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実力の確認  IL TANGO DA NAPOLI A BUENOS AIRES / ITALIAN TANGO QUARTET

2014-03-27 22:41:37 | 聞いてますCDおすすめ


中古屋さんで漁っていたら、この楽器構成でタンゴの文字があるので即購入しました。

1曲目、いかにもアコーデオンらしいソロから始まってベース、ドラムスがはいるとこっちはジャズ、続いてピアノは完全なジャズ、それも結構凄いピアノだと思います。
2曲目哀愁あるアコのメロディとジャズ・ピアノが良くマッチしている演奏です。
3曲目、題名の通りブエノス・アイレスが思い浮かぶメロディはアコの女の人の曲、それにしてもうまくジャズとタンゴを組み合わせています。アコを弾いているのは姉御風の人です。



うれしいことに6曲目から最後9曲目まではピアソラの曲、ピアソラの曲とわかるメロディにジャズ・ピアノがとてもあっていてこのピアイスト後で調べてみなければ。
7曲目なんかはフリーインプロが入ってアコがグシャと弾くとピアノがガンと鳴らす、それでいてメロディはくずれないという、いやたいしたジャズです。
後でしらべたら、アコーデオンのジュリアーノ・ソシアスという女性がジャズとタンゴの自分なりの融合を目指して、ピアノのピオ・ジョディシを誘って作ったカルテットのようです。まえに一度探そうかと思ったグループですでに6枚ぐらいアルバムを出している様で、今後もあったらこれは買いです。
8曲目はおなじみ“ブエノス・アイレスの冬”ピアソラをジャズで演っている物は多いけれど、この演奏はかなり高い水準です。
そして最後がピアソラで一番好きになった“忘却”アルコベースで1コーラスのメロディ、変わった始まりと思うとアコーデオンが次に朗々と弾いて、その後清楚なピアノが引き取って終演、これも良い演奏でした。

と大変満足なというか一寸驚いた出会いでした。

こうゆうのを「好きな人が見つかる楽しさ」だと思ったのはなんと7年前の今日のことで、調べてみたら、このピアニストのアルバムを記事にしていたのでした。また神様がいたずらをしました。



IL TANGO DA NAPOLI A BUENOS AIRES / ITALIAN TANGO QUARTET

Giuliana Soscia(accor)
Pino Jodice(p,comp,arr)
Francesco Angiuli(b)
Francesco De Rubeis(ds)

01. Suite Napoli Antica: I.Si Te Credisse /II.Villanella Di Cenerentola - Tratto Dalla "Gatta Cenerentola"/III.Tarantella Di Cenerentola - Tratto Dalla "Gatta Cenerentola"
02. Serenata A Pullecenella
03. Ricordando Buenos Aires
04. Migration
05. Milonga Mediterranea
06. Jeanne Y Paul
07. Vayamos Al Diablo
08. Invierno Porteno
09. Oblivion
コメント
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