JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

半々ぐらいの納得 Gentle Ballads Ⅱ / Eric Alexander

2007-01-21 21:07:12 | 聞いてますCDいいと思う
足の筋力の維持と、膝の回復を為にリハビリを行っています。血流を抑止するバンドをつけて筋トレを行い、その抑止を解放することで、成長ホルモンの増加をねらうものです。昨年8月より自宅で週に2~3回行うので、プールなどのジムへあまり行かなくなってしまいました。せっかく会員になっているのに、もったいないと言われて、今日午前中プールでウォーキングとクロールを各350mしてきました。スポーツクラブと自宅の間にはツタヤがあって、DVDとCDを1枚ずつ借りてきました。そのアルバムがこれ、なんとも前置きが長くなりました。ってあまり書く内容が思い浮かばないからかもしれません。アレキサンダーのGentle Balladsという前作は購入して結構気に入って聴いていました。このⅡがでたのは知っていましたが、買う気はありませんでした。聴く気がないわけではないので、丁度レンタルにあって良かった良かった、運動にきた甲斐も有りました。
同じメンバーで同じような曲選び、たぶんやっていることも同じだろうと重うと、Ⅱじゃなくて、ⅢでもⅣでもいいやという気になってしまうのです。オシリのお姉さんも一緒でしょうか。選曲は前作の方が良かったかな、今回の選曲にどれほどエリックが関与しているのでしょうか。6曲目“Look Of Love”など,グループとして曲にこなれてなく、ソロの感じが不揃いです。ピアノのソロは完全にテナーとは違う方向、何でこんなソロなんでしょう、全然別の曲やっているようです。8曲目も同じよう。かと思うと1曲目“mona Lisa”このようにゆったりとラインを崩さずにまとめれられると、さすがにうまいとも思います。4曲目“I'm A Fool To Want You"のようにゆったり吹いて素晴らしいソロが聴けるトラックもあります。
エリックの堂々とした自信有る演奏はすばらしいと思います。ただグループ全体としての演奏は、それぞれの奏者が仕事しているという感じで、曲に対してエキサイトしていく様に思えないアルバムでした。良さ半々です。

  Gentle Ballads Ⅱ / Eric Alexander

Eric Alexander tenor sax
Mike LeDonne piano
John Webber bass
Joe Farnsworth drums

1 Mona Lisa
2 I Got It Bad
3 Funny
4 I'm A Fool To Want You
5 Li'l Darlin'
6 Look Of Love
7 My Ship
8 Who Can I Turn To
9 Time After Time
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二筋の涙 THE NOMAD DIARIES / CHRIS MINH DOKY

2007-01-20 23:24:08 | 聞いてますCDおすすめ
BLUE NOTEから発売されたCHRIS MINH DOKYの新作。一度買うのを躊躇して、ファンなのにと思い買いなおした、ちょっと申し訳なく思う大正解のアルバムです。かったばかりですが急遽UPしたくなりました。
このアルバムを記事にしようと思って1回聴き終わった段階で、記事の題が3つ思い浮かびました。
まずは“青春映画セカンド”私が今までのミンのアルバムで一番好きなものが“minh”で,リーダー6作目ですが,
自分ではデヴュー作という、素晴らしいアルバムです。それを記事にした題が“青春映画好きですか”でした。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20060720
その後のミンの作品にいまいち満足できなっかのですが、この新しいアルバムが、“minh”を引き継いだ、映画で云うならセカンド、私にとっては青春映画セカンドです。
そして次の題は“二筋の涙”これは内容に関わるのですが、既に今は亡くなっている2人の偉大なミュージシャンに対してです。もちろん一人はマイケル・ブレッカー、このアルバムではEWIとテナーの2曲で参加しています。2006年録音としかわかりませんが、大切な録音になりました。そしてもう一人は、ニールス・ヘニング・オルステッド・ペデルソン、最後の曲で、ペデルソンがやるスタイルだなと思ったら、“in memory of NHOP”とジャケットにあり驚きました。マイケルとの思いとあいまって、二人に涙しました。
最後に思いついたのは“後継者たち”こうして亡くなってしまった人達がいるのは事実ですが、マイケルとは“minh”で共演していますし、ペデルセンの方は絶対ミンは教えを受けていますので、ミンがこのようなアルバムを出してくれる事は、JAZZと、そして奏者の演奏を受け継いでいるのを感じるのです。
アルバム1曲目はちょっとおどろく、坂本龍一のピアノです。これがぴったりはまって龍一の曲かと思うと、ミンの曲、ミンも良い曲を書くのは前作からです。坂本龍一をピアニストとして起用していますが、美しいベースソロを高める坂本らしい、少ない音で素晴らしい効果を出した曲です。ミンも“戦メリ”を演奏しているのでファンなのでしょう。ゆったりしたベースソロで、ミンの意気込みが伝わります。
2曲目“Last Call”は打ち込みいっぱいですがそれを上回るマイク・スターンのギターソロ、アコーステックのベースソロが打ち込みを超えます。そのあとスターンでしょうか再びのソロとJacob Christoffersenのピアノも締まります。突然終わってしまうのはちょっと残念。そして3曲目、“If I Run”という曲、私としても同じ題名身につまされて泣きます。マイケル・ブレッカーのEWI、もちろん気分が入るからですが、こんなに美しいEWIとベースの掛け合いあったでしょうか。演奏が素晴らしい、プロとしてブレッカーに涙します。
4曲目は短いblogとサブタイトルがついた幾つかの曲の一つ。
5曲目ミンのアコーステックベースが魅力的に歌う曲でpianoがkasper Villame、素晴らしいソロが間に入ります。
6曲目はミンの短いピアノとベースのダブ。
7曲目はランディー・ブレッカーとのベースとの掛け合い曲、マイルスのメンバーとの掛け合いを思い出します。
8曲目、打ち込みもはっきりの短い曲で、ミンはこうゆうことするんです。
9曲目はprogrammingのGerge Whittyの曲で素晴らしいアコのソロもあるのですが、このアルバムの意図でしょうが、電子ノイズと、電子信号が入ります、これは素晴らしいソロに対して私はどうかと思います。
10曲目、アコでのジャジィーなベースラインにマイケルのテナーがやはりちょっと短めですが、すばらしいソウルフルなソロ、これがマイケルの一つとして焼き付けます。
11曲目、流れ始めると、ペデルセンがやるパターンがと思ったら、ペデルセンが演奏した曲じゃないですか。ドリューとのデュオで、サブタイトルにもメモリーペデルセンとあり、ミンやはりペデルセンを追ってくれているなと思いうれしくなる曲です。
マイケルの事があるので、そのためにこのアルバムがクローズアップされるかもしれませんが、ミンの作品の流れの中で重要となるものと思います。たぶん全てを悟っていたミンの演奏に、去った人にも、これからの人にも一番大切な愛を感じるのでした。



 THE NOMAD DIARIES / CHRIS MINH DOKY

Chgis Mine Doky bass,silentbass,piano,programming
Ryuich Sakamoto piano
Geoge Whitty proguramming,keyboards
Msds B.B.Krog el proguramming
Michael brecker EWI,trnor sax
Randy breker trumpet
Mike Stern guitar
            Oz Noy guitar
Ksdper Villaume piano


1 Septermber
2 Last Call
3 If I Run
4 blog:traking
5 Satellite
6 blog:fride+milo
7 The Scanner
8 blog:rise+shine
9 Life In The Mirror
10 Where R U?
11 I Skovens Dybe Stille Ro
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踊るベース PEGE HUNGARIAN JAZZ WORKSHOP No.2

2007-01-19 21:53:41 | 聞いてますCDいいと思う
ポーランドのPTASZYN WROBLEWSKI Quartet“Real Jazz”というアルバムで聴いた素晴らしいベースの後で聴くアルバムを選ぶことは大変です。でもこの人ならばと思うのがPEGEです。以前から欲しかったら中古屋さんで出会いました。ベルギー1995年の録音で、PEGEのカルテットを中心にギター、ピアノ、サックスなどが入れ替わります。
1曲目ソプラノを吹くLAKATOSはアコーステックトリオでも聴きましたが、ここでは軽やかなバップです。2曲目メンバーのCSEJTEYのテナーとの2管ユニゾンにギターが絡むとジャージーなモダンな曲です。3曲目はエレベのようなラインに、ジョー・ヘンダーソンのようなテナーのあと、ベースソロはペデルセンも時々アコで弾いていたエレベラインを思い出します。
4曲目はGyula Babosという人のギターとのトリオ。正調のギターの後のベースソロ、このベーシスト歌心充分なソロですが、それにとどまらない超技巧で、まるでベースソロを聴きながらダンサーの踊りも見ているような充実が有ります。
5曲目、6曲目はピアノのGeoge Vukanという人とのデュオですが、これはアウト。ピアノの調律が狂っているようで残念です。7曲目から9曲目、JAZZロック調の曲、Akos CSEJTEYは亡くなったCTIでのジョー・ファレルの演奏を思い出しました。軽さも同じぐらい。そう思っているとギターもE・ゲイルに聴こえてきました。
11曲目ではそのCSEJTEYがソプラノに持ち替えて、メローな美しいメロディを拭きます。JAZZロックの時代の後の美しさを思い出します。12曲目はベースソロから始まり、フリー・インプロヴィゼーションの後新主流派的な新しいアプローチをしています。
こうして聴いてくると,PEGEが色々なJAZZの流れを見せてくれている気もしますが、テクニックの話しばかり先にたつPEGEに身構えず、演奏を楽しめるアルバムに感じます。

  PEGE HUNGARIAN JAZZ WORKSHOP No.2 / PEGE

Aladar PEGE bass
Ablakos LAKATOS SS
Gyula BABOS g
Sandor HORANYI g
Imre KOSZEGI dr
Ferenc CSOMOS dr
George VUKAN P


1 EVENING DATE
2 DAWN
3 VICY STREET
4 DEBRECEN BLUES
5 CLOUDS
6 WALTER
7 WALK STREET
8 ECKART
9 EASTERN EGG
10 SKATEBOARD
11 ORCHIDEA
12 WATERSKI


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こんなはずはない plays ellington,monk&himself/ANDREA POZZA

2007-01-18 22:08:40 | 聞いてますCDいいと思う
以前に聴いたアンドレア・ポッザのピアノ・トリオのアルバムはすばらしいアルバムで、去年でて聴いたので有れば、私のベスト10にはいる ものだったと思います。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20061004

同じメンバーで自作曲とエリントン、モンクの曲を演奏しているこのアルバム、悪いはずが有りません。2005年3月のライブの録音です。
このピアニスト、本当にうまい。2曲目はカルデラツォ並みの流れるようなピアノです。4曲目のモンクの曲はモンクらしく、モンクの曲ってすばらしいと感じさせる演奏です。エリントンの曲では、エリントンの良さが伝わります。9曲目軽やかなピアノも持ち味です。ピアノに聞き惚れます。ところが
このアルバムはライブの録音です。前作では平均以上にうまいサポートをするベースとドラムでしたが、これが良くない。
通勤途中のカーステレオでの初聴きですから、その為でしょう。ライブの録音だからでしょうか。特に低音の伸びがなく、低い音がきちんと聞こえないため、ピッチが悪いような、タイムが狂ったようなベースになっています。
前にもこのような事があって残念だったことや、別の装置で聴き直したらすばらしいことが解ったアルバムが有りますので、ひとまず再挑戦することにしました。
そして自宅のオーディオセットで再生してみました。ベースがゴーンとくるかと言うと残念でした。たぶんライブの録音上の問題なのでしょう。ベースの位置がどうもピアノの真ん前、ドラムスはピアノのすぐとなり、それもかかっているみたいに聞こえます。そうなるとピアノの音がベースにかぶって聞こえ、低音域や音の切れがうまく聞こえてこないのでした。前作のすばらしい演奏のメンバーと一緒ですので、ひとえに録音のせいでしょう。作品を待っていたので残念の限りです。
ここは切り替えて、ピアノを集中して聴く事にします。そしてそう気楽に聴くと、4曲目、“Ask Me Now”はピアノソロ部分が多いのですが、素晴らしい。きっとピアノ部分が素晴らしいので、発売したように思うアルバムで、そちら重視でいいと思うようになりました。ジャズピアノのピアノらしさを学ぶには素晴らしいピアニストです。

  plays ellington,monk&himself / ANDREA POZZA

  ANDREA P0ZZA piano
  LUCIANO MILANESE bass
  STEFANO BAGNOLI drums
   
1 Tender Reply
2 Guduru
3 The Blues Is In The Middle
4 Ask Me Now
5 Evidence
6 Eronel
7 Solitude
8 In a Mellow Tone
9 C jam Blues
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力強いのは静かな時 DUOUCES PLUIES / JAZZ HIP TRIO

2007-01-17 22:45:52 | 聞いたけどCDどちらでも
JAZZ HIP TRIOというクループ、ベーシストのROGER LUCCIONIがピアニストのJean-Bernard EisirgerとドラムのAndre-Greard Azzaiaと作ったトリオアルバムみたいです。ドラムはダニエル・ユメールに変わったり、ムタンになったようですが、今回はピアノ、ドラムとも変わって新録音です。
ほとんどの曲は、最初のピアニストの曲ですが、そっちを知らないので比較のしようが有りません。
リーダーと目されるベースは骨太な音ではじめます。ピアノもかなり力強く弾いていますし、ドラムもオーソドックスな男性的なプレーです。力強いピアノトリオと感じます。
イタリアのレーベルからでていますが、フランスのトリオで、イタリアのトリオより重厚な感じです。ピアノスタイルはマッコイなどのモーダルな線が強く、スピード感の有る曲が多くなっています。曲に対する方法が似ているため変化に乏しく鮮明さにかき残念です。1曲目や11曲目のメロディーをはっきりさせた、スローの曲の方で、グループが持っている演奏の強さを逆に感じます。ガンガン演奏するより静かな曲の演奏で、力強さを感じさせる力があると思いました。

DOUCES PLUIES / JAZZ HIP TRIO

HENRI FLORENS piano
ROGER LUCCIONI bass
JEAN-PIERRE ARNAUD drums

1 DOUCES PLUIES
2 DE L'AUTRE COTE DU MIROIR
3 HYPER ESPACE
4 SHERERAJAZZ
5 LITTLE GIANT STEPS
6 CELLO BRITTEN
7 THEME No1
8 5 DIMENSION
9 RUE DU CHEMIN VERT
10 TABLEAU DE DANEL HUMAIR
11 JARDIN AUX SENTIERSQUI BIFURQUENT
12 L'AUTOMNE EST ARRIVE
13 STARLIGHT STARBRIGHT
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2005年のREAL REAL JAZZ / Jan Ptaszyn Wroblewski

2007-01-16 20:50:14 | 聞いてますCDおすすめ
中古アルバムの新しい買い方を見つけましたが、まさにその方法で買ったアルバムです。調べれば、このテナーblogなかまオラシオさんは、大推薦の人でした。そしてこれがすばらしいアルバムで喜ぶというよりちょっと驚きになっています。
1曲目“BLUE SAND”落ち着いた語り口のテナーで始まり、ピアノソロ、ベースソロと、すごく良い雰囲気のライブをみている様です。2曲目は有名曲“ON GREEN DOLPHIN STREET”でロリンズぽっい長めの節回しはみだれません。バックのウォーキングベースに聞き惚れていると、ベースソロになります。このベースソロが良い。Jacek Niedielaという人です。3曲目でもすばらしいソロを聴かせます。ピッチ、タイム共に正確でメロディアス聴いている脳が気持ちよくなるベースです。4曲目もソロが有って、ベースばかりかというと、5曲目10分を超える“PROMENADE THROUGH EMPTY STREETS”では、正確の上にいろいろな仕掛けをするドラムがすばらしいソロをとります。ピアニストは早い曲では、少し性急なメロディラインになりますが、スローな6曲目“WE'LL BE TOGETHER AGEIN”ではクールな音で美しいメロディを聴かせます。言い方はおかしいのですが、この曲昔聴いたムード音楽みたいな節回しです。8曲目はコメダの“ローズマリーの赤ちゃん”からの曲でピアノとテナーの絡み合いが怪しい雰囲気を醸します。
どの曲もすばらしい出来で、それも全てのプレーヤーがすばらしい、アルバムです。
アルバムタイトルが“REAL JAZZ”でその名が付いた曲が有りませんから、アルバム全体を指すタイトルなのでしょう。録音をみると2005年9月、新しい録音です。これには驚きました。このような正調の美しいJAZZが2005年に録音されたとは。まさにREAL JAZZ。これがポーランドの現実。2005年すごいジャズが生きています。

  REAL JAZZ / Jan Ptaszyn Wroblewski

Jan Ptaszyn Wroblewski ts
Wojiela Niedziela piano
Jacek Niedziela bass
Marcin Jahr drums

1 BLUE SANDS
2 ON GREEN DOLPHIN STREET
3 INSTEAD
4 UNCLE'S DANCE
5 PROMENADE THROUGH EMPTY STREETS
6 WE'LL BE TOGETHER AGAIN
7 MORNING THUNDER
8 SLEEP SAFE AND WARN
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中古アルバムを買う方法 seriale seroale / Krzysztof Herdzin

2007-01-15 21:07:07 | 聞いてますCDいいと思う
本日は大変ショックなニュースが流れました。
いくつも、いくつも、いくつも知らされる、理不尽な死が重ねられました。
マイケル、アリスにたいして謹んで哀悼の意を捧げます。
特にマイケルに関しては医療の進展を期待していただけに残念です。
骨髄バンクの登録をしていましたが、残念ながらお役に立てないうちに(2次審査までいったことはあるのですが)年齢的に終わりました。息子が変わりに同じように考えてくれたようですが、救える命は皆さんの命と同じですのでここで考えましょう。マイケルの祈りも聴こえます。

さて、明日は長野まで出張ですが何を持って行きましょう。悩んだ時に中古屋さんを訪れますが、ある方法を見つけました。
それは、東欧の中古アルバムを買うことに新しい方法をです。手に取ったアルバムをみて、それがポーランド関係なら、まず買ってみること事です。“POLSKIE”とか名が“WICK”だと買ってみて、後でブログ管理人“オラシオさん”関連で調べれば良いのです。それで全然ヒットしなければ、それはそれで、貴重のものかも知れないと思うのです。そんな買い方をしたら、オラシオさん一押しのピアニストででした。(ほとんど、推薦名前が頭へ入らないmonakaには、しょうがない対応です。)
1曲目、カラフルな色彩を感じる曲で、今まで聴いてきたポーランドのアルバムとちょっと違って驚きました。2曲目は、クリアーなテーマの後に美しい、ピアノソロです。ストリングスが入ってきますが、ストリングスがあまくするのでなく、クラシカルな響きでピアノと共鳴しています。
4曲目は、クリスマスソングみたいな曲で軽くスウィングする4ビート、軽くと行っても、ラウンジピアニストが弾くもののように軽い音ではなく、音がクリアーで存在を感じさせるしっかりしたものです。普通のピアニストでは出来ない音の出し方と思います。
5曲目は、マーチのリズムで始まりますが、両手のバランスが素晴らしいピアノソロです。
ただここで弾いている、ベース音と、ちょっとエレベみたいなベースラインは好みではありません。7曲目、8曲目ぐらいになると、曲想が似ているため、このアルバムの良い面の印象が薄れてきます。
だれも知らないアルバムであれば、凄くほめたものかも知れません。これほど有名なピアニストで有れば、もっとすごい演奏を他のメンバーで聴く事になるでしょう。

seriale seriale / HERDZIN

Krzysztof Herdzin piano
Mariusz bogdanowiez bass
Piotr Biskupski perksji

1 Wojina Domowa
2 Pikskie Grogi
3 Uclirkrj moje serce
4 Czterej sec
5 Czlerej Pancerni
6 07 Zglos sie
7 Lalka
8 Chlopi
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鳥の視線 Melange Bleu / Lars Danielsson

2007-01-14 16:41:40 | 聞いてますCDおすすめ
ラース・ダニエルソンの前作“”は一昨年良く聴いたアルバムでした。ふくよかでゆったりしたベースで、歴史の流れを振り返えっているように感じるアルバムでした。
そして昨年でたアルバムもたびたび聴いています。前作と比較して、ペッターモーヴェルなどの個性強いソリストが入っているため、前作とは異質なものを感じます。それは決して悪いのではなく、どのように表現したら良いか悩むのでした。前作がリアルな自分史みたに感じましたが、今回は神話的な雰囲気です。
ずうっと若いときに詩など読んでいた時があり、とても好きな詩人の事を思い出しました。とても詩的想像力をかきたてるアルバムだからです。
アルバムの演奏の事は離れて、このアルバムから受ける自分勝手な空想を書いてみます。
1曲目のピアノの出だしから,イメージがふくらみます。

1曲目 鳥の視線   遠く海岸線を飛ぶ鳥の俯瞰、すでに去った鳥の悲しみ。
2曲目 人間の目   出発のない悲しみ
3曲目 鳥の視線   孤島での鳥たちの再生
4曲目 人間の目   ふだんより長い距離の移動と発見
5曲目 人間の目   長い独白とそれを刻んだ銅板の漂流
6曲目 人間の目   銅板の孤島への漂着
7曲目 鳥の視線   銅板と鳥たちの和解
8曲目 鳥と人間   鳥たちの神事
9曲目 人間の目   よみがえる記憶
10曲目 鳥の視線   再び孤島の海岸線、俯瞰

このアルバムは2つの雰囲気をもっていて、その2つをなんとか1つのものとして心に刻もうとしたら以上の様なストーリーになりました。
鳥の視線は神が存在した時代、人間の目は人が主役の時代、その2つが時空を超えて交差しあう話。そんな雰囲気をこのアルバムから受け、心にしまいました。
アルバムを聴いたことのある人は、いろいろと想像力を駆り立てられるアルバムと思うのでないでしょうか。そしてそちらが大切で、あえて演奏の内容とかへはいきませんが、演奏は悪いはずがないとだけ。1曲目のピアノの出だしで、全てが決った感じです。

  Melange Blue / Lars Danielsson

Lars Danielsson cello,bass,piano
Bugge Wesseltoft piano
Nils Petter Molvaer trumpet
Eivind Aarset guitar
Jon Christensen drums,percussion
Jan Bang dsmples,livesampling
Pal"stramgefruit"Nyhus vinyl channeling
Xavier Desandre Navarre percussion
Copenhagen Concert Orchestra

1 Melange Bleu
2 Makro
3 Les Coulisses
4 Ironside
5 Judas Bolero
6 Minor People
7 Sketches of Twelve
8 Naive
9 Bacchanalia
10 After Zero


さて、そんなイメージ遊びを駆り立てたのも、私の好きな詩人とこのアルバムのイメージの交差が有ったから。
それは9年前に亡くなった田村隆一という詩人です。“荒地派”の一人として“四千の日と夜”“言葉のない世界”などの詩集や、アガサ・クリスティーなどの翻訳でも有名な人です。
彼の詩をここで横書きで書くわけには、(著作権も有るので)いきませんが、ちょっとずるして私の大好きな詩集“四千の日と夜”の中の一つを載せて見ます。読めるでしょうか。







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e.s.tどうでしたか

2007-01-13 23:41:18 | その他
行く事のできなかったe.s.tのコンサートから奥さんが帰ってきました。ピアノ自体は大変きれいだったそうですが、2部のベースのエフェクトがひどいもんで、下手なバイオリンを聴いているみたいというのが評でした。これ奥さんの評ですが、凄くわかるのです。入りも悪かったそうです。たぶん次行かないかも知れません。
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膝が感じていることはわからない 8

2007-01-13 23:10:03 | 大腿骨頭壊死
「以下の記事の内容は全て正しい診断によるものか疑問が生じました。お読みになる方は2008年10月25日の記事を一度参照されるようお願い致します。」


ほとんどJAZZに関係する記事を書いているので、大腿骨頭壊死の病理に関しては、ほとんど記事にしていません。しかしながらキーワードから弊blogにたどり着く方はいくらかおり、また私も同病の方のblogへは毎日サーチはしております。なかなかそこで、語る勇気がありませんが、現状の開示だけでも参考になればと久しぶりに書いて見ます。
私の場合、ステロイド剤の服用はありません、要因因子として言われているのは、アルコール愛飲という事になります。確かに好きなので何ともいえませんが、体を悪くするよう飲み方した覚えないのです。(だらしなくなるけど)
原因が主因と副因の総合みたいな感じを抱きます。
とは言っても、どのような現状かという事が皆さんの気になるところでしょう。
加圧トレーニングを始めたのが6月でしょうか、ベルトを購入して週2回ぐらい自宅でリハビリしています。病院には月1回ぐらい行くくらいです。
ベルト購入以後自己管理を増やして(病院は高いから)やっていますが、その筋力のUPの効果と動きへの効果は感じています。他の人が見ると足運びが軽いといいます。ところが日常歩いている歩き方は、普通の方と段々違ってきているような気がしています。やはり壊死は止まっていないのでしょうか。不安が広がっているのが現状です。
かといって代替案がありませんので、現状をつずけて行くしかありません。
人間は痛みを忘れるようにプログラムされている事が解っています。
私は腸閉塞で2度死ぬ思いをしましたが恐怖感はあるものの、あの痛みの覚えを今実感しません。同じように加圧トレーニングをする前の痛みは忘れているのかも知れません。
ただ歩き方に違和感があるので、もうすこししたら、病院でMRIをして、変化を見てみたいと思います。そのときにまた報告する事にします。

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