JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

超入門いたします To Kiss the Lvories / Wojciech Niedziela

2007-06-26 22:01:53 | 聞いてますCDおすすめ
ショップに行ってWLODEK PAWLIKのアルバムを探したけれどありません。何の気なしに隣のアルバムをひっぱたらニェジェラって、あのベーシストでしょ、握り締めました。
兄弟のピアニストのニェジェラのアルバム、同じく拾って帰ったジャズ批評138号にオラシオさんが超入門者にお薦めでは有りませんか。皆さんJazz批評で頑張っているんだなーと尊敬しながら聞いています。
超初心者みたいにワクワクしています。拾ったその日に、その情報がふわふわはいるということは、これまでもめぐり合っているシンクロニシティを感じてしまい、このアルバム悪いはずがありません。(もちろんオラシオさんご推薦なら当然です)
サックスの入ったカルテットの演奏です。
実に初心者として聴くのも一考ですので、楽しみが増えたのでした。
1曲目ピアノ・トリオの演奏のように始まります。済んだピアノの音でシャープな線を引いていくとテナーがストレートな音で入ってきます。コルトレーンのバラードプレーのような音です。次にベースが低い音程でソロをとりドラムスがロールします。
2曲目はセロニアス・モンクのようなフレーズで始まる曲で、このアルバムの曲全てピアニストの作品ですが、バラエティーに富んでいます。
3曲目は華麗なピアノフレーズの後に、すこしアンニュイな雰囲気にダウンすると、ソプラノサックスがけだるく、物思いにふける様で、曲名“Long days lonely nights”がぴったりです。後半のピアノソロのフレーが美しい。
4曲目は新主流派みたいな合奏から入りニジェイラの力強いベースソロ、サックスがブローするとフリーインプロヴィゼーションの様を呈しますが、ドラムスがしっかり叩いて安心して聴けます。
5曲目は高い音域でのシングルトーン美しいピアノメロディとベースソロが楽しめるデュオです。
6曲目ソプラノサックスでのカルテットが軽快に“420Kmfrom home”ってどこでしょう。
7曲目はこえこれもモンクライクな短いピアノトリオの曲。

なかなかJAZZの色々な面を自然に見れて、JAZZを素直に聞ける超入門品でした。(超かな)
このピアノのトリオにベテランテナーPtasezyn wroblewskiの加わった凄いアルバム、今のポーランドの“Rial Jazz”につながっていくんだと思うと、入門した人はこっちも聴くともっとJAZZの凄さが感じられますよ。

http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20070116

To Kiss the lvories / Wojciech Niedziela

Wojciech Niedziela piano
Maciej Sikał tenor sax, soprano sax
Jacek Niedziela bass
Marcin Jahr drums

1 To Kiss the lvories
2 Domingo's tune
3 Long days lonely nights
4 Water Walker Dog
5 BLLVNS
6 420 km from home
7 Domingo's tune

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする