡ませて締めている。

よくよく見れば室内にも吊るしてあるが少し小さ目だ。

一週間後に電話をかけた訪ねの家。

奥さんの話しによれば毎年見よう見まねで作っているという。

柿の種類は判らないが吊るした柿は出来・不出来があって腐らすこともあるそうだ。

お湯をかけたこともある。

そのときはカビが発生せずに上手くできたと話す。

大きな柿はヒャクメガキ。

ずくしで食べるのが一番だと云う。

小さな柿はいつのころか判らないが生えてきた。

鳥が運んだと思っている。

2年前に始めて赤い実をつけたので9年目やろかと話していた。

(H26.11. 7 EOS40D撮影)


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