ポールデスモンドがなくなったのが1977年5月30日、命日でもお盆でもないけれど、このような題になりました。ずいぶん前に書いた記事に載せたアルバムをデスモンドのラストリーダーアルバムと書いていました。1975年10月にカナダでのJAZZクラブでの録音でした。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20060816
その後75年10月25～30日に録音されたおなじ音源の残りテープが発売されました。
ラストリーダーアルバムとしてというよりか、デスモンドなので購入するわけで、13曲をしみじみ楽しむわけです。
それがこの度、翌年76年カナダのEDMONTONで行われたJAZZ FESTIVALの１時間にわたる演奏が発売されてラストが変わりました。
このころの演奏は同じような曲が並びます。そして音も一つ前のＬＩＶＥのほうがいいみたいです。３曲目“WAVE”5曲目“Wendy”をLiveでも演奏しています。Liveのほうを聴けばデスモンドらしいフレーズが聴くことができ良いと思うし、今度のアルバムでは澄んだデスモンドのトーンがなんともジーンとくるのです。デスモンドに関してはどちらが良いということは意味がないと思います。ただこのアルバムはサイドのベース、THOMPSONの上手くまとめられないソロ場面が多くて（デスモンドの調子を気遣いして無理にソロした感じがありますが）それが一番残念なところです。
どちらにしても、デスモンド、私がＪＡＺＺを聴き始めた最初のスターだったわけですから、とても大切です。
PAUL DESMOND QUARTET / EDMONTON FESTIVAL '76
Paul Desmond (as)
Ed Bickert（g）
Don Thompson（b）
Jerry Fuller（ds）
1 Just Squeeze Me
2 Darn That Dream
3 Wave
4 Someday My Prince Will Come
5 Wendy
6 Take Five
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ここのところデスモンド結構聞きました。
問う言うよりか、定期的にデスモンドに行くような気がします。
どんな時でも、私に（聴き手に）寄り添ってくれます。
そして、いつも、ポールデスモンドです。
素敵なアルバムでしたあ。。
ポール・デスモンドの音源はそれほど多いと思いませんし、彼の実力からするとどれも間違いがありません。このアルバムはちょっと張りがありません。ファンはそれを解りながら素晴らしいとおもいます。是非聴いて欲しいと思います。
だけど、本当は喉から手が出るほど聴きたいのです。
このアルバム比較をすると凄いとはいえませんが、デスモンドの一つ一つが大切におもいますよね。
先日monakaさんが，DesmondのRCA盤を取り上げられていましたが，Ralph Towner同様，出張前にRCAコンプリート盤をiPODにダウンロードしてよく聞いていました。
私は晩年の作品ではArtist House盤が一番好きですが，ファンとしてはこれも捨て難イです。かつ私はEd Bickert好きですし...。こちらからもTBさせて頂きました。