見たいと思っていたけれど近場のレンタルショップにはなかったので遠くまで行って借りてきたDVDの二つ目。
南方の島で敗残兵だった萩原聖人は帰国後進駐軍のクラブでテナーを吹くようになる。先輩の松岡俊介のベースや村上淳のピアノ、最初はインチキで入ったオダギリ・ジョーのドラムスなどで「ラッキー・ストライカーズ」を結成し進駐軍のクラブ「EMクラブ」で演奏するようになる。
終戦直後の混乱の時代に活きる人々が丁寧なセットのなかで描かれています。
これが懐かしく見る人とまるで知らないという感じで見る人では随分と感想がちがうのでしょうね。
もちろん私は良く知りません。
ストーリー的にはジャズに真摯な米兵テナー奏者と萩原聖人との反目と氷解を縦糸に、ですからジャズに関してはかなりまじな演奏が聞けて楽しい。
実際にはだれがアテレコしているのか解りませんが、進駐軍クラブにお世話になったというか活躍していた人たちがどこかで一堂にコンサートしている場面がエンドロールで流れますが、これもう少し見たかったと思うひといるでしょうね。
どちらにしても二つ観ることできてホッとしました。