焼き上がった鶏ムネ肉の塩麹焼き
1月半ばに仕込んだ塩麹。「一向に完成の報告がないけれど、どうなっているの?」という疑問の声もチラホラ聞こえ、実は私も中々イメージしていた完成品の姿にならないことにヤキモキしていたのですが、一昨日あたりから急にトロミが出てそれらしい状態になってきました。
折りしも昨日は月一回集る仲間の会が予定されていたので、美味しくできているようなら、塩麹を使ったレシピをご披露したいと計画。一昨日の夕飯に試験的に「バラ肉(白ちっちゃいにふられた)・野菜炒め-塩麹味」を作ってみました。夫もKも淡々と食べているので、Kに「これ塩麹で味付けしたんだけど、どう?」と聞いたら「普通に美味しい」との返事。
Kの感想に意を強くして、昨日はいよいよ本番です。鶏ムネ肉の塩麹焼きを作ろうと決め、午前中に買い物をして11時ごろに仕込み。鶏肉の水気を拭き、両面に塩麹を塗ってラップで包み、冷蔵庫で寝かせること4時間。オーブンにオリーブオイルを敷いて鶏肉を置き片面7分、裏返して3分焼いたら、表面はこんがり、中はしっとり、おいしそうに焼き上がりました。食欲が無くてグッタリしていた白ちっちゃいが臭いを嗅ぎ付けてむっくり起き上がり、「食べたい食べたい、にゃごにゃご」と催促。試しに薄く切ってあげたら瞬く間に数枚を食べ切りました。
白ちっちゃいにも好評だった「鶏ムネ肉の塩麹焼き」は、昨日集った総勢9名の仲間からも大好評。思っていたより麹の香りはないけれど、塩味がとてもマイルドで旨みも十分。昨日は友人が持ってきたスパーリング・ワインや赤ワインと共にいただきましたが、勿論日本酒にも合うはずです。う~ん、これはハマルな。出来上がりに随分時間がかかるから、次の分も早めに仕込んでおこうかと思います。(三女)