
オクサンがバイオリンをやっているから迎合するために結構バイオリンのアルバムを買っている。バイオリンの音は弾く人によって百様のように感じる。だから好きとおもったり、この人苦手などと思う人が結構はっきりしてきます。
それでこの1986年ポーランド生まれのアダム・バウディフという人はほかのアルバムできいて苦手のほうに入っていたと思う。
でもバイオリンだし、ACTのDuoだし、なんたってピアノがヤーロンだから買いました。
1曲目トラディショナルな旋律で始まって、ヤーロンピアノ、実は買った当初は一寸バイオリンの音が鼻に突いた。挨拶をバウディフが書いているところをみると、バウディフの構想のアルバムにあうヤーロンがACTピアニストから選ばれたという感じです。
2曲目、こおnバイオリニストの経歴にくわしくありませんが、クラシックとは違う発声する人のように感じます。
だから慣れるまで時間がかかるけれどなれてくるとこれがよくなってきます。
3曲目これも古い言い伝えをたどるような節回しですが、コメダの曲、アルバムタイトル「The New Traditional」なのに気が付いた。これが一貫したテーマで4曲目もポーランドの古い村から流れるような感じです。
5曲目、デヴュー作で共演しているラース・ダニエルソンが書いたんじゃないかとおもわせる曲調です。
7曲目、トマス・タリスの代表作「エレミアの哀歌」美しくて秀逸です。
ぜん9曲のクレジットだけれど10曲目、どのように弾いているのかわからないけれど、ショパンのプレリュードホ短調がむせぶように、これもポーランドのトラディショナルと言っているのかも、昔からづっと弾き続けているのでしょうね。
ということで髪型は一寸だけれど、苦手ではなくなりました。
ここで気になって調べたのだけれど三省堂の辞林21にも旺文社の辞書にも「百様」という言葉が載っていません。大辞林3版には「さまざまのありさま。百態。」とあるようなので大丈夫のようです。
The New Traditional / Adam Baldych Yaron Herman
Adam Bałdych / violin
Yaron Herman / piano
1 RiverendingsStart
2 LegendaStart
3 Sleep Safe And WarmStart
4 Letter For EStart
5 JuneStart
6 Quo VadisStart
7 Lamentation Of JeremiahStart
8RelativitiesStart
9Canticles Of Ecstasy