blog仲間のnaryさんが記事に書いていて、是非聴きたくて拾ってきました。出だしちょっと聴いて即決でした。
Martin Bejeranoという人のピアノトリオアルバム2006年の録音ですが、最初blueNoteかと思うジャケでした。
1曲目ちょっと聴いただけで決めた曲がまずは凄い。疾走するメロディーが主体となって展開しますが、タイムも微妙に変えながら音楽が変かしていくように感じます。曲としても素晴らしいのですが、”Blues Evolution”という題名です。
途中の曲はおいておいてアルバムタイトルは“evolution/revolution”と成っています。そして最後の曲が“Blues Revolusution”2曲ともピアニストMartin Bejeranoのオリジナルですが、この2曲がその表題通りに感じる曲と演奏で、このピアニストただものでありません。
タイトルをつけた“evolution/revolution"は”進化/革命”でよいのでしょうか。それをbluesの題材にした実に意欲作だと思います。
“進化と革命”という二語の関係は学術的にも重要なテーマのよう感じます。私が書けるような事でありませんが、進化は時間の流れに伴う適応の変化であり、革命は変化の爆発的な圧縮による展開と思います。学者じゃないので学術的反論はご勘弁下さい。
そしてこのアルバムの最後の曲”Blues Revolution”にはそのことを私は感じます。1曲目の流れとこの曲演奏変化は表題名が大変意識的だと感じました。
このアルバムEvolutionの線的bluesとRevolutionの点的Bluesを感じるのです。
そうなると1曲目の曲から最後の曲までがそれを繋ぐ表現に感じるのは、こじ付けですが、この2曲で素晴らしいアルバムです。
そうなると途中の曲ですが2曲目”Lover Man”をやわらかく弾き始めるのは剛の力があるから出来ることと感じさせる余裕です。3曲目はオリジナルでCubanoとあるラテンタッチの曲ですが安定したピアノ、幅広い鍵盤の中を縦横にどの場所でも力を発揮できる技量を感じます。4曲目“You Don't Know What Love Is”5曲目“Solar”7曲目“BouncingWith Bud”はスタンダードに対する真摯な取り組みで、選曲と、演奏の組み立てなど、キース・ジャレットを意識しているのではないかと思います。
ピアニストのことばかりですが、このドラムスLudwig Afonsoという人もスタンダードなどでのプレーはデジョネットみたいで、それも真似なんかでなく安定したプレースタイルに感じて好感が持てます。
ピアニストの技量とセンスは5曲目の”Solar”でも旧聞感じます。ここでのEdward Perezのベースソロも素晴らしい。
1曲目から最後の9曲目までの点と線などといいましたが、このアルバム聴くほどにその間が違和感なくつながっていくようそして一つ一つがしっかりしたコアであると感じました。
evolution/revolution Martin Bejerano
Martom Bejerano piano
Edward Perez abss
Ludwig Afonso drums
1 Blues Evolution
2 Lover Man
3 Cubano Arrepentido
4 You Don't Know What Love Is
5 Solar
6 Truth & Illusions
7 Bouncing With Bud
8 Monk's Dream
9 Blues Revolution
Martin Bejeranoという人のピアノトリオアルバム2006年の録音ですが、最初blueNoteかと思うジャケでした。
1曲目ちょっと聴いただけで決めた曲がまずは凄い。疾走するメロディーが主体となって展開しますが、タイムも微妙に変えながら音楽が変かしていくように感じます。曲としても素晴らしいのですが、”Blues Evolution”という題名です。
途中の曲はおいておいてアルバムタイトルは“evolution/revolution”と成っています。そして最後の曲が“Blues Revolusution”2曲ともピアニストMartin Bejeranoのオリジナルですが、この2曲がその表題通りに感じる曲と演奏で、このピアニストただものでありません。
タイトルをつけた“evolution/revolution"は”進化/革命”でよいのでしょうか。それをbluesの題材にした実に意欲作だと思います。
“進化と革命”という二語の関係は学術的にも重要なテーマのよう感じます。私が書けるような事でありませんが、進化は時間の流れに伴う適応の変化であり、革命は変化の爆発的な圧縮による展開と思います。学者じゃないので学術的反論はご勘弁下さい。
そしてこのアルバムの最後の曲”Blues Revolution”にはそのことを私は感じます。1曲目の流れとこの曲演奏変化は表題名が大変意識的だと感じました。
このアルバムEvolutionの線的bluesとRevolutionの点的Bluesを感じるのです。
そうなると1曲目の曲から最後の曲までがそれを繋ぐ表現に感じるのは、こじ付けですが、この2曲で素晴らしいアルバムです。
そうなると途中の曲ですが2曲目”Lover Man”をやわらかく弾き始めるのは剛の力があるから出来ることと感じさせる余裕です。3曲目はオリジナルでCubanoとあるラテンタッチの曲ですが安定したピアノ、幅広い鍵盤の中を縦横にどの場所でも力を発揮できる技量を感じます。4曲目“You Don't Know What Love Is”5曲目“Solar”7曲目“BouncingWith Bud”はスタンダードに対する真摯な取り組みで、選曲と、演奏の組み立てなど、キース・ジャレットを意識しているのではないかと思います。
ピアニストのことばかりですが、このドラムスLudwig Afonsoという人もスタンダードなどでのプレーはデジョネットみたいで、それも真似なんかでなく安定したプレースタイルに感じて好感が持てます。
ピアニストの技量とセンスは5曲目の”Solar”でも旧聞感じます。ここでのEdward Perezのベースソロも素晴らしい。
1曲目から最後の9曲目までの点と線などといいましたが、このアルバム聴くほどにその間が違和感なくつながっていくようそして一つ一つがしっかりしたコアであると感じました。
evolution/revolution Martin Bejerano
Martom Bejerano piano
Edward Perez abss
Ludwig Afonso drums
1 Blues Evolution
2 Lover Man
3 Cubano Arrepentido
4 You Don't Know What Love Is
5 Solar
6 Truth & Illusions
7 Bouncing With Bud
8 Monk's Dream
9 Blues Revolution