JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

消えたデビット・サンボーン SKY MUSIC / MIKE MANDEL

2012-05-18 22:28:36 | 聞いてますCDいいと思う


時間をみつけてショップにいって、これからしばらくの間に聴くアルバム拾ってきた。
そしてこのアルバム、何も知らないけれどタイトルだけでか買ったのは、オクサンが今日ミッションを持って(果たせるかはわからないけれど)SKYしていったからです。(長らくおつきあいいただいている方はすぐ解る)
ケースにイレブン・ハウスのメンバーとあるので、ラリー・コリエルがいたバンドの人だろうことだけ解った。
1978年録音のアルバムで心地よいフュージョンアルバムでした。
2曲目はビリー・ジョエルの“素顔のままで”どの曲もアクは強くないけれど、なかなか良い演奏です。
今聴いてそう思うのですから、かなりの水準を保ったフュージョンだと思う。
2回ほど聴いてこの記事を書きかかってネットを回ったら、このアルバムのことを書いてあるものに行き当たった。こちらは何もしらないので良い説明になったけれど、アルト・サックスはデヴィッド・サンボーンがソロしていると書いてある。
ついているジャケットのミュージシャンの記載にどこにも書いていない。それを見ながら聞いていたので知っているミュージシャンはペットの二人と思っていました。





契約の関係なのでしょうか。
でも古いジャケットの写真に名前があるし、ケースの裏には確かにサンボーンのソロと書いてあるのに、どうしてなんでしょう。









聞き直せば確かにデビット・サンボーン、でも聴いていて気がつかないのだからドウしようもない。


SKY MUSIC / MIKE MANDEL

Mike Mandel: Keyboards & Synths.
Wilbur Bascomb: Bass
John Lee: Bass
Christopher Parker: Drums
Gerry Brown: Drums
Burt Jones: Guitars
Steve Khan: Electric & Acoustic Guitars
Darryl Thompson: Guitars
Lou Marine: Alto Sax
David Sanborn: Alto Saxes (Solos)
Alex Foster/George Yong: Tenor Saxes
Barry Rogers: Trombone
Jon Faddis: Trumpet & Flugelhorn
Lou Soloff: Trumpet


1. Pyramids
2. Just The Way You Are
3. Elephant & Castle
4. Peg
5. As Fine As You Are
6. Jupiter Finger
7. Another Kind Of Spring

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2冊がごっちゃに

2012-05-17 23:08:19 | 


港を回れば日本が見える 岡敬三 著



TOKYO 初夜ものがたり 梯 久美子 著

おもしろそうな本を図書館検索やネットでみつけると図書館に予約するようになった。
趣味が変わっている部分ではすぐてに入るのでかる。5~6冊予約を入れた状態でいると、いっぺんに数冊そろってしまうことがある。
今度一度にそろったのがこの二冊。

航海記が好きで、とりわけ苦しくて最悪の航海が好きなのだけれど、今回はリタイアしたオジサンがゆっくりと日本の海を一周する航海記がその一冊。

もう一つはインタビューを記事にまとめたもので、田舎から東京に出てきた人たち(有名人)の東京での生活のはじまりから、東京に出てくる思いなどがまとまっている。

一度のそろったこの2冊を少しづつ交互によんでいる。この読み方が思わぬおもしろさを作って、もともとおもしろい本をもっとおもしろくしてくれる。
もっとまじめに読めと、著者としては不本意かもしれないけれど、まあ誰にもご迷惑はかけていない。

まずは航海記の一節

「セールをあげて舳先を島の西に向けると、途端にに抑えつけられるような強い逆流にぶつかったので、エンジンを切らず島の西端までじりじり進んだ。針路を南にきって五分ほどすると、対地速度がピンと上がって六ノットを指した。島の南側に流れる黒潮の分流にのったのだ。エンジンを切り、後は名瀬に向かって一直線に走ればいい。」

こんなゆったりした気分になる記述だけれど、この著者ヴァン・ジャケットの情報室長を勤めた人で、高いセンスの都会人、その人が日本の端っこをたずねている感じです。

もう一冊はインタビュー相手が私より若い人が多く、すんなりしないところもありますが、まあ近い人1958年生まれの劇作家 鴻上尚史の話をまとめた一節

「で、二年生になるときに、荻窪に移りました。上り下りするときにカンカンカンって音のする外階段のついた、「太陽にほえろ!」で、犯人が潜んでいそうなアパート。家賃はたしか一万八〇〇〇円で、風呂はないけれど台所がありました。ボンカレーを温めて、包丁でピッと袋をきったのが、僕の生まれて初めての“自炊”でした。」

素朴な田舎からよくわからない東京にでてきて、でも意志を持って日本の真ん中に入り込む感じです。



私、生まれが東京そして一人の暮らしをしたことがありません、ましてヨットでの航海の経験もありません。身責任に面白い面白いですが、どちらも知らない私がこの二冊を少しずつ交互に読むと、末端をゆったりと生きる感じと、都会を航海しているような感じがごちゃ混ぜになって、都会と海での人間、すぐ隣り合わせみたいでこれは楽しかった。
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出来る男の BLUE VOICES / FUMAIKI MIYAMOTO

2012-05-16 22:10:51 | 聞いてますCDいいと思う


前に中古クラシックの棚をみていたら、これはクラシックじゃないだろうと買ったアルバム「SOUL BLUE」は
オーボエの(今は指揮者)の宮本文昭のフュージョンアルバムだった。
同じクラシックの棚でメローなジャケットで楽器がオーボエなので、これは宮本文昭だとすぐ解った。
曲目をみると結構好きな曲がはいっているので、買ってみた。

プロローグみたいな曲のあと2曲目のピアノがボンとなって、切れの良いドラムス、ピアノがうまいなと思ってジャケみれば前田憲男さん、ドラムスが猪俣猛でベースが荒川康男という凄い布陣でした。
2曲目は宮本氏のオリジナルでこれが良い。
3曲目はG線上のアリアをボッサにのせて、この人の吹くオーボエ、太くどの音も完全に鳴っているという感じで安心して聞いていられます。
5曲目が“おもいでの夏”、オーボエのアドリブパートのフレーズは流れるよう、多分沢山フレーズ吹いて選んでいるのだろうけれど、まあジャズマンも一緒です。
6曲目はピアノが佐藤充、前田憲男と二人がアレンジなのだから、なんか凄い出来る男たちが集まって出来たアルバムのようです。
7曲目の“ ヴォカリーズ”はオーボエの音にぴったりです。
9曲目は凝ったアレンジの“ボヘミアン・ダンス”13曲目の“ノクターン”は哀愁あって佐藤のピアノもかっこ良い。
でつけた題名は「出来る男の」、実はインスタント・コーヒー、ゴールド・ブレンドの有名なコマーシャルに出ていたかと勘違いして「違いがわかる男の」としようと思ったけれど、それは違いで、演出家の宮元亜門と作家の宮元輝、まあ間違いがわかってよかった。

BLUE VOICES / FUMIKI MIYAMOTO

宮本文昭 (オーボエ)
前田憲男(ピアノ、シンセサイザー)
荒川康男(アコーステック・ベース)
猪俣猛(ドラムス)
中牟礼貞則(ギター)
タイム・ファイブ(コーラス)
佐藤充彦(ピアノ、ハープシコード、シンセサイザー)
吉野弘志(アコースティック・ベース)
高田みどり(パーカッション)
毛利伯郎(チェロ)
山木秀夫(ドラムス)

1 リトル・ファンシー(竹内淳:コパキラ)
2 午后のロマネスク(宮本文昭)
3 ボサ・ノヴァ・オン”G”(バッハ:G線上のアリア)
4 イパネマの娘(アントニオ・カルロス・ジョビン)
5 おもいでの夏(ミシェル・ルグラン)
6 回転木馬(サティ:きみがほしい)
7 ヴォカリーズ(ラフマニノフ)
8 ジムノペディ(サティ)
9 ボヘミアン・ダンス(ドビュッシー:ボヘミア舞曲)
10 リトル・ファンシー(竹内淳:コパキラ)
11 ミスティ・ブリーズ(エックレス:ヴァイオリン・ソナタ)
12 エレジー(フォーレ)
13 ノクターン(ショパン:ノクターンOp.55-1)
14 亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)
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異色の絶妙 GIULIA'S THURSDAYS / John Taylor

2012-05-15 22:29:21 | 聞いてますCDいいと思う


ジョン・テーラーは昔からあまり聴いてこなかったけれど、CAMから2008年にでた「whirlpool」は青磁のの器をながめるような静けさと深さを持ったアルバムだった。
同じCAMから同じメンバーのアルバムが出たのを知ってすぐ買ってきたけれど、よく見ると2006年の録音でちょっととまどった。
でもCAMのwhirlpoolは2005年の録音だから、順番が違うわけではないので、ちょっとだけ残念なだけだけれど、この組み合わせを聞ける方がよっぽど良い。

1曲目、ちょっと優雅にはじまって、前作とは感じが違う展開です。
2曲目になると、哀愁ありのメロディ、これは映画「イタリア式離婚狂想曲」のテーマ曲、このアルバムほとんどカルロ・ルスティケッリというイタリア映画音楽界の巨匠の曲を演奏したものです。
ですから1曲目は「バクダットの盗賊」5曲目は「祖国はだれのものぞ」7曲目は「クレオパトラの息子」という映画のテーマですから、映画内容があるので曲調は微妙に異なりますが、そこは大きなイタリア映画の枠があって基調はあるのです。
3曲目が「ローマの恋」で4曲目は2曲目と同じ映画、甘いメロディは一寸人工甘味料を加えたような感じ、これは悪い意味でないのです。自然な甘さをただただ賞賛する甘さの世界ですが、こちらは意識した甘さ、イタリア映画音楽のもっている作為的な曲になるのです。
6曲目、これは知ったメロディで「誘惑されて棄てられて」古い映画だから見立てはいないけれど、音楽は知っている。

このルスティケッリの作為ある曲を、ジョン・テーラーに弾かせることの絶妙、前作と間をあけて出されたこともわかるような気がする。
内容を見れば、このアルバムはテーラーにとって異色としか言いようがないけれど、聴いているうちにはまってしまった。

GIULIA'S THURSDAYS / John Taylor

John Taylor(p)
Palle Danielsson(b)
Martin France(ds)

1. Titoli-Main Titles
2. Canto D’amore
3. Un Amore a Roma
4. Marcia Funebre
5. Tarantella della Liberazione
6. L’onuri di L’ascaluni
7. Guerresco ed Elegiaco
8. I Giovedi della Signora Giulia
9. Partons Partons


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私が出会った殺人者たち 佐木隆三 著 秋葉原事件 中島岳志 著

2012-05-14 22:12:48 | 


私が出会った殺人者たち 佐木隆三 著 秋葉原事件 中島岳志 著

佐木隆三の書いた小説「復讐するは我にあり」や事件を題材にしたリポートを昔は随分読んでいた。
新刊でそれらの殺人者の事を書いてあるものが出たので図書館でかりてみた。
第1章が『復讐するは我にあり』の西口彰、2章が『曠野へ 死刑囚の手記から』の川辺敏幸、その後『千葉大女医殺人事件』や『別府三億縁保険金殺人事件』『和歌山カレー事件』などの犯人が続いていて、内容としては事件の裁判を傍聴していた時の感想や取材の時の話など事が書かれている。
短く18人と多くの殺人者をかいているので、散漫になるところはあるが、思った事が二つある。
一つは『オウム真理教事件の松本智津夫に対しての記述で「二十七人を死にいたらしめて、多くに弟子たちに謝った行為をとらせた責任者は、自身の命を差し出すことでしか償えない。その執行の早期実現を願っていることを明記しておく。」と書かれているが私もそう思う。
もう一つは『大阪池田小大量殺人事件』の宅間守のことであるが、世の報道では裁判でも居直って反省がまるでなかったように伝わったと覚えているが、良心の呵責に悩んでいたことが示されていたので、これはすこし救いになった。

その勢いでもう一つ理解できない事件、中島岳志 著『秋葉原事件』を読んでみた。



加藤智大というのが殺人者の名前だけれど、何とも気が弱いような、良く犯人を理解できない。
著者に言わせると、そのわからないところを、よく考えて理解していくことが必要だそうです。
とても短絡した行動は優柔不断な私とはまるで違うのだけれど、この母親は時が違ったら、同じような事をしたのではと思うキレ方をしていて、そこに犯人の不幸の一部はあるみたいです。


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卒業おめでとう

2012-05-13 17:42:12 | その他
今日は息子1の卒業式だそうです。
申し込むと参列できたそうですが一寸離れたところなのであきらめました。



短い時間でしたが素晴らしい経験をつませていただいたところは一生の思い出になるでしょう。

結構いろいろな国の人があつまったスクールですので、式に参加できない人々の為にネットで式を中継するそうです。

保存できないかとソフトを昨日買ってきましたがうまくいくかどうか。
それに時間も夜中の2時半なのが問題です。

でもその前に根津神社にいってきました。。



ここが目的ではなく、ここのすぐ目の前にある病院へ行ったのだけれど、高校からの親友が3度目の入院でかなり厳しい状況になっているのでお見舞いでした。



隣なので友を宜しくとお参りしたのです。
その後、年老いた母親もお見舞い、今日は母の日でした。

東京の北のほうから、神奈川の南のほうまで走ったけれど、これから早い夕食をして、夜中に備えなければ。

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時代は変わる 2 JAZZRADIO

2012-05-11 22:34:25 | その他
JAZZを聞き始めた昔々、月の小遣いで1枚か2枚Lレコードをかうのがやっとだったから、もっぱらラジオに頼っていた。
NHK・FMではゴールデン・ジャズ・フラシュという番組をやっていてDJは本多俊夫だった。では油井正一があすぺくと・イン・ジャズという番組をやっていた。
これだけではたりなかったのでFENのJAZZ番組をきいていたけれど、こちらはブラインド・ホールド・テストみたいだった。

ラジオをずいぶん前に聴かなくなったけれど、最近若い人のアルバムでラジオというタイトルが幾つかでたから、ラジオは今でも大切なソースなのかもしれない。
そしてラジオかどうか解らないけれど、まさにジャズ・ラジオを最近利用している。



36ものジャンル分けされたジャズが一日中ながれているネットサイトがある。

http://www.jazzradio.com/

Bassとかの楽器ごとと演奏スタイルなどに分かれていて、聴いているのはBass JazzとSaxophone JazzそれにStrait AhedとCurrent Jazzでつけっぱなしにしてほかのことをしているのだけれど、これが昔のフェンみたいで、ブラインド・ホールド・テストみたいでちょっとおかしい。

ほとんどあたらないんだけどね。

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時代は変わる 1 / YUSEF LATEEF THE CLASEC ALBAMS

2012-05-10 22:53:20 | 聞いてますCDいいと思う


キースのコンサート前にちょっとショップにいって見ていたら、とてもやすいけれど、聴いてみたいアルバムが並んでいる。
UKのMusic Melonというレーベルが出しているもので、著作権のきれた作品をCDにカップリングしているもので、アルバムそのまんまを収録しているのが良い。
アルバムがリリースされた時期はまだジャズとは無縁だったので、ほとんど持っていなしし、幾つか欲しくなってしまいました。ジャズ・メッセンジャーズなんて結局持っていないし、アート・ファーマーなんかも欲しくなって手にもって歩いたけれど、まてまてファーマーは2枚持っている。というのでアート・ブレーキーも棚に返して、3枚組1セット、890円で買ってきた。
それがこのアルバム、ユーゼフ・ラテーフは昔からかなり良いと思っていたから、新しいアルバムはかったけれど、古い奴は知らないのが、6枚もセットになっている。
セットになっているのは次の6枚


JAZZ MOOD 1957


THE DREAMER 1959


CRY TENDER 1959


THE FABRIC OF JAZZ 1959


THE CENAUR 6 THE PHOENIX 1961


EASTERN SOUNDS 1961

これで890円だからちょっと興奮状態になりますね。

このシリーズほかにも100近いタイトルがあって、マイルスやエバンスなんかはほかにもやすいものがあるでしょうが、クラークテリーとかカーティス・フラー、ソニー・ステットなんかうれしくなります。
ステットは8枚、ハンク・モーブレーなんか9枚で1000円以下ですから、こんなの月一で楽しんでいく手があります。
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プールには行かなくなったけど2

2012-05-09 23:36:00 | その他
前はプールに通っていて、今よりかだいぶすっきりした体型だったけれどこの頃はだいぶ太ってきてオクサンからあきれられている。
荷物がとどくかれねといわれて届いたのがこれ、超有名なこれで、2百万台の販売といううちの一つです。



一分やればよいということですが、日になんどかコキコキすると良いかもしれません。
甥っ子がいらないと言うのでいただいてきたのはこちら、これもかなり有名で乗っかていればよいらしい。



こちらは15分がサイクルらしいけれど、姿勢良くのるのでこれもまんざらでもない。
TVをみていればよいので続くかもしれない。

それでもつかれたら、これでぐりぐりすると気持ち良いらしい。



どれもオクサンが集めてくれたものだけれど、結果が出たら報告します。

是非報告したい。

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プールへ行かなくなったけど 1 On Air / Benjamin Moussay

2012-05-08 22:49:46 | 聞いてますCDいいと思う


ずいぶん以前に聞いてとても良いと思ったアルバム「Seimming pool」のピアニストベンジャミン・モウゼイの新作が出ているのは知っていましたが、検索するとMP3の販売ばかり、そちらはまだ手を染めるつもりがないので残念とおもいながらずいぶん経った後手にはいりました。

メンバーはプールと一緒で、当時から素晴らしいコンビネーションだったのでとても嬉しい。
1曲目ダイナミックな広がりをもって始まる曲はプログレス・ロックの様相でこのグループの特徴が前作よりまとまっている感じです。
2曲目、今度のアルバムはすべてモウゼイのオリジナル、曲が変化しながら展開します。
3曲目、フェンダーにシンセをかぶせて、強いリズムをバックに憂いあるメロディ、3人が絡み合ってダイナミックな情景を作っていくところはE・S・Tの子供たち(TINGVALL・TRIOやCHAT NOIR,FORMAT A TROIS)の一角です。
4曲目、ベースとピアノのユニゾンからのメロディ、映像的な流れはまるで映像、それもドキュメント風をベースにしたサスペンス、予期せぬ後の逃亡の始まりを俯瞰しているような雰囲気です。
7曲目、アルコのベースとピアノのでだし、このように曲調をゆったりとして、バンドの感じを変えないのはモウゼイの持ち味でしょう。
9曲目、新しいJAZZトリオのバラッドという感じでゆったりとした、ですからもちろんキースがその前にあるのですね。

前作ははフレンチ・ポップスが流れているような世界で面白い雰囲気をつくっていたけれど、今回はもっと発展させて、E・S・Tの後、グループサウンドにどのような音楽をやっていくかを突き詰めるようなアルバムになっているように感じです。

プールにはずいぶんお世話になったけれど、いまは行かなくなってしまった。これもタイミングだったけれど、実際には体重が増えだしていて、オクサンはどうゆうつもりだと言うし、夏物をだしてみたら、困った状態になっている。

どうしたらいいんだろうね。

On Air / Benjamin Moussay

Benjamin Moussay (p,syn)
Arnault Cuisinier (b)
Eric Echampard(ds)
2010年作品

1.Momentum
2.Domino Effect
3.On Air
4.Strawberry Ripple / Liz
5.Light Up
6.Hopalong
7.Mood
8.Birds Of Desire
9.Stephanie Smiles
10.Don’t Wake Me Up!
11.Milo
12.His Master’s Voice
13.Echoes
14.Vortex

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