ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

元気を素直に喜べない辛さ

2009-03-19 20:45:07 | 日常
               
          ブロッコリーの花が咲き始めました。春です!

朝7時には既に部屋の中からぶつぶつ言う声が。部屋に入ると歓迎してくれたものの、すぐに昨晩の続きの「変な男の人が来て・・」という話になったので、適当にいなして作業を終え、朝食に。

朝食完食後もとりとめの無い話が延々とつづくので、暖かいことだし散歩に行くことにしました。するとまたまたトイレとポータブルを往復するはめに。4度目に「もう3回もトイレにいったんだから、また行くというのなら散歩はやめる」と言うと「3回なんて行ってません。1回です」というので「いつ行ったの?」と聞くと「今」との返事。「では大丈夫ね」ということでお池まで散歩。

暖かく気持ちの良い天気に二人共少し幸せに。でも家に戻ってからは、「東京の家に帰らなくちゃ」「ここは違う人が住んでいるので挨拶しなくちゃ」などの話に。後で冷静に考えれば、娘時代に気持ちが戻ってしまったのだと分かるけれど、その時は何を言いだしたのかと、今いる所が東京の自分の家だと説得しようとしたら、「あ~話が通じない」「あ~めんどくさい」と言われてしまいました。それはこっちの台詞なのに。

そんな混乱状態に登場したヘルパーさんは、相変わらず上手に引き継いでくれて、戻った時は昼食をほとんど食べてはいなかったけれど、なんとか平和裏に会話していました。その後はお弁当を孫達のために作るのに必要なものが無くなったなどの話がエンドレス。百人一首をして気分転換してもらい夕食に。

生姜焼きなどをほぼ完食。朝からの流れで寝るのが遅くなりそうに思えたので、7時にとにかくデザートを食べてもらったところ、食べている最中から居眠り開始。この機を逃してはとベッドに誘導すると、ものの5分で鼾をかきはじめました。やっぱり久しぶりの散歩で疲れたのでしょうか?

ところで、今日は洗濯物を干しに行ったり、トイレに行ったりしている間に3回ほど、椅子から身体をずらして両手でテーブルをつかみ、立とうとしていました。脚がきかないので立てるわけでなく、椅子が傾きかけたりしていたので今後注意が必要になりそうです。元気なのを素直に喜べないのが辛いところですね。
コメント
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