JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ダウンあり、KO寸前 RIMINISCENCE / MYRIAM ALTER

2006-08-25 22:11:36 | 聞いてますCDいいと思う
ベルギーの女流コンポーザー、ミリアム・アルターが自らピアノ・クインテットをひきいたちょっと古いアルバムです。野沢工房から2004年に出ました。アルバムの実際の録音は1994年のものです。
1曲目、出だしのテーマで一発くらってクラクラします。こういうのがJAZZですと感じられる曲です。2曲目もtpとsaxのユニゾンのテーマから美しいピアノのソロ、その後のtpのソロとアレンジの質の高さが聞く者を酔わせます。
tpは中音域でよく歌いますが、ハイノートになると音が細くなり残念です。サックスは安心して聴ける良い演奏で、器用にALTO とTENORを持ち替えます。アルトはフィル・ウッズのようにメロディアスに吹いていますが、私は太いトーンで広い音域を吹いているテナーの方が好きです。
ベースのMICHL BENITAはエレベが主流だと思っていましたが、アコベ2曲、3曲、7曲目とカッコよいソロです。
ピアノは要所にすばらしいソロを入れ、その余韻がすごく曲に反映しています。
始めからよい曲が続き、1曲目でちょっとダウンを奪われ、2曲目でまたダウン、6.7曲目でダウンを喰らいそうになりますが、何とか持ちこたえました。素晴らく強力なアルバムでありました。

REMINISCENCE MYRIAM AKTER

MIRIAM AKTER ASS
MRIAM
コメント (1)
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