JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

何処から見ても Displaced / Neil Cowley

2007-06-12 22:08:40 | 聞いたけどCDわからない
中古屋さんで結構長く置いてあって、HMVでは新しいのが並んでいるので拾ってみました。全曲ピアニストのNeil Cowleyという人のオリジナルです。曲想と演奏は、キース・ジャレットの演奏に似ていま。メロディの繰り返しながら、心の中心に入っていくようなところを狙った感じです。ところがそこのところに問題ありです。
どの曲もテーマ部があるのですが、これは良いというテーマがありません。
演奏ではベースのエフェクトなどe.s.t的な演奏もあり、最後の曲などは完全にe.s.tに聞こえます。
ところがe.s.tにある圧倒的な美しい部分がないのです。e.s.tの最大の魅力、破壊的な部分もあるけれど、素晴らしいリズム感覚に乗った美旋律、そこまでのものが見つかりません。
このアルバムは何処から見ても、演奏的な一面しか見えないように感じました。

Displaced / Neil Cowley

Neil Cowley piano
Richard Sudler bass
Evan Jenkins drums

1 Little Secrets
2 How Do We Catch Up
3 Displaced
4 Pair Of Teeth
5 She Eats Flies
6 Degree In Intuition
7 That's My Space
8 Clown Town
9 Pinball Murder Count
10 Kenny Two Steps
11 Mourn
12 Pilar To Post
13 Taller Than Me
14 How Do We Catch Up - (The Entity Mix)
コメント
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