JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

時空を飛び越えて Swiss Air / Sadao Watanabe

2014-03-18 17:14:07 | 聞いてますCDおすすめ


古いアルバムがお安く出ているので、時々てが出なかったものを買っているけれど、これは知らなかった。渡辺貞夫はできる限り聞くようにしている。これは1975年モントルー・ジャズ・フェスに出演したライブの模様でした。
1曲目より疾走というのがピッタリなアルト、昨年もライヴを見たけれどそのアルトを3割がた音を多くした感じです。
39年の時間を飛び越えてきた感じはジャケからのイメージ付けだけではありません。
1,2曲はナベサダが採譜したトラディショナルで3,4がナベサダのオリジナル、このオリジナルあの演奏が凄い。
久しぶりにそソプラニーノも聴いた。4曲目久しぶりの本田竹曠、最後までこけずに聞いているこっちが緊張してしまうソロこれもまた凄い。

ショップでこうゆう出会いができるのもありがたい。39年の時空を飛び越えた。

チューリップを二ハチ植えて広口の方は順調に伸びてきたけれど、深いハチの方はまるででてこなかった。



それがやっとでたのでホッとしている。





Swiss Air / Sadao Watanabe

渡辺貞夫 (as,fl,sn)
本田竹曠(p)
河上修 (b)
守新治 (ds)
Recorded Live Jul.18, 1975 at Montreux Jazz Festival , Switzerland

1. MASAI STEPPE
2. TANZANIA E
3. SWAY
4. WAY
5. PAGAMOYO
コメント (8)
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謎の独立国家 ソマリランド  高野秀行 著

2014-03-15 17:46:49 | 


謎の独立国家 ソマリランド  高野秀行 著

そして海賊国家プラトランドと戦国南部ソマリア

スティーヴ・キングの大長編を図書館の期限内に読み切ることをあきらめて文庫本を読み始めたら3冊目になってどうもページが進まない。硬質な文体と内容も上手く受け入れられない。一寸困ったなとおもっていたら読みたくて予約して1年近くも待った本がまた2冊同時に順番になってしまった。

なんて間が悪いのだろうと呪いながらも2冊とも捨てられないのでまずは1ッ冊、とりあえず頑張って読むことにした。
それがこの本、500ページ以上だからきつい300ページぐらいでいいのに。

著者の高野氏は早大探検部の出身で昔からのファンだけれど、私にとってはマイク・ノックの義理の弟としての位置づけの方が強くなった。この人の本は基本的には借りて読むこちのしているのだ。

アフリカにソマリランドという国があるらしい。危ない国ソマリアはしっていたけれど、どうやらとても危険の少ない国のようでそこら辺を理解するために高野氏はこの国に行きこの本になった。

でも読みたいのはもう一冊の方が上だから留め置き期限で残念ながらこの本は断念、ちょっとだけソマリランドがわかった程度、そのちょっとだけ。

それにしても、思ったことは何でも瞬時に言わないと気が済まず、しかも口に出せば一瞬で満足するようだ。

ソマリ人の傲慢さ、荒っぽさ、エゴイストぶりは、思考と行動の極端なまでの速さや社会の自由さと同根であることに私たちは築いていた。
ソマリ人は根っからの遊牧民なのだ。稲や小麦が育つのを辛抱強く待つ農民とちがい、半砂漠に暮らす遊牧民は乏しい草と水が今どこにあるか、瞬時に判断して家畜をつれて移動しなければならない。基本的に一人か一家族で動くから、自分が主張しなければ誰も守ってくれない。
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屈託のない笑顔を感じて Southern Comfort / Regina Carter

2014-03-14 21:47:13 | 聞いてますCDいいと思う


レジーナ・カーターのヴァイオリンはケニー・バロンと一緒のアルバムが良かったから時々拾っている。
ショップで新しいアルバムがあったので、試聴してみたら、かなりジャズの雰囲気とはちがっていてあれれと驚いた。何曲か聞聴きながらケースをひっくり返すとこの写真がありました。



何とも屈託のない、無垢で朗らかな顔、演りたかったもしくは作りたかったアルバムを作り終えた満足、安らぎがにじみ出た顔ではありませんか、このような顔が出来た演奏が悪いはずがない、個性が強い曲のあつまりのようですが迷いなく買いました。

1曲目、ブルーグラスで弾かれるようなギターのアルペジオにバイオリンが繰り返すメロディ、タイトルは“炭鉱労働者の子”というトラディショナル、まさに南部のわが身を歌っているよう曲なのでしょう。
2曲目はブルース色を強めてそこに少しロックが入る短めな演奏、もう少し聞きたい。
3曲目はカントリー調の曲。
4曲目はケジャというか、普段あまり聴かない音楽ですが、ここまでアルバムで主張さあれると気持ちが良い。
ジャケを開けばこの写真



カーターの両親のウエディングの写真、両方の祖父母までうつった彼女の大切な人たち。



こうやって系図みたいにそのまた両親まで、おばあちゃんやお母さんが好きだった曲を演奏したのでしょうね。



5曲目Dennie Mcgeeという人が作曲したケジャの感じがもっと強くなった曲、なんか島唄を聴いているような気になります。
6曲目、ギターでゆったりと南部の平原をみるような曲調で1コーラス、次にアコーデオンがゆったりと1コーラス、そしてバイオリンも同じメロディを1コーラスとそれぞれ弾いて、やがて3人の楽器が一つに融けあっていく、なんともやさしくなる演奏、曲名は“I'm Going Home”。
次はハンク・ウイリアムスの曲で、カントリーにジャズ・ロックが少し入った演奏。
11曲目は60年後半から70年にかけてのフラワー・サウンドが一寸入って懐かしい感じでだけれどタイトルからは悲し時の曲、隠されたようのだれがうたったのか女性ヴォーカルで締まります。

そしてもう一度カーターの笑顔をみれば、両親、祖母につながる心の流れを表現できた安らかな顔があるのです。

まさにアルバムタイトル「南部の安らぎ」です。

私、こっちでも安らぎます。









Southern Comfort / Regina Carter

Regina Carter – violin
Marvin Sewell – guitar
Will Holshouser – accordion
Jesse Murphy – bass
Alvester Garnett – drums

1. Miner's Child
2. Trampin'
3. Hickory Wind
4. Shoo-Rye
5. Blues de Basile
6. I'm Going Home
7. Honky Tonkin'
8. Cornbread Crumbled in Gravy
9. See See Rider
10. I Moaned and I Moaned
11. Death Have Mercy/Breakaway
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人類資金  福井 晴敏著

2014-03-13 21:33:24 | 






図書館の順番がいっぺんに回ってきたスティーヴン・キングの本はまさにステーヴン・キングなのでわかった気になって、じゃなくて期限内完読はあっさりあきらめた。
そこで読む本がないので、ショップで映画で公開されたのがならんでいるので買うことにした。
かなり薄い1巻をもってレジにいくと250円(税別)というので、そんなに安いのなら2巻も買っちゃおうと引き返してもっていくとそっちは500円だった。
文庫1冊のページ数が193ページぐらいで薄くてどうやら小分けにしてだしているようで6巻ならんでいた。全部で7巻になるようで、そうなると全部で3250円になるのだろう。
200ページが500円はページ単価として高いのか安いのかは解らないけれど、ちょっとあざとい感じがしないでもない。

作者の福井晴敏氏は「亡国のイージス」で悪い思い出はないけれど、これが二つ目の出会い、さて7冊までいくかどうか。
内容は“M資金”を題材にしているようで、これ好きな題材です。
250円(税別)の1巻は独特の硬い文体に一寸とっつきにくいけれど、状況説明が終わってことがうごきだすと面白くなってくるというところで192ページが終了、どうやら2巻目からが本題のようで、続きはどうするか2巻で決めようということは、750円(税別)でとりあえず判定できるのだから、まあこの売り方も良いか。

講談社もいろいろ努力しているんだとおもったら、新潮社もステーヴン・キングの「グリーン・マイル」でこの手をつかっていたなと思い出した。

で2冊を読み終わって一寸場面を引っ張り過ぎなところはあるけれど面白いか、つづけて3冊目もかったからこれは最後までいくか。でも最後のだけ7月というのは調子くるってしまう。

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ライブの余韻 FACE TO FACE PASCAL SCHUMACHER & JEF NEVE

2014-03-12 21:32:40 | 聞いてますCDおすすめ


招待券が当たってパスカル・シューマッハとジェフ・ニーヴのコットン・クラブでのライヴをみて良かったけれど、そのあたりを呼んだのがこのアルバム、ショップでみていたら、ニーヴの新しいアルバムがあるので買ったものです。
でも録音日は2009年9月だから、来日を記念して出たアルバムなのでしょう。
予習にきいたけれど、今日は復習で聴いています。

ライヴではセットの最後に演奏した曲からで一寸硬質なピアノとヴァイブでストラクチュアルな世界をつくります。
2曲目、ライヴでもみたけれど4本マレットでG・バートンの音の構成に似ているのは私的には好きなところです。
3曲目はライヴでは聞かなかった幻想的でミステリアスな寓話のような感じです。
4曲目これもライブで見なかった曲戸いうことは2曲目から4曲目は1stで演奏されたのだあろう。
シューマッハという人、なかなか良い曲を書きます。曲の途中ではライヴでも使ったグロッケンを使います。どちらもYAMAHAだったけれど持ってきたのかしら。
5曲目はライヴで最初に演奏された曲、これはやはりMJQの感じで始まります。
6曲目、これもきれいな曲、デュオで互いに深く入っていくような演奏、これ良い。
7曲目は一寸激しえんそうで9曲目はライヴできかなかったけれど、5曲目以降が2ndですべて演奏された連なり。

このCDの解説に、「ライヴ後本作を手にとられた方は、ライヴの余韻を楽しめる作品となるだろう」と書かれているけれど、確かに余韻が楽しいというか、すんなりと入ってくるようになってお薦めの域に入りました。
サイン入りのアルバムになりました。



ACE TO FACE PASCAL SCHUMACHER & JEF NEVE

Jef Neve piano
Pascal Schumacher vibraphone glockenspiel


1. Wonderworld
2. I've Found Him
3. Little Spider
4. Dreamlike Space
5. Together at Last
6. Ancil
7. Almalyk
8. Cirrus
9. Araignée
10 Hackensack
11 Hallucinations
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パスカル・シューマッハ&ジェフ・ニーヴ ライヴ アット コットン・クラブ 2014 3 10

2014-03-11 20:35:19 | サポート中、ライブ
ジェフ・ニーヴは結構コットン・クラブにきているけれど行ったことはありません。
ショップでアルバムをみていたら、知らないジェフ・ニーヴのアルバムが並んでいたので購入した。3枚買ったらばなんだか引換券みたいなものをくれた。一階で交換してくださいというので券をわたすとくじをひくそうで、赤い玉が当たり。
箱の中に手を入れて、一度選んだけれど考え直して別の玉を弾きだしてらこれが赤玉、当たりだそうです。
封筒をくれたのでみてみると、なんとコットン・クラブの招待券でした。



どうやらジェフ・ニーヴの来日記念盤のアルバムが特権付きだったようで、その公演が翌日、ということで神様に呼ばれたようで行ってきました。



10日11日の二日間公演、初日の2ndに行きました。ジェフ・ニーヴを知っていたり、好きだという人は少ないとおもうのだけれど、どれぐらい埋まるのでしょう、今回はヴァイブのパスカル・シューマッハという人とのデュオで私この人まるで知りませんでした。機能は予習をしておきました。



ニーヴだから2ndは7:30ごろに行けばいいのかなと25分にいくと待っているのは一人だけで予想の通り、すぐ後に2人きたからまあいいかってこっちは招待だからスミマセンという感じです。
30分には中に入って45分だいぶ大きな拍手が聞こえるから、結構良い1stだったのだろう。
8時10分前だけれど待っている人は7人、やはり知名度はかなり低いのか、逆にこれを聴きに来る人は結構凄いと思う。
9時スタートだけれど8時にはいって席は一番前、一人だから相席向かいは若い女の子。なんか緊張しているようで、なんでニーヴなのって気になって声をかけてしまいました。学生さんでYuotubeで聴いてよかったからだそうで、何とも頼もしい。アルト・サックスを演っているそうで、blog宣伝してしまいました。



2nd

9時ぴったりに二人が登場、ニーヴって結構小柄なんだというのが第一印象ではかわいそうか。

1 Together at Last (Jef Neve)

MJQを一寸思わせるスタートで始まって、徐々に熱をもってくると、この二つの鍵盤楽器がひとつの音世界になって区別が必要なくなってくる感じ、凄いです。

2 Almalyk (P・Scumacher)

4本マレットはバートンとはちょっと違った音の出し方ですがテクがあるのは同じ、4本で自在にハーモニーをつくっています。広がりの大きな音世界をつくるというか鍵盤と打楽器の魅力をはっきりと示します。

3 Cirrus (B・Hutcherson)

邦楽の打楽器みたいに始まるフリーインプロ調の流れはB・ハチャーソンの曲、この人がアイドルなのでしょうか。コットン・クラブが静寂につつまれて、聞き入っているという感じでとても良い観客です。やっぱりG・バートンの影響も聞こえます。

4 Hallucinations (B・Powell)

パウエルの曲はニーヴが気持ちよく弾きまくりました。


5 Ancil (P・Scumacher)

ヴァイブのソロから、このライヴ6割から7割がたがヴァイヴの存在感が占めていると感じるのはそっちを中心にきいているからかもしれません。幻想的なソロもバートンに似ている、続いてニーヴのソロが折り返し。

6 Hackensack (T・Monk)

モンクの曲ってヴァイブに合っている、ピアノがハーモニーを付けてヴァイヴが打楽器的シングルトーンで弾くとこれはモンクだねとなる。

7 Wonderworld (J・Nive & P・Scumacher)

最後は二人の共作、展開の大きな演奏、どちらかというと耳はヴァイヴに行ってしまったけれど、それが正解のようなデュオであった。

アンコール Sentimental Mood

ピアノのソロで初めてテーマはヴァイブ、オーソドックスな演奏に聞こえるけれど、スタンダードを演奏する意味合いということが解るような演奏で終了。

2ndは終了するとサイン会があるのでまたまた持って行った5枚にサインしてもらいました。デヴュー作も持っていたからとても喜んでくれた。
と向かいに座っていた女の子もアルバムを買ってサインをもらいに来た。えらいえらい。

アヴィシャイの時と同じように写真を取らしてもらってご招待は終了でした。









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長いころのキース Concerts:Bregenz and München / Keith Jarrett   

2014-03-09 16:34:54 | 聞いてますCDいいと思う


キース・ジャレットの勉強をしたので少し理解が深まったかもしれませが、キース・ジャレットの頭の中までは解りませんでした。
このCD、スタンダーズ・トリオを結成する前のそしてスタンダーズに一番近い時期1981年の録音です。
家の近くのレンタル・ショップにはありませんでしたが、遠くにでかけたショップの新譜のところにありましたので借りてきました。
キースの昔を特に改めて聞こうとは思いませんので買いませんでしたが、200円ぐらいで3枚きけるのでこれは得しました。



1曲の演奏時間が長かったころのソロは久しぶりにきいたので、ソロに対しての変化がはっきりとしました。
5月のソロはたぶん変化にとんだ曲を並べる最近のソロ形態になるだろうけれど、ケースも年取ったけれど、こちらも年とっているので長いのよりか短い方がこちらは楽です。

若い人は長いのからスタートしましょう。

ってたいした感想もかきませんでしたがキースはキースです。

Keith Jarrett PIANO

1. ブレゲンツ パートI
2. ブレゲンツ パートII
3. アンタイトルド
4. ハートランド

1. ミュンヘン パートI
2. ミュンヘン パートII

1. ミュンヘン パートIII
2. ミュンヘン パートIV
3. ペイント・マイ・ハート・レッド
4. ハートランド
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定期的にJacoを  BEST IMPROVISATION / JACO PASTORIUS

2014-03-07 21:09:22 | 聞いてますCDいいと思う


Jacoをこの頃聞かないなと思ったので、レンタルで持っていないアルバムを借りてみた。
晩年の演奏からのオムニバスで、ばらつきの多いJacoとしてはいいかもしれないと思う。best improvizationとあるからいいところ集めかとおもったらいくつかのアルバムからのコンピだった。
4枚のアルバムから8曲を編集しているけれど、そのうち2枚はもっていて、もう一枚も持っているはずだったけれど見つからない、ということで半分はもう一度聞くことなのでまあいいか。
持っているアルバムは「live in italy」と「honestly」で1,3,4,6がそれで2,5,7は「stuttgart aria」で持っていると思ったけれど勘違い見たい、8の「heavy'n jazz」はもっていないからいいか。

ということで勘違いの「stuttgart aria」は今度初めてきいているわけでlive Italyも含めてBireli Lagreneとのツアーはいいと思っているのでこれは聞いたつもりだったのが修正されてよかった。
でもこの中では「live in italy」が一番いいわけで、「live in italy」一枚を続けて聞く方がまとまりもあって良いというのが結論になってしまう。
でも機会があるたびにjacoを聞くことは、残された音楽を確認する意味で大切だと思います。

皆さん期間を決めてjacoを聞きましょう。


BEST IMPROVISATION / JACO PASTORIUS

Jaco Pastorius(b,p,viola)
Jan Jankeje(synth)
Wladislaw Sendecki(key)
Bireli Lagrene(g)
Peter Lubke(ds)
Thomas Boricz(ds)
Serge Bringolf(per)
Rec.Mar〜Dec.1986.

1.Teen Town
2.Donna Lee
3.Black Market
4.Continuum
5.Stuttgart Aria,No.2
6.Honestly,Pt.5
7.Teresa
8.Broad Way Blues



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この世の外に クラブ進駐軍

2014-03-06 21:07:02 | 映画


見たいと思っていたけれど近場のレンタルショップにはなかったので遠くまで行って借りてきたDVDの二つ目。

南方の島で敗残兵だった萩原聖人は帰国後進駐軍のクラブでテナーを吹くようになる。先輩の松岡俊介のベースや村上淳のピアノ、最初はインチキで入ったオダギリ・ジョーのドラムスなどで「ラッキー・ストライカーズ」を結成し進駐軍のクラブ「EMクラブ」で演奏するようになる。

終戦直後の混乱の時代に活きる人々が丁寧なセットのなかで描かれています。
これが懐かしく見る人とまるで知らないという感じで見る人では随分と感想がちがうのでしょうね。
もちろん私は良く知りません。

ストーリー的にはジャズに真摯な米兵テナー奏者と萩原聖人との反目と氷解を縦糸に、ですからジャズに関してはかなりまじな演奏が聞けて楽しい。



実際にはだれがアテレコしているのか解りませんが、進駐軍クラブにお世話になったというか活躍していた人たちがどこかで一堂にコンサートしている場面がエンドロールで流れますが、これもう少し見たかったと思うひといるでしょうね。

どちらにしても二つ観ることできてホッとしました。
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シヴィレル~~ !  IMPRESSIONS / CHRIS BOTTI

2014-03-05 20:31:38 | 聞いてますCDおすすめ


たまたま借りたクリス・ボッティのアルバムがとても印象が良かったので、レンタル屋さんで一番あたらしいだろうアルバムを借りてきた。
2012年にリリースされてグラミー賞も取ったアルバムらしい。

オケが静かに広がり始めると、そこに静かに入ってくるボッティの音色はゆったりした好きな音です。曲はショパンの前奏曲クラシックですがペットの音の出し方はジャズで、とてもうまく組み合わさっています。
2曲目はベルディの歌曲、ナイロン弦をバックにこれもゆったりと初めて実に良い。アンドレア・ボチェッリが朗々と美声で歌うのもピッタリな演奏です。
3曲目は“アランフェス”たぶんマイルスへのトリヴュートだろうと思います。
4曲目は知っているM・ジャクソンの曲をミュートで。これもミュートの音を上手く生かして、あの姿でふいているんだからシヴィレル~~。
5曲目はヴィンス・ギルという人がカントリーの香りのふくんだヴォーカル、ジャンルにこだわらないで合ったゲストをつれてきて、ボッティってきっとお金がたくさんアルノネ。
だから6曲目はゲストはハービー・ハンコック、これもマイルスつながりじゃないかしら。曲は“Tango Suite”というハンコックとボッティの共作。
8曲目は大好きなピアソラの“オブリヴィオン”キョロライン・キャンベルのバイオリンの音にはうっとりしちゃうし、ピアノをひているのはジェフリー・キーザーだって、キャハ。

もういい、たまらないお金があって、この容姿で、この演奏。

もう シヴィレル~~ !



始めて絵文字なるものをつかった フゥ~。



IMPRESSIONS / CHRIS BOTTI

1 Prelude No. 20 in C Minor
2 Per Te (For You)
3 En Aranjuez con Tu Amor
4 You Are Not Alone
5 Losing You
6 Tango Suite
7 Setembro
8 Oblivion
9 Sevdah
10 Summertime
11 Contigo En La Distancia See All 2
12 Over the Rainbow
13 What a Wonderful World
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