皆様あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
大晦日から元日にかけて奥さんの実家に行ってまいりました。
群馬県なので一日の駅伝の走っているのを応援しました。
夜には戻って、我が家でのおせちをいただきました。
本日はわが家のお雑煮もいただくことができました。
ワインをいただいてこれを書いています。
そんな中、高校サッカーでは都立三鷹高校が勝ちました。わが都立高校(三鷹を出たわけではありませんが)快挙だと思います。実際うまかった。少し元気になりました。
昨年最初の一枚は“シンプル・アコーステック・トリオ”のECMの素晴らしいアルバム「TRIO」でした。
次の作品を待っているのなか、年末にその年発売されたアルバム一覧をチェックしていると simple acoustic trio”のMarcin Wasilewski pianoとSlawomir Kurkiewicz double-bassがクレジットされているのものがECMから出ていたので拾いました。
リーダーのMANU KATCHEはドラマーでPETER.GABRIELS,STING,JONIE.MITCHELLとの競演があるそうですが、まるで知りません。
1曲目、期待とおりMarcinのピアノ音から始まりトランペットとテナーのユニゾンで、そのあとのトランペットの音は、ラヴァでもファアブリッオでもフレスでもない、すんだ感じです。
ちょっと入るDavid Tornのギターはテリエ・リピダルの感じです。
2曲目も静かな曲調で、TRYGVE SEIM のソプラノは、これはガルバレクととても近く、ちょっとソフトにした感じです。
3曲目、このアルバムのリズム、シンプル・アコーステック・トリオのマルチン・ボンレフスキとスワボミル・クルオエヴィッツの2人がとても安定しています。短いけれどベースソロは曲全体を要のように引き締めます。
4曲目“SO GROOVY”は曲通りグルーヴの効いたリズムで、リーダー、マヌもロックとジャズの間を軽やかに行き来するようなECMとしてはちょっと珍しい感じのナンバーです。
5曲目時ジャジーなところのある曲で、2管の2人は個性ゴリゴリという感じではなくとても落ち着いたサウンドを作ります。
マヌはフランス生まれのアフリカ系だそうですが、そういわれえるとリズムの中にちょっと特異なアクセントを感じます。ジェフテンみたいにダダダダと来るのでなく、ガットのように軽やかに多彩にという感じです。
アルバム全体がゆったりした曲調で少し単調なところがありますが、ECMのアルバムでこんな感じだと、ライブでこの組み合わせをみると、きっと凄い演奏に成るような気がします。
9曲目のペットのハイトーンのソロなどは、はじけて良い、これくらいをちょうど真ん中ぐらいにしてくれたらと思うアルバムです。
本年もよろしくご声援お願いたします。
MATHIAS EICK (tp)
TRYGVE SEIM (ts,ss)
MARCIN WASILEWSKI (p)
SLAWOMIR KURKIEWICZ (b)
MANU KATCHE (ds)
1 Lo
2 Pieces Of Emotion
3 Song For Her
4 So Groovy
5 Morning Joy
6 Motion
7 Project 58
8 Snapshot
9 Possible thought
10 Inside Game
11 Clubbing