LABEL BLEUのまるで知らない人のアルバムはゲッと驚くものがあるからスリリングです。このアルバム中古屋さんで拾っても未開封のとても売れていないアルバムです。
リーダーはドラムスで、ホーンが3人、ツインギターって言うのが面白そうなので拾いました。
そして久しぶりにフリーを聴いています。と言っても昔、凶暴フリーを聴いていた時期がありましたから、きつい訳ではありません。
1曲目は2本のギターがベースのようなビヨーンとした音とリズムを刻むとBUGLEが攻撃的パターン、DAUNIK LAZROのアルトの咆哮とで面白い。リダーのドラムスはしっかりとビートをきざむのでこの曲はとても良い。
2曲目は少しどんよりしたペットのメロディとTUBAの叫びは淀んだ感じ。
3曲目ツインのギターが攻撃的に始めると、サックスがギリギリと絞る高音、でもこちらは平気です。
4曲目ギターが葬送みたいなメロディ、ギター2本が重なり合って面白い。
5曲目はペットがフリー演奏の得意パターン、ハイトーンから低い音まで動きまわる演奏、6曲目ペットのひしゃげた音とバリトンの低い音がブーンとなっています。
7曲目ペットがクーンという音を出すと蚊が飛んでいるよう。
8曲目のギターの伸びる音も蚊が飛んでいるみたい。
決して悪い訳ではありませんが、キンチョー蚊取りエアゾールをかけたくなるアルバムです。
REFLECTIONS / CHRISTOPHE MARGUET
CHRISTOPHE MARGUET(ds,perc)
DAUNIK LAZRO(as,bs)
ALAIN VANKENHOVE(tp,bugle)
MICHEL MASSOT(tuba),
OLIVER BENOIT(g),
PILIPPE DESCHEPPER(g)
1 City Roots
2 Cosmopolite
3 Run
4 Inside
5 Au-dessus De La Ville
6 Mouvement
7 Marche-emergency
8 Vers L'oubli
9 Comedie