ホテルの部屋から見た洞爺湖の朝
今朝6時過ぎに目覚め洞爺湖側の窓のカーテンを開けると、なんということでしょう!昨夜の激しい吹雪はきれいに止んで、眼下に雄大な洞爺湖がはっきり綺麗に見えるではないですか。しかも雲の間から朝日までさしてきて・・・。これは日頃の心がけが良いからでしょう。(何を心がけているかはわかりませんが。)しばらく陽の光によって変化する湖面に見とれてしまいました。
今日の出発は10時なのですべての行動をゆっくりできます。ベッドスペースとリビングスペースが完全に分かれていて、長椅子に座りのんびりとテレビを見たり、綺麗な雪景色を見ながら美味しい朝食を食べたり、出発までふかふかの椅子にゆったり座りコーヒーを飲んだり。一生に一度の優雅な贅沢をしてきました。
ホテルを出発したバスは、昨夜の地吹雪が嘘のように綺麗に除雪され整備されて明るい日差しに白く輝く道を下っていきます。途中 有珠山の西山火口に寄り少し散策する予定でしたが、駐車場が雪に埋もれバスを駐車場に入れることが出来ず、勿論人が歩く事も出来ないので、道路にバスを止め車内から噴煙をあげているところや、噴火の時に壊された製菓会社の跡等を見ました。
その後は洞爺湖駅~函館駅~新青森駅~東京駅とただひたすら8時間近い列車の旅でした。列車で、天気の変化を気にせずのんびりと駅弁を食べたりしながら旅するのも楽しいですが さすがに今日はくたびれました。九州新幹線が通ってから日本縦断列車の旅という企画を旅行会社が宣伝していますが、ただひたすら列車に乗り駅弁を食べ、夜はホテル等に泊まるけれど後は列車に乗り続けるなんて、よほど好きでないと出来ないのではないでしょうか。
今回の旅行も函館の夜景、札幌の雪まつり、支笏湖の氷濤まつり、洞爺湖の雄大な景色と、そこまで行く行程ではかなりの雪に降られましたが見物する時は全て雪が止み、寒かったけれどしっかり楽しむ事ができました。さて次はどこに行こうかな。(次女)