図書館の順番がいっぺんに回ってきたスティーヴン・キングの本はまさにステーヴン・キングなのでわかった気になって、じゃなくて期限内完読はあっさりあきらめた。
そこで読む本がないので、ショップで映画で公開されたのがならんでいるので買うことにした。
かなり薄い1巻をもってレジにいくと250円(税別)というので、そんなに安いのなら2巻も買っちゃおうと引き返してもっていくとそっちは500円だった。
文庫1冊のページ数が193ページぐらいで薄くてどうやら小分けにしてだしているようで6巻ならんでいた。全部で7巻になるようで、そうなると全部で3250円になるのだろう。
200ページが500円はページ単価として高いのか安いのかは解らないけれど、ちょっとあざとい感じがしないでもない。
作者の福井晴敏氏は「亡国のイージス」で悪い思い出はないけれど、これが二つ目の出会い、さて7冊までいくかどうか。
内容は“M資金”を題材にしているようで、これ好きな題材です。
250円(税別)の1巻は独特の硬い文体に一寸とっつきにくいけれど、状況説明が終わってことがうごきだすと面白くなってくるというところで192ページが終了、どうやら2巻目からが本題のようで、続きはどうするか2巻で決めようということは、750円(税別)でとりあえず判定できるのだから、まあこの売り方も良いか。
講談社もいろいろ努力しているんだとおもったら、新潮社もステーヴン・キングの「グリーン・マイル」でこの手をつかっていたなと思い出した。
で2冊を読み終わって一寸場面を引っ張り過ぎなところはあるけれど面白いか、つづけて3冊目もかったからこれは最後までいくか。でも最後のだけ7月というのは調子くるってしまう。