JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

現代タンゴかも Pqgina de Buenos Alires / Fernando Otero

2010-08-19 21:58:10 | 聞いてますCDいいと思う


結構新しいコンセプトのTANGOが好きですし、JAZZと組み合わさったものには目がありません。
ショップで見ていたら現代TANGOで楽器編成を見るとインスト中心、チェロとベース、ヴァイオリンと、好みかと思って買いました。
楽器のヴァイオリンがいい感じかとおもいましたが、これがベースはモダン・クラシカル、聴くに耐えない音楽では有りません。
私がJAZZベースにTANGOを探していますが、こちらは現代クラシックベースのTANGOでした。
全曲リーダーの曲のようですが4曲目、やはりTANGO哀愁ある曲をバイオリンとチョロが表現するあたり良いです。
5曲目も物悲しい曲をヴァイオリンとピアノのデュオ、結構プツンと終わります。
6曲目、これがモダン・タンゴといわれるのかも知れません、奏法はたぶんこれまでと同じですが、緊張を強いる曲調はこれまでのタンゴとは違います。
7曲目、これは現代音楽フレーズで、でもこれに文句はいえません、このようなアプローチ、当然有るでしょうね。ショップではそこは読めないので、このようなアラッは起こるのです。
8曲目はオーケストラの演奏、ここまでするのですから結構この人、人望あるのかも知れませんね。
9曲目、バイオリンとピアノのデュオはとても美しい。今の息遣いを感じます。
続く2曲もデュオですが、ベースが現代音楽なので残念ながら哀愁はありません。
この後に続くピアノ・ソロ二つを聴くとやはり現代音楽系が強いのかもしれませんが、単独で聴いてアルゼンチンの香りがしっかりとしていますので、ある意味とても面白いピアノかも知れません。
格調高い、ジャケからは解らない、意外と孤高なTANGOミュージックでした。
価値がある演奏だと思いますが、でもまた聴かないような気がします。


1. Chirimbolos
2. La Vista Gorda
3. De Ahora en Mas
4. Pagina de Buenos Aires
5. Desde Adentro
6. Piringundin
7. Lejana
8. Musica del Circo
9. Ausencias
10. El Momento
11. El Circulo Rojo
12. Union
13. Preludio 19
14. Calendario
15. Siempre Amor-Las ruedas siguen girando
16. Sublevados

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする