ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

大失敗!

2009-03-18 21:54:15 | 日常
               
  ちょっと古くなってしまいましたが、、、伊豆スカイラインから見た富士山(3/2撮影)

朝7時15分頃目覚めたものの、右手をすごく痛がって「起きる自信がない」と言うので、少しずつベッドを起こし、そっとそっと右手を動かして、30分位かけてようやくベッドの端に座る体勢にもっていきました。座ってしまえばいつもどおり協力的で、8時には着替えも終了。朝食もほぼ完食しました。

天気が良いので散歩に行こうと誘ったら、それよりトイレ(大)に行きたいとの返事。しばらくポータブルに座った結果栓だけ抜けて終了。続きがありそうなので散歩はあきらめて、テレビを眺めたり居眠りをしているうちに、ヘルパーさん登場。娘とヘルパーさんがバトンタッチすることに不満そうでしたが、構わず外出。戻ってみたら、昼食にほとんど手を付けず、居間で一人手持ち無沙汰そうにしていて、ヘルパーさんは応接間で記録を書いているところでした。

その後は眠気と穏やかさの中で過ごしていましたが、2時過ぎに地域の銀行員から「NHKと電話料金の引き落としを自分のところでやらせて欲しい」との電話。母に軽く説明・相談をすると、珍しくすんなり了解するので、それならとついOKを出したのが間違いのもと。銀行員が手続きをしに来た辺りから疑心暗鬼が始まって、どういうことか、何をしに来たのか、なぜそんなことをやらなくてはならないのか等々、何度も何度も説明する破目に陥りほとほとウンザリさせられました。

お茶とお菓子で何とか気分転換を図っていると、午前中に続きトイレのご所望。今回はぜひとも本格的に成功させたいと、相談の上で座薬を使用。結果は大成功で花丸級の大幸ウンが二度にわたって訪れました。これでお腹も気分もスッキリ、ついでに銀行員騒ぎも忘れたみたい?

ホッとしながら、この気分を持続させたいと、母にもそら豆の皮むきなど手伝ってもらいながら、早めに夕飯作りにとりかかりました。茶碗蒸し、春野菜の天ぷら、そら豆、鯖の塩焼きと、手間をかけたメニューに、母も「おいしい、おいしい」と喜んで食べてくれて、ついでに自分の若い頃の料理の腕を自慢したりと話も弾み、楽しい夕食となりました。

ところが、寝る段になって、「おかしなオジサンが来るから心配だわ、気をつけて」という話が始まり、オジサンが娘を貰いたがってどうしたこうした等々、延々と独演会状態に。明らかに午後の銀行員のことが不安となって脳を刺激している様子に、「あ~本当に断れば良かった、大失敗!」と後悔の気持ちでいっぱい。後悔がイライラになって「もう黙って寝て!」と怒鳴ってみたり、応接間に退避したり、また戻ってなだめたりと悪戦苦闘した結果、9時40分ごろようやく静かになってくれました。

それにしても、なんであの時OKを出しちゃったんだろう、、、魔がさしたとしか言いようがないな。
コメント
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