図書館で借りていたディヴァーは無事読み終わったので、返却のときに何気に借りた本。
クラシックのことはほとんど知らないけれど、ここのところ聴く機会が増えているし、表紙には「ここにもあそこにも、あんなバカこんなバカ、クラシックの世界にはバカがいっぱい!」だって。
これは面白そう、私の味方みたいな本かもしれません。
もちろん100のバカについて書かれている本で、これがそんなことまで書いていいのかと思うほど過激、ジャズじゃこうまで具体的に書いている人はいなかったと思う。
で気に入ったタイトルをいくつか
・演奏の途中でメモをとるバカ
って2番目のバカになっているけれど、何と私がそうです。各ライブ会場でメモとっている。確かに何度か気にされたけれど、それはどんな人って感じでした。ここに書いてあるようにボールペンのノックをカチカチいわせたりはしていません。足の間に挟んで押したりして音が漏れないようにしています。
・音楽評論家になりたがるバカ
・楽譜がよめない言って卑下するバカ
・日本のオーケストラが欧州並みの技量だと吹聴するバカ
こんなにあからさまに書いて良いのかと逆に心配になる。
・尊大な態度をとりたがるバカなクラシック・ファン
この音楽業界で、どのジャンルのファンが最も嫌われ、恐れられているかわかりますか? それは間違いなくクラシック・ファンである。一言でいうと、暗く陰湿であり、態度も尊大なのだ。
何とも気持ちがいい表現です。
・イの一番に拍手したがるバカ
日々開催されている演奏会でも、オリンピック並みに過熱している競技がる。それは〈拍手早だし選手権大会である。
私も一つ付け加えたいことがある。
・演奏に合わせて足でリズムをとるバカ
これ絶対に止めて欲しい。合ってないのだ。首ふるくらいなら許すが、絶対に足をふむな。床はつながっているのだ。