JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

1%以下 bebop bassoon / daniel smith

2008-05-07 16:48:15 | 聞いたけどCDどちらでも



リード楽器で一番聴いているのがテナーサックスだと思います。それを100とするとバリトンサックスは3%位、バスクラリネットが5%位聴いている感じです。
低音を出すリード楽器としてバスーンがありますが、この楽器でJAZZをやっているのを聴いた覚えがありません。1%以下です。中古屋さんで見ていたら、このアルバムを見つけました。バスーンの音色を思い浮かべると不思議な感じですが、ずっとJAZZを聴いてきた私としては無視は出来ません。
曲は良く知られた曲ばかり、“Killer Joe”からはじまって、バスーンJAZZやはり初めてだと思います。
テナーやアルトに比べてバリトンサックスが難しいといわれるように、オーボエと同じ2枚リードのこの楽器もっと難しいようにおもいます。
曲を聴き進んでいくうちに、早い指使いはたいへんな感じで、長めのフレーズ運びが主になります。一生懸命演って入りのでしょうが、音色が音色ですから、体格の良い女性が白無垢を着ているような(すみません)JAZZとしてはちょっと違和感を感じてしまいます。
テナーやアルトのようなリードタッチもでづらいようで、やはり耳には慣れていないタッチです。
ただバックはしっかりJAZZしていて、ピアノうまいなと思ったら、なんとピアノとドラムスは昨年これはうまいと思ったmartin bejeranoとludwig afonsoです。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20070603
バスーンのJAZZ調べてみたらポール・ハンソンさんと言う人もアルバムをだしているようで、そちらはどうなんでしょうか。
もちろん楽器を選ばないJAZZですから、だめと言うのでなく、耳に慣れないとということです。

bebop bassoon / daniel smith

daniel smith bassoon
martin bejerano piano
john sullivan bass
ludwig afonso drums

1 Killer Joe
2 Anthropology
3 Blue Monk
4 Sister Sadie
5 In A Sentimental Mood
6 All Blues
7 Doxy
8 Up Against The Wall
9 Nirk's Works
10 Sticky Wicket
コメント
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