週刊文春やこのミスや本屋大賞で1位をとって凄い評判の小説は、どこかの合間で必ず読もうと思っていました。
丁度図書館予約本に間があるので、読んでみました。(って順番が急に進んで次のが2冊重なりそう)
なんか猟奇小説みたいに進むのは一寸つらいけれど、確かにすぐれたミステリーだ。章立ても見事に必要で、読者の想像を覆していくことも見事、エーと声が上がった26人の合作小説とは真逆のエーという正解の声が上がります。
最終章が説明調になってしまうのは一寸残念だけれどこれも最後に持っていく手練なのでしょう。
ネタは絶対感じさせてもいけないけれど、読後この出だしのうまさに気が付きました。そして悲しい。
ということでその出だしのところ
アレックスはその店で過ごす時間が楽しくてたまらなかった。