Zsolt Kalteneckerのアコーステック・ピアノ・トリオのアルバムはずっと待っていましたと、前置きなしに言葉がでてきました。
“Triangular Expressions”でびっくりしてからアコトリオを待っていました。
待った分だけに、一度聞いたら納得ですとはいえないというか、これが簡単にはいきません。
好きな分野の、もしくは面白いと思うところの専門書、そんな本の中には、その分野だけに使われる、難しい言葉が硬質に光っていると感じませんか。専門用語の持つ力強さ、輝き、主張、正確さ、それは定義を突き詰めた潔癖なフレーズです。
Zsolt Kalteneckerのピアノを聴くとそんな硬質な専門書を思い浮かべてしまいます。
そのようなZsolt Kalteneckerが好きなのですが、このアルバムはどうでしょう。
1曲目前よりか、幾分硬質さが薄まった感じですが、粒だったフレーズは健在です。すこし軽やかさが加わったようです。
2曲目のベースの音と、3曲目のピアノのが甘くなりすぎている印象で戸惑います。
4曲目のぴあのの音とメロディーそしてはや引きの長尺フレーズ、これがKalteneckerの魅力に思います。
5曲目沈んだハーモニー、6曲目はアルペジオの練習みたいでどうも、ということでKalteneckerがそこにいることは確かですが、いまひとつ期待を課か過ぎた気がします。お勧めと当然なるだろうと思っていたのに差が出てしまいました。
ということでKalteneckerのイメージになってしまいました。
おいおい最後の“Mr.Brooks”って、専門書に付録でついた小冊子みたいに解りやすいじゃない。
Winter's Tale / Zsolt Kaltenecker
Zsolt Kaltenecker (p)
Viktor Hars(b)
Gergo Borlai(ds)
1 Still
2 Neon
3 Ivory Tower
4 Pasolini
5 Swamp-Road Possibilities
6 Walls
7 The Lion's Song
8 Paris
9 Kofein
10 Winter's Tale
11 Mr.Brooks
“Triangular Expressions”でびっくりしてからアコトリオを待っていました。
待った分だけに、一度聞いたら納得ですとはいえないというか、これが簡単にはいきません。
好きな分野の、もしくは面白いと思うところの専門書、そんな本の中には、その分野だけに使われる、難しい言葉が硬質に光っていると感じませんか。専門用語の持つ力強さ、輝き、主張、正確さ、それは定義を突き詰めた潔癖なフレーズです。
Zsolt Kalteneckerのピアノを聴くとそんな硬質な専門書を思い浮かべてしまいます。
そのようなZsolt Kalteneckerが好きなのですが、このアルバムはどうでしょう。
1曲目前よりか、幾分硬質さが薄まった感じですが、粒だったフレーズは健在です。すこし軽やかさが加わったようです。
2曲目のベースの音と、3曲目のピアノのが甘くなりすぎている印象で戸惑います。
4曲目のぴあのの音とメロディーそしてはや引きの長尺フレーズ、これがKalteneckerの魅力に思います。
5曲目沈んだハーモニー、6曲目はアルペジオの練習みたいでどうも、ということでKalteneckerがそこにいることは確かですが、いまひとつ期待を課か過ぎた気がします。お勧めと当然なるだろうと思っていたのに差が出てしまいました。
ということでKalteneckerのイメージになってしまいました。
おいおい最後の“Mr.Brooks”って、専門書に付録でついた小冊子みたいに解りやすいじゃない。
Winter's Tale / Zsolt Kaltenecker
Zsolt Kaltenecker (p)
Viktor Hars(b)
Gergo Borlai(ds)
1 Still
2 Neon
3 Ivory Tower
4 Pasolini
5 Swamp-Road Possibilities
6 Walls
7 The Lion's Song
8 Paris
9 Kofein
10 Winter's Tale
11 Mr.Brooks