頁をめくるにつれて、今すぐにでも食べたくなる本が発刊された。
前月の3月12日に全国発売された『サバが好き!旨すぎる国民的青魚のすべて』である。
著者は池田陽子さん。
出版は山と渓谷社。
ひょんなことから寄稿文を書かせていただくことになった。
民俗写真家が、なぜにサバグルメ本に・・。
スペシャルコラムに載ったタイトルは「刺鯖は塩辛い」。
民俗取材テーマに「サシサバ」がある。
今でも気にしているサシサバは、これまたひょんなことから口にすることがあった。
今から6年前。仕事で送迎していた患者さんは当時80歳前後。
旧村に住む婦人たちが70年以上も前の子どものころの体験を思い出してくれた。
サシサバ風習に味も話してくれた話者は大和郡山市内に住む15人。
何人かは「サッサバ」と呼んでいた。
個別に伺っても聞けることのないサシサバ風習。
「田中さんが話してくれたから思い出した」、と云ってくれたことを印象的に覚えている。
まず、聴けることのない高齢者が住んでいた子供のころのお家で行われていたお盆の風習記憶は一様ではなかったが、感動したものだ。
そのときの思いをつらつらと書かせてもらった私の食体験がコラム文になった。
もちろんといえばアレだが、サシサバ写真も載せていただいた。
著者ならびに私が取材したサシサバのことを取りあげてくださった編集者に感謝申し上げます。
ちなみに私が食べた中でのサバ料理。
一番にあげたいのはサバ(※鮭ではありません)のちゃんちゃん焼き。
昨年の11月9日である。
買っておいた「日本食研」開発の「コク旨 フライパンで作るちゃんちゃん焼のたれ」のタレを利用して作ったのが“サバのちゃんちゃん焼き”。
絶品の味に仕上がった逸品料理。
鮭よりも鯖の方が美味かったことに驚いたものだ。
それはともかく、この記事を書いていた5日後の4月7日、土曜日朝。
大阪毎日放送のバラエテイ番組「せやねん!」の1コーナーである。
番組初登場の兄弟万歳コンビ「ミキ」の初仕事は“メルカリでええもん売ろう!”だった。
毎週、見ている番組に・・・なんとメルカリ出品に『サバが好き!旨すぎる国民的青魚のすべて』が出てきた。
発売されて1カ月後、なんとメルカリ出品・・。
番組で選び出された民間の女性が出品していたまさかの映像に・・渾身の力作を発刊したばかりの著者に出版社の嘆きが聞こえてきそうだった。
そんな新刊であることも知らずに、番組で取り上げた番組デイレクターにいつもの出演者の程度のナサがしれる。
(H30. 3.20 SCAN)
(H30. 4. 2、7 記)
前月の3月12日に全国発売された『サバが好き!旨すぎる国民的青魚のすべて』である。
著者は池田陽子さん。
出版は山と渓谷社。
ひょんなことから寄稿文を書かせていただくことになった。
民俗写真家が、なぜにサバグルメ本に・・。
スペシャルコラムに載ったタイトルは「刺鯖は塩辛い」。
民俗取材テーマに「サシサバ」がある。
今でも気にしているサシサバは、これまたひょんなことから口にすることがあった。
今から6年前。仕事で送迎していた患者さんは当時80歳前後。
旧村に住む婦人たちが70年以上も前の子どものころの体験を思い出してくれた。
サシサバ風習に味も話してくれた話者は大和郡山市内に住む15人。
何人かは「サッサバ」と呼んでいた。
個別に伺っても聞けることのないサシサバ風習。
「田中さんが話してくれたから思い出した」、と云ってくれたことを印象的に覚えている。
まず、聴けることのない高齢者が住んでいた子供のころのお家で行われていたお盆の風習記憶は一様ではなかったが、感動したものだ。
そのときの思いをつらつらと書かせてもらった私の食体験がコラム文になった。
もちろんといえばアレだが、サシサバ写真も載せていただいた。
著者ならびに私が取材したサシサバのことを取りあげてくださった編集者に感謝申し上げます。
ちなみに私が食べた中でのサバ料理。
一番にあげたいのはサバ(※鮭ではありません)のちゃんちゃん焼き。
昨年の11月9日である。
買っておいた「日本食研」開発の「コク旨 フライパンで作るちゃんちゃん焼のたれ」のタレを利用して作ったのが“サバのちゃんちゃん焼き”。
絶品の味に仕上がった逸品料理。
鮭よりも鯖の方が美味かったことに驚いたものだ。
それはともかく、この記事を書いていた5日後の4月7日、土曜日朝。
大阪毎日放送のバラエテイ番組「せやねん!」の1コーナーである。
番組初登場の兄弟万歳コンビ「ミキ」の初仕事は“メルカリでええもん売ろう!”だった。
毎週、見ている番組に・・・なんとメルカリ出品に『サバが好き!旨すぎる国民的青魚のすべて』が出てきた。
発売されて1カ月後、なんとメルカリ出品・・。
番組で選び出された民間の女性が出品していたまさかの映像に・・渾身の力作を発刊したばかりの著者に出版社の嘆きが聞こえてきそうだった。
そんな新刊であることも知らずに、番組で取り上げた番組デイレクターにいつもの出演者の程度のナサがしれる。
(H30. 3.20 SCAN)
(H30. 4. 2、7 記)