
こちらは試聴をせずに買ったアルバム、ピアニストの名前はどこかで見たような気がするし、Hein van de Geyn の名前で買ったアルバムです。後で調べたら澤野工房からアルバム出ているのですね、初買です。
買ってみてジャケあけてこりゃあかんかと思いました。白いピアノ弾いている。

南アフリカ、ケープタウンにある「CRYPT」というレストランでのライブで、食器の音などもしてだからカクテル・ピアノみたいかなと最初はびびりました。
そんなのにde Geynが付き合うわけがないのだけれど、この二人古くからの友人だそうで、だから JAST FRIENDS、二人とも現在ではケープタウンに移り住んでいるそうです。
聞き始めてエバンスっぽいリリシズムもあるし、デガインも出しゃばらないのだけれどきちんとソロもとっていてこれは失敗ではなかったと一安心。
ただこのアルバムも普段の当blogからすると一寸スタンスが違うかもしれません。
とても和やかに音楽を楽しむ人にむいていると思います。
5曲目“Down Yonder”はオリジナルですが、とてもいい。ブルース調でオスカー・ピーターソン的な歌い方なんだかとてもカッコよく見えてきました。
もう一つのオリジナルは9曲目の“The Day You Left”だけれどこちらでは歌うたっている。上手いというのでなくて余興みたいな感じで、味をだしてお客も喜んでいるし、地元のクラブで地元の人が弾いているって感じで人気があるのでしょうね。
オランダでうまれて録音時は80才だからケープ・タウンに移り住もうとは思わないけれど良い老後なんだろうね。
JAST FRIENDS(LIVE AT THE CRYPT) / JACK VAN POLL
Jack van Poll (p)
Hein van de Geyn (b)
1. Just Friends
2. Emily
3. Have You Met Miss Jones
4. In A Sentimental Mood
5. Down Yonder
6. Tulpen Uit Amsterdam
7. I Cant Get Started
8. You Are My Sunshine
9. The Day You Left
10. Blue Bossa
11. Georgia On My Mind