急に日本に帰ることとなり、帰国の途中の憩いのひと時、お気に入りの場所でフライトまでの時間を過ごします。
このキンキンに冷えたビールがたまりません。
フライトまでは1時間半ありますから、いつものこれをいただきながらゆっくりと過ごします。
前に坐っている女性も生ビール飲んでゆっくり過ごしてます。慣れてるみたいです。
ガリアーノで今回は乗りきろうと5枚アルバムを準備しましたが、3枚で帰国になりました。
タンゴ楽団のセプテット、出だしから東欧調というよりかアルゼンチンか、ピアソラ集になるのでど真ん中のガリアーノです。
1曲目から弦の力強いアンサンブル、勢い良く始まります。コンサートの模様でそれだけ真正面から来ているようです。
曲も知っているものが多くてうれしい、2曲目も“Invierno porteno ブエノスアイレスの冬”です。
海外を一人で移動するのは気が張るもので、そんな中では知った曲ってとっても心が安らぐのです。
3曲目も名前は覚えていませんが、覚えているメロディー、ピアソラを真っ向から演奏しています。
ピアソラならば、ピアソラ本人を聞けば良いとピアソラ主義の(そんなものはない)人は言うでしょうが、私、現代でピアソラに解釈を加えた演奏を聴くのが好きです。
音が良いので、弦の広がりが心の広がりに繋がるのです。
こうやってゆっくり出来ていますが、残念なことが一つ、いつもこちらに来るとお土産にするXOジャンを売るお店がなくなっています。(だれかどこに移動したか知っていますか)
7曲目は大好きな“リベル・タンゴ”この曲でタンゴとJAZZの組み合わせを追っかけだしたのでした。
8曲目の優しいメロディは音楽がいかに私にとって必要か、ありがたいことです。
9曲目、バンドネオンも凄いけど、バイオリンの力も凄い、時間をかけて出来あがった音世界に聴衆の拍手と同じように手をたたきます。
旅の途中でいつも聞いている音楽が横にあると心が落ち着くのです。
安心というものが一番、人には必要ではと思っています。
チリでの落盤事故で、幽閉されている方に不可能ですが何とか届けてあげたい。
Piazzolla Forever / Richard Galliano
Richard Galliano (accordion, bandoneon)
Jean Marc Phillips-Varjabedian (violin solo)
Lyonel Schmit (violin)
Jean Marc Apap (viola)
Raphael Pidoux (cello
Herve Sellin (piano)
Stepane Logerot (bass).
1. Otono porteno
2. Invierno porteno
3. Sur: Regreso al amor
4. Concerto pour bandonon et orchestre "Aconcagua" : Final
5. Milonga del angel
6. Michelangelo 70
7. Improvisation sur le thnme "Libertango"
8. Laura et Astor
9. Escualo
10. Presentation du septet
11. Verano porteno
12. Primavera portena