
昨年欲しいと思って今年になってしまったもう一枚がこれ、「MILES ESPANIOL」が輝く太陽の光みたいにいったら、こちらはキューバからの熱い風が吹いているのです。
って今寒いから買ったみたいになりました。
Stefon Harris (vib)、David Sanchez (ts)、Christian Scott (tp)の三名が念願のキューバに渡って地元のミュージシャンと録音したアルバム、といってもこの3人アルバム持っているのはクリスチャン・スコットだけですから、ほとんど知らない。
1曲目コンガの入った熱いリズムにテナーとペットの2管のことらも厚いハーモニーで始まります。
3曲目、ベースが低くコンガとリズムをとると、ヴァイブの音が重なってくるあたり、W・ショーターの「Odyssey Of ISKA 」を思い出しました。そこでバイブを弾いているのはボビー・ハチャーソンだとおもっていたらDavid Friedman でした。でもStefon Harrisはハチャーソンに雰囲気にています。
4曲目、デヴィッド・サンチェスのテナーの音がストレートでとても良い。
6曲目はクリスチャン・スコットのペットのソロが凄い、自信のリーダーアルバムは小難しいことを入れようとして、才能かんじるのにすこし惜しいアルバムとなっていましたが、こちらは、ペットのフレーズ集中、なんだか修学旅行にきた高校生のように勢い良く吹いています。
7曲目、この3人をささえているキューバのミュージシャンが凄いからこうなったとのでしょう。地元のリズム隊となると、だれか一人ぐらい落ちるのですが、それがまるでない、対等な自信で向き合います。
ニューヨークから渡った3人の若い熱とキューバーの一流の熱い熱が絡まりあって、今という熱い風を受けることができました。
NINTYMILS
Stefon Harris (vib)
David Sanchez (ts)
Christian Scott (tp)
with two Cuban Jazz Quartet
Rember Duharte (piano,vox)
Harold Lopez-Nussa (piano)
Concord Picanta 2011
1. Nengueleru
2. E'cha
3. City Sunrise
4. The Forgotton Ones
5. Black Action Figure
6. Congo
7. And This Too Shall Pass
8. Brown Belle Blues
9. La Fiesta Va