Ben Allisonという名前は何度か見ているのに聴いたことが有りませんでした。
新しいアルバムが出ていたので、お初になりました。他のメンバーもほとんど知りません。ギターのSteve Cardenasは誰かのアルバムで聴いていますが、ほとんど記憶に有りません。
1曲目ギターのフレーズがおもしろいものの、新しいサウンドというよりか、POP調が強いJAZZロックバンドの感じです。
3曲目軽めのトランペットの音は、昔のハーブ・アルパートを思いだしました。演奏はベースがリーダーなのにほとんど前にです、トランペットがずっとメインでメロディを吹いてます。5曲目まできて感じるのは、キーボードなどの鍵盤が欲しいと言うこと、メロディの変化に乏しく感じます。
ギターがいい感じなので、もっとバリバリメロディ弾けばと思うのです。
7曲目でやっとアコベのソロが入ってBen Allisonのアルバムだと思います。
ペットがずっと主旋律を吹いていますが、あまり魅力的とは言えません。面白さを探す演奏の広さがありません。
期待したよりもおとなしい、良くあるJAZZバンドという感じで、ただ全然解らないというのでなく、解り過ぎる軽さというか、Little ThingsはLittle Thingsなのだから、構想通りのアルバムかも知れません。
Little Things Run The World / BEN ALLISON
Ben Allison(b)
Steve Cardenas(g)
Ron Horton(tp)
Michael Sarin(ds)
Michael Blake(sax)
1 Respiration
2 Little Things Run The World
3 Four Folk Songs
4 Language Of Love
5 Roll Credits
6 Blowback
7 Jealous Guy
8 Man Size Safe