
blogでの知り合いの中年音楽狂さんはラルフ・タウナーの相当なファンでしっかり聞き込んでいらしゃる。タウナーが好きなんて私も書いているが、音楽狂さんが書いている、最高傑作もその次も持っていません。
刺激を受けて拾ったタウナーが久しぶりで良かったので、他もどちらか欲しいと気にしていたら結構早くであいました。
まずは「Solo Concert」で1980年のアルバム、5曲目“Nardis”を聴いていて、先日のキースを思いだしました。タウナーってギターをピアノの様に弾きます。タウナーの凄さがはっきりするコンサートライブです。

いいなと思っていると、のぞいた中古バーゲンの催しで今度は「Diary」にあいました。どうしようかと一瞬思いましたが、拾いました。
それが大正解、1973年録音の涙ものです。
どちらが良いという問題ではありませんが、こちらにはまいりました。「in Consert」は一人ギターの凄さが聴けるアルバムですが、こちらはスタジオで曲の良さを聴かせる演奏です。
演奏さてている4曲目“Icarus”をピアノとギターの多重録音で流れ始めれば、ウルウルしてきます。タウナーのギターの好きな部分とピアノの美メロディー、このような“イカルス”が潜んでいました。
すると最後の曲“Silence of a Candle”も大好きな曲、オレゴンでも何度も聞いてきましたが、久しぶりに再会。アレンジも心にしみます。
以外でもゴングとギターが素晴らしくマッチした3曲目や、5曲目の“Mon Enfant”ギターのメロディもゾクゾクします。
このような美しい曲たちと演奏にたいして、なんと稚拙な表現、恥ずかしくなります。古いこの時代から、このように美しい演奏を積み重ねて来ているのですね。
私の言葉はちっとも蓄積されませんが、ここのところタウナーには結構であって、タウナーは蓄積されました。
このバーゲンで拾った1枚に実はタウナーが参加しています。結構良いのでこの次また記事にしたいとおもいます。
タウナー蓄積。
Diary / Ralph Towner
Ralph Towner 12-string and classical guitar,piano,gongs
1 Dark Spirit
2 Entry in a Diary
3 Images Unseen
4 Icarus
5 Mon Enfant
6 Odgen Raod
7 Erg
8 Silence of a Candle