JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

新しい友達 before you go / aaron Germain

2012-01-30 21:05:04 | 聞いてますCDおすすめ


ショップの中古の棚で見て、なんだかひらめくものあり、誰も知らないジャケ買いです。
久しぶりのまるで知らないジャケ買い、ショップに行く機会が減っているので、良くとついある量を欲しくなってしまうのです。
これってアルコールと同じ依存かもしれません。
でもこれがどうやら大成功、ちょっと驚きが続くのです。

1曲目、綺麗なピアノのイントロにソフトなテナーのフレーズ、ただしこのテナー、やわではなくてM・アレクサンダーをちょっとモダンにした感じ、ボッサのリズムで続くピアノのソロが良い、フレーズが整ってとても綺麗です。
知らない人ばかりで調べると、ピアノのMATT CLARK(p)は1997年にでたMcrcus Shelby(b)のアルバム「Un FAUX PAS!」でピアノをひいていて、翌年も同じメンバー「The Sophisticate」が出ています。blogのお仲間はさすが、当時にチェックされていて、ピアノを評価されているのが凄い、私は今回始めて、若い人だったらこれから注目でしょうが、年をかんがえると、油が乗ったという感じでしょうか。テナーはSHELDON BROWNという人で、こちらも最近のMcrcus Shelbyのバンドで吹いているみたいです。
2曲目はエレベを弾いていて、そのライン見も驚きます。トロンボーンも結構上手いし、ドラムスがタイトなリズム、このドラムスはJeff Marrsさん、大体みんな東海岸でプレーしている人で、ピチピチの若者ではないけれど、NYやボストンから移ってきたミュージシャンのようです。
このアルバムすべてベースの穂との曲で3曲目、早いパッセージの4ビート、テナーの長いフレーズのソロがカッコ良い、ベースのソロも勢いにのって、平均以上の品位です。
6曲目は2台のアコーディオンが入ってエレベの演奏、ボッサのリズムに続いてクラリネットのソロも良い、エレベのソロもたいしたもので、曲調などヨーロッパのアルバムかと思う。アレンジがしっかりとした演奏です。

どの曲も、しっかりとアレンジがされていて、とても質の高いJAZZ、このようなアルバムがもっと評判になるといいのにと思います。

ちなみに洒落た1曲目が“東中野”7曲目が“甘えん坊”奥さん大安さんという日本の方、「before you go」というアルバム・タイトルからするとなんだか日本に来ているみたいですね。

こうやって素敵な才能をしって、もしかしたら近くで接する可能性を感じると、新しい関係を意識しています。


before you go / aaron Germain

AARON GERMAIN(b)
MATT CLARK(p)
BRYAN BOWMAN(ds)
SHELDON BROWN(ts)

guest:
MATT HEULITT(g)
JEFF MARRS(ds) JOHN GOVE(tb)
DEREK SMITH(vib)
RICARDO PEIXOTO(g)
PHIL THOMPSON(ds)

1. HIGASHI NAKANO
2. DEEP BREATH
3. CULEBRA
4. ADMIRAL DRIVE
5. LAKEFOOD
6. BELLABOU BAIAO
7. AMAENBOU
8. WRONG WAY BLUES
9. MISSED YOU
10. QUIE SUNRISE
コメント (2)
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