ちょっと古風な MATHIAS ALGOSSON / YOUNG AND FOOISH

このアルバム２００６年の録音です。まずこのピアニストのタッチの美しさと柔らかさが印象的です。有名な選曲がおおいのですが、聴いていく内に、アレンジが古く感じだします。２曲目“Stella By Starlight”８曲目“I will Wait For yoou”９曲目“慕情”などこのような感じの演奏は今どき珍しいきがします。一つ間違えるとバタ臭い演奏になりますが、それを踏みとどまらせているのが、ピアノタッチにあると思いました。アドリブもちょっともたつきますし、この録音が２０年前であったら、おもしろくないと思います。今だから少し古風なところが微妙に良いのですが、次のアルバムも同じ方向では通用しないように思います。ただ、１０曲目のいきいきしたオリジナル、１１曲目のＯ・ピーターソンのような曲などオリジナルが良いと思うので次はこの線で行って欲しいと思いました。

YOUNG AND FOOLISH / MATHIAS ALGOTSSON

MATHIAS ALGOTSSON piano
MARTIN HOPER bass
CALLE RASMUSSON drums

1 Kickoff
2 Stella By Starligjt
3 My Romaance
4 Autumu Leaves
5 Young and Foolish
6 Per Speleman
7 Here's That Rainy Day
8 I will Wait For You
9 Love Is A Many Splendored Thing
10 Allhegonablues
11 Falling Leaves