JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

絵画も難しいけど LIVE CONVERSATIONS ENRICO PERANUNZI

2006-08-22 21:02:07 | 聞いたけどCDどちらでも
先日、東京国立近代美術館へ東西名画の饗宴という展示を見に行きました。テーマ分けしていましたが、現代、近代、が入り混じっていて結構難しく感じました。名画の饗宴でうなった後に銀座へ出まして買ったアルバムがモダンピアノの競演です。イタリアのピアニスト、DADO MORONI とENRICO PIERANUNZIのデュオです。こちらは唸ないですむのでしょうか。
MORONIという人はTELARCレーベルでRay Brownと演っているのを持っていたようですが記憶にありませんでした。このアルバムはPIERANUNZIのピアノソロX2を期待したのです。しかし考えてみると、ピアノ2台のデュオのアルバムはあまり覚えがありません。C・コリアとH・ハンコックは良いとおもいましたが、小曾根と塩谷 哲は聴いていません。アルバムではありませんが日本で開催さえる100 GOLD FINGERSでのデュオやC・コリアがゴンザロ・ルバルカバとしたのはショーの一部という感で見世物として面白かったと思います。船頭2人はピアノの場合危険かも知れません。澤野工房から今度でたマーク・コープランドとビル・キャロザースのデュオなんかは手を出そうと思いません。
だらだらと書いているのは、実はうなっているのです。もう少し聴かないと何とも言えないのです。
そしてあらためて感想です。
Liveという事でヒートアップしているのでしょうが、この曲並びを選んでいるのであれば、3曲目“SOMEDEY・・”と5曲目“AUTUMN LEAVES”は静かにメロディをつむいで欲しいと思うのですが、静かなのは枯葉でピエラヌンツィが弾くテーマの1分ぐらいです。ここらへんがうなるところです。私的には“SOLAR”と、CONVERSATIONSという意味では4曲目“ALL RHE THINGS YOU ARE"が面白いとおもいと思いました。5曲目以後アンコール部分でしょうが最後の“ブルーモンク”が一番聴きやすくてよいと思うのはちょっと問題かな。
MSDS VINDING と CARSTEN DAHLのアルバムに“SIX HANDS THREE MINDS ONE HEART"という素晴らしいのがありますが、こちら “TWENTY FINGERS FORE FOOTS TWO HEADS”という感じでSIX HANDSはたびたび聴くかもしれませんが、TWENTY FINGERS はあまり聴かないでしょう。

LIVE CONVERSATIONS / DADO MORONI ENRICO PIERANNZI

DADO MORONI piano
ENRICO PIERANUNZI piano

1 SOLAR
2 ST. THOMAS
3 SOMEDAY MY PRINCE WELL COME
4 ALL THE THINGS YOU ARE
WHAT IS THIS THING CALLED LOVE?
5 AUTUMN LEAVES

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする