猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

入院日記 - 2 -

2011年06月01日 21時51分05秒 | 難病になっちゃいました

           ↑ 以前の入院では牛肉など出なかったが。


5月某日 8日目 (快晴・暑し)
保険屋さん来院予定有り
午後教授回診予定
18時~シャワー予定

BSの6チャンネルで男子ゴルフ「とおとうみ浜松オープン」を連日5時間生中継しているので遼君を見る。
明日もあさっても、しあさっても見るぞ。

午後の教授回診(白い巨塔の20~30人ぞろぞろ引き連れて来るやつね)にて、教授に
「ナンだ軽いじゃない」
と言われてしまった…。
珍しい難病指定の子が入ったというので期待させてしまったかも。
担当の医師が「いえだいぶ良くなりましてここら辺とか~」
と説明するが、あっさり
「もう少し同じ量の薬で、それから減らしていきますか」
と2分もたたずに退場して行きました。(笑)


5月某日 9日目 (快晴)
昼間は男子ゴルフ「とおとうみ浜松オープン」をずっと見る。
5時間もじっくり見ていると、自分がゴルフ場にいるような気になる。
初めて開催の大会で、地元とプロが一緒になって手作りの運営をしているらしい。
ボランティアの皆様も一生懸命で微笑ましい。

後は猫のように今一番気持ちの良い場所を探してうろうろする。
やはり今の季節は屋上が良いようだ。


5月某日 10日目 (大快晴)
9時30分~「とおとうみ浜松オープン」を見る予定
17時~シャワー予定

6人部屋の同室には、病気、怪我、いろいろな人が入院している。
二泊だけで遠い老人施設へ搬送されていったおばあちゃん。
交通事故で両足骨折の70台の女性。
やはり交通事故らしい、全身に怪我と後遺症の残る22歳の色白のオリーブみたいな女の子。
不憫に思うのか、毎日来てべたべたに甘やかすオリーブの両親と妹。
全身ガンで体中に手術跡が有り、内臓のほとんどの部位を取りながら、尚パワフルな下町の女社長。
何の病気か端のベッドでいつもカーテンを引き、沈黙を守る中年女性。

治療が軽く済みそうなので言えることだが…。
自分は幸せだと思う。
入院は出来るならしたくはないが、良い人生経験が出来る機会でもある。


5月某日 11日目 (晴~くもり~雨~くもり~晴れと目まぐるしい)
11時30分~「とおとうみ浜松オープン」を見る予定
17時~シャワー予定

口の中が改善されてきたので、ちゃんと歯が磨けるようになったのが嬉しい。


さて、
日本のお役所というのは時々考えられないようなことを言って来る。
去年だんなが亡くなって車を手放すことになり、ディーラーに頼んだところ、陸運局から財産権の確認で上下の戸籍を求められた。
中古で40万ほどの売値だし半分は私が出したのだから半分の割合だが、まあそれはルールとしてしょうがない。
我々には子供がいないので下はだんなの死亡証明でよいが、親以上はおじいさんまで出せと言う。
おいおい、だんなは末っ子、父母とも亡く、父親は明治生まれである。
その親といったら 江戸 に近いぞ。
生きていたらどう考えても130歳前後のご長寿ホルダーである。(笑)
それでも死亡が確認できる書類を出せと言う。
幸い、「佐吉さん」という だんな のおじいちゃんは、だんなと同じ本籍地に住んでいたのでそこの区役所で戸籍が取れた。
今住んでいる区とは違うが、同じ都内で済んでよかった。
これが当人やその子(だんなの父親)が地方から出てきた人なら、またそちらの役所に問い合わせたり郵送願いなどしなくてはならず面倒な事だった。


今回私の病気は症状がまだ軽いとはいえ難病指定となっている。
病名がなかなか突き止められないのと、治療が長引くとか、薬のコントロールが難しいとかでそうなっているのかと思うのだが。
指定があると治療費の補助が出るのはありがたい。

例によってさまざまな書類を揃え、

 当人 
が役所の窓口にて申請しないといけない。
申請以前は病名がわかっていても、治療が始まっていても一切補助は出ないそうだ。
現在担当医師に書類を揃えてもらっているところだが、同時に病院にカンヅメで治療中の身である。
病院の書類が揃っても、投薬のため免疫力が落ちた体で、この暑いのにマスクをかぶり、人ごみを避けてタクシーに乗り、添付書類の住民票を取ったり、保険証のコピーをコンビニに撮りに行ったり、所得証明書類を取りに自宅に帰ったりしなければならない。
そしてやっと役所の窓口に申請に赴くのだ。
医師が本当は外に行かせたくないけど、本人じゃないとだめなんだよね。
と言う。
少ない量の薬が効いてきた私だから良いが、もっと重篤な人はどうすんだろう。
人に頼もうとするとまた「委任状」出せとかいうんだろうなぁ。


本日の「とおとうみ浜松オープン」は、小林 正則と石川 遼の2度にわたるプレーオフ、遼君負けちゃったけど、非常に見ごたえが有りました。
小林 正則プロ、初優勝おめでとう。




             ↑ 麺類も出ます。かき揚げうどん。



つづく
 


コメント (2)
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入院日記 - 1 -

2011年05月31日 20時58分23秒 | 難病になっちゃいました

           ↑ 初日の夜ご飯、いきなりお寿司でした。



思ったより早く病院は退院することが出来ました。
もとより完治したわけではなく、治療・投薬は一生続くと医者に脅かされています。
外に出ても良い免疫力の値まで、薬の量が下がってきたということです。

なんにしても家に帰れたのは嬉しいです。
今後は無理せず用心しながら治療して行こうと思います。

暇な入院生活、何があるわけでもない病院日記をつけてました。
しばらくアップしようと思います。
自分のメモ程度のものなどはスルーしてください。




5月某日 1日目 (晴~くもり)
入院日 11時頃入室 17時よりやっと投薬が始まる。
点滴とかするのかと思っていたら投薬だけの治療という。
初めは小さな粒が4粒。
こんな小さな薬のために2~3ヶ月入院するのか。
薬のコントロールが難しいのと、飲んでいる間は免疫力が低下するので外出などして風邪菌など貰うと大変なことになるのでカンヅメになるらしい。

とにかく何ヶ月も原因もわからず悩んでいた体調不良が、病名が付いて治療が始まったのにほっとする。


5月某日 2日目 (晴)
屋上を発見する。
自分のいるのは3階だが、3階から8階の屋上までの上り下りを1日に数回することにする。
以前1週間入院した際、あっという間に足が衰えたのを思い出したのだ。
17時30分よりシャワー。ほぼ1日おきなので気持ちよい。


5月某日 3日目 (晴)
ナースセンターがすぐ斜め前なのは便利でよいが、夜中ナースコールがうるさくて昨夜もよく眠れず。
ベッドの端に腰掛けると当たり前だがちゃんとした背もたれがないので、ずっと座っていられない。
各階の休憩用のいすの中でどこが一番気持ちよいか探してみる。
今日は5階が風が吹き抜けて明るく気持ちが良い。
3時から男子ゴルフ「日本プロ」を見る予定。
お昼過ぎ姉に荷物を少し持って来て貰う。
姉には今回本当に迷惑をかけてしまった。
17時~シャワー


5月某日 4日目 (くもり)
こちらの病院では、TVはTVカードを買って見るシステムで、私は2日に一枚(1,000円)ほど使う。家ではタダで見ていた(本当はタダではないが)TVが1日500円もかかると思うと高いと思う。
しかし薄型大画面の最新TVで、病院の設備も日々進化しているなぁ。
ダラダラ見ているとすぐなくなるので見たい番組だけにする。
シャンプーを買う。新聞はやめとこう。ご飯が多くておかずが少ないから、「なめたけ」買おうかな。なんだか凄いケチになった気分。(笑)

体に出てきていた症状は収まってきている。
少しづつ薬が効いている感じ。唇の方はもう少しというところ。以前よりはずっと良い。少ない量の薬で効いてきてほっとする。


5月某日 5日目 (くもり~大雨~くもり)
屋上の風が心地よい。
昼のTVで コッポラ・ティム・バートン・ジョニー・デップ の「スリーピー・ホロウ」を見る。
17時~シャワー

掃除はしてくれる、ご飯は毎食栄養バランスの行き届いたものが上げ膳下げ膳、そんなにまずくないし。
外出できれば一人住まいのときよりずっと天国である。
究極はホテル暮らしでしょ。
オペラ歌手の 藤原 義江 は晩年帝国ホテルに住んでいたというし。
しわになりやすい麻のスーツを午前午後、着替えていたとか言う洒落ものさんです。

夏の軽井沢で2ヶ月位ホテル暮らしをしてみたいもんだ。


5月某日 6日目 (薄曇~晴)
さわやかな朝、屋上の風がいつにも増して心地よい。
こうして屋上にて、向かいの根津神社の緑など眺めていると入院生活中ではあるが、のんびりとした気持ちになれる。

先日も書いたが、掃除、ご飯、洗濯その他生活のもろもろを忘れ、文庫を読みふけり、あるいは外の景色を眺めて鳥の声を聞き、ぼ~っとしている…。
これってリゾートじゃない ? 
療養も気の持ちよう、折から季節も良い時期だし、リゾート地に来たつもりで過ごすことにしよう。
その上ラッキーなことに、差額ベット代のない部屋に入れたので、後ほど請求予定の医療保険は治療代の方の足しになってくれるだろう。
安上がりなリゾートだ。

13時30分~ ジュニデの 「フロム・ヘル」を見る。
今週のTVは昼も夜もどこの局もジョニデの映画だらけである。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」新作上映と関係あるんだろう。


つづく



コメント (4)
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入院することになりました。

2011年05月09日 21時20分48秒 | 難病になっちゃいました

突然ですが、入院することとなりました。
しかも2~3ヶ月と長くなりそうです。
先般から体調不良の話はしていましたが、病名が付いてしまいました。
しかも治るまで長くかかりそうです。
でも手術するとか治療が痛いとかそういう類のものでは有りません。
ひたすら入院して治療に専念するというものらしいです。

一度入院してしまうと、治療の都合上あまり外気に触れてはいけないらしく、
一時帰宅もままならないので、ネットはその間できません。
皆様には6月か7月までお目にかかれないので大変悲しいのですが、
ここでしっかり直し、またお目にかかれる日を楽しみに治療に入りたいと思います。

入院前これが最後の記事になるかもわかりません。
皆様には気候の良いこの時期、楽しくお過ごしされるよう、お祈り申し上げます。



       大量のマンガをどうやって持ち込むか苦慮しているトミー。


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体調不良

2011年04月23日 18時45分35秒 | 難病になっちゃいました

           ↑ 絵柄くらい可愛く。くまさんのコーヒー


今思えば、去年の秋頃から徐々に兆候は出ていました。
唇のヘルペスなどずっと出っ放しで。
それがどっとこの3月、4月に粘膜系全滅という形で出てきてダウン。

ダウンと言っても、寝込むとかではなく、のどの奥とか口の中とか舌とかが荒れてまずご飯がよく食べられない。
夜寝ていると、のどの奥の荒れたところに引っかかった咳が続いて寝られない。
唇のヘルペスは悪化してすでにヘルペスではないものと化している。

たまらなくなって、それまで通っていた会社の裏の内科をひっそりと通い止めにして、近所の歯医者から紹介の大きな口腔外科へ通い始めました。
1回目は思ったとおり検査のみで薬はもらえず。
唇の中を麻酔してメスで切って検査にまわすとのことで、来たときより痛い思いで帰る羽目に。
やっと今日の2回目でお薬いただけました。
強めの薬とのことで、効果を見るためまた来週行かなくては行けません。

なんか、勤続34年分のあれやこれやをふわ~、ふわ~と外へ毒だし放出している感じ。
遅めの更年期障害やってます。
体調悪いのって1年くらい続くよ、との友人の言葉通りなら、夏が終わるまで続くのか…。
早くすっきりしてゴルフやりた~い。




         食べられないおかげで2.5㌔のダイエット成功のトミー。


コメント (14)
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