JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ケメ子氏って知っていますか  ONE FOR LADY / KIMIKO KASAI

2008-05-11 21:24:44 | 聞いてますCDいいと思う
奥さんのいない夜に昔のLPを聞いたのですが、実はその後DVDで「トランスフォーマー」を見ました。決して奥さんがいるときには見れない映画です。
そしてそれが素晴らしいかというとマア酔っ払ってねてしまい覚えていません。
その酔っ払う前に聴いたのがこのアルバムです。



ドゥワパーパートゥドゥワッパダンダン
ドゥワパーパートゥドゥワッパダンダン
昨日ケメ子に会いました
星のきれいな夜でした
ケメ子と別れたその後で
小さな声で云いました
好き (好き) 好き (好き)
僕はケメ子が好きなんだ

ケメ子ってしっていますか。
昔日本のフォークソングにケメ子の歌というのがありました。
今考えても、昔でもどうでもいいような曲でした。
ケメ子の歌はどうでもいい。
ところがここから変わるのですが、私たちJAZZファンにはケメ子というと笠井紀美子のことで、そしてケメ子の歌はどうでもよくはありませんでした。
blog仲間のバブさんがあまりファンでないという笠井紀美子に関しては、確かにずっと応援していたわけではありませんが、彼女がデヴューしたときは衝撃的でした。
ヴォーカルをあまり買わない私ですが、日本人でこのように歌えるのかと驚いたと覚えのあるアルバムです。
今聴くとビリー・ホリディーにちょっと失礼かと思いますが、当時は逆にホリディより解りやすかったのです。
当時のヴォーカリストというと小太りの(失礼)オバチャンたちだったりしましたし人気のあるのはちっとも上手いと思いませんでしたので私としては懐かしい人です。
今聴くとたいしたことないかというと、そうでもない最近女性のJAZZヴォーカルといってライブでも時々聴きますが、それよりかはずっと凄いと思うアルバムです。
ピアノにマルを呼んでのホリディ集というところがよくて、“YESTERDAYS”のマルのソロフレーズはこれは日本盤だけなので価値ありです。
選曲もよくて、JAZZを聴き始めたVOCAL好きの人にはとても良いのでないでしょうか。
“LEFT ALONE”をジャッキー・マクリーンの演奏をベースに良く表現していると思う好きな演奏です。

ONE FOR LADY / kIMIKO KASAI

Kimiko kasai vocal
Mal Wakdron piano
Yoshio Suzuki bass
Hiroshi Murakami drums

A-1 DON'T EXPLAIN
2 MY MAN
3 SOME OTHER DAY
4 WILLOW WEEP FOR ME

B-1 YWSTERDAYS
2 LOVER MAN
3 YOU'ER MY THRILL
4 LEFT ALONE
コメント (2)
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奥さんのいない夜に会う Matchbook / Ralph Towner

2008-05-11 14:11:08 | 聞いてますCDいいと思う


Ralph Townerのファンという中年音楽狂さんに刺激されて、中古で見つけたアルバムを買いました。「SIROCO」というアルバムです。
昨日は奥さんは母の日のプレゼントをもって実家にかえりました。私も同行しなければいけないのですが仕事があったので夜は一人(いや息子がいた)です。
こんな夜は古いLPを聞きたくなります。昔々一人の夜に聴いたアルバムです。自分の昔に会うみたいな感じです。
そして選んだのがRalph TownerとGary BurtonのDuo「Match Book」。
この二人大好きです。タウナーは自分のアルバムになると少し難しく、ダークになるような気がしますが、サイドとかオレゴンで演奏する方が私にはあっています。
このアルバムはバートンというしっかりした個性とのデュオなので塩梅の良い、好きなタウナーです。
2曲目“Some Other Time”タウナーがとても美しいアコーステック弦を聴かせてくれます。
4曲目、ポールウインターコンソートで大好きだった“イカルス”を2人のデュオで聴くと、コリアとのデュオと同じような素晴らしい駆け引きになる、タウナーの12弦ギターがたまらない名演。
B面4曲目“Aurora”はオレゴンでも演奏している好きな曲で、バートンの澄んだメロディがとてもしまった感じです。
B-5はミンガスの作ったレスターヤングへの曲“Goodbye Pork Pie Hat”でタウナーがすきなのでしょうか、アルバム「SIROKO」でも演奏されています。こんなに珍しい曲にすぐ会うのも面白い。バートンの主になって締めくくりみたいな鎮魂歌みたいな終わり方です。
LPって本当に良い長さです。片面だけのJAZZ喫茶なつかしいと思出だしたらこの一枚では終われなくなりました。
昨日聞いたもう一枚、一休みしてもう一度行くかもしれません。

MATCHBOOK / RALPH TOWNER GARY BURTON

Ralph Towner 12&classical gguitaars
Gary Burton vibraharp

A-1 DRIFTING PETALS
2 SOME OTHER TIME
3 BROTHERHOOD
4 ICARUS
B-1 SONG FOR A FRIEND
2 MATCHBOOK
3 1x6
4 AURORA
5 GOODBYE PORK PIE HAT
コメント (7)
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