猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

萩尾 望都様 版画 「カルテット」

2011年01月20日 09時11分59秒 | マンガ家名 は行
だいぶご無沙汰している上に、マンガブログとは言い難い内容が続いたのでちょっと挽回。

萩尾 望都先生デビュー40周年記念の原画展が名古屋で開催されましたね。(1月3日で終了しています。)
1月24日からは福岡でも開催予定。噂では地方での開催が一時危ぶまれていたそうですから幸いなことです。

萩尾 望都原画展開催スケジュール

2009年暮れに開催された東京展におっとり刀で駆け付けた私。
その時買い込んだ萩尾先生の美術版画を1年前にこちらで紹介しましたが、実はもう1枚持っています。
諸搬の事情により、1年前には紹介できませんでしたがもういいかな~と。

東京の原画展の折、一番最初に売り切れた人気作だそうです。
小さい版の中では、唯一「ポーの一族」のエドガーとアランが小さいですけれど入っている物なので、さもありなんでしょう。
1年前に御紹介した版画

「ランプトンは語る」

「エヴァンスの遺書」

「フリージア」

よりだいぶ小さいですが、
「カルテット」
という題名の通り 「ポーの一族」 のキャラがいっぱい詰まった濃い内容の作品です。

時々取り出して眺めては溜息。
至福の時を過ごしています。


        福岡に行って「マージナル」の原画をまた見たいトミー。
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KAWADE夢ムック総特集 「萩尾 望都」

2010年06月22日 14時46分55秒 | マンガ家名 は行
 やっと買えました。皆様に教えてもらっていたのに、買いに行った本屋が悪いのか、本との相性が悪かったものか、なかなか出合えなかったこの本。

まだ全部は読み切っていませんが、中身濃いですよ !

表紙は版画を欲しくて欲しくて買った 

       「フリージア」

本人との二万字ロングインタビュー
特別寄稿者は
松本零士・つばてつや・永井豪・里中満智子・山岸凉子・小松左京 他多数
長嶋 有氏との作家対談

幻の萩尾作品もたくさん載っていました。中でも気に入ったのが最後に載っていた
「月蝕」
アメリカンコミック用に左開きになっている1979年12月発表作品です。

この頃の絵柄が好きな私はもううっとり。

萩尾 望都特集と銘打った雑誌が結構出ていますが、この本は読み応え有りました。
何度も読み返せそうで、お薦めです。




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望都様 版画 Ⅲ 「ランプトンは語る」

2010年02月14日 12時52分13秒 | マンガ家名 は行

相変わらずの光入りまくりですいません。

何もいえない名画。

迫力ありすぎで自宅に飾れていません。


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望都様 版画 Ⅱ 「エヴァンスの遺書」

2010年02月11日 12時02分48秒 | マンガ家名 は行

一見地味な絵に見えますが、
実物を見ると版画と思えない
バックの 葉の表現 に圧倒されます。
先生がどちらが本物と問われて、
版画の方を取ったという逸話付きです。
美術版画侮れませんよ。

このエドガーはまだ年相応のかわいらしさがまだしも残っていますが、
最後にアップしようと思っている 
「ランプトンは語る」 のエドガーは同一人物とは思えないです。
人間じゃないです。(吸血鬼だけど)

お楽しみに。

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望都様 版画 その1 「フリージア」

2010年02月09日 12時55分21秒 | マンガ家名 は行
 だんなの入院で記事が書けないので、先日購入の 萩尾 望都様 の版画をちびちび公開して 日銭(アクセス) を稼ごうかと。(笑)
 フラッシュの光が入ってる、写真がへたね~とか思わないで…。(実際そうだけどさ) あんまり完璧な写真を載せると何かと不都合がね。

 一つ目は 「フリージア」 最初に買おうと思ったものです。清楚な感じがいいでしょう。向って右下にサイン、左下にはエディションナンバー(40枚分の何枚目か) が先生ご自身の手書きで書かれています。

 本当は、うちの亜美嬢を手前に座らせ、ポーズを取らせて一緒に撮ろうと思っていたのよ。ところが昼寝起きでこのぶっちょう面、姿勢もぐずぐずなもんで諦めました。 ↓
             


             
              


 そして ! そして ! 包みを開けたら封筒が出てきて、納品書の類かと思って開けてみたらば ! 猫さんのお写真が…。

うん?

 ぎゃ~先生の愛猫にして、現在連載中のマンガ 「レオ君」 のモデル、生レオ君の生お写真がぁぁぁ~

 しかも自分が買った枚数分、裏には先生直筆の一言と先生のサイン入り。こっちの方が嬉しかったりして。


 第2弾は 「エヴァンズの遺書」 と 「赤い服のエドガー」 とどっちがいい ?


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萩尾 望都 原画展 その②

2009年12月22日 17時16分27秒 | マンガ家名 は行
          ↑ 会場は写真禁止のはず。なぜ撮ってもらっているの ? 

 
 我慢できなくて購入しました。各40枚限定の版画 3枚 スタッフの方に無理を言って会場で撮ってもらいました。

 右下に先生の直筆サイン (漢字とローマ字2つ) と左下にエディション (40枚分の何枚目か) を先生自ら入れて頂いて、1月末頃に届く予定です。
 普通版画作家さんの版画は100枚とか1000枚の分母で制作されるのですが、40周年ということで40枚限定だそうです。はっきり言いますと、実はそれも購入動機の一つです。同じ作品の再販予定はありません。

我が家の、いえ
私の
お宝といたします。どうせ だんな は興味ないし。

 原画展のHPなどでも版画の画像はないと思いますので、少しボケてますが今現在では貴重な写真だと思います。
 左側、「ランプトンは語る」 の赤い服のエドガーはラスト2枚しか残っていませんでした。 (12/20昼頃) 私のいるうちに最後の1枚も売れて行ってしまいました。
 右側は最初に私が買おうと思ったもので、レースの襟のエドガーとアランがこちらを向いているもの。初出は付録だったのか、ポストカードということでした。ファンの方なら絶対覚えている絵柄です。
 真ん中のはバックのゆらめく葉の表現が水彩と見まごうばかりの素晴らしい出来です。萩尾先生が原画と間違えて版画の方を取ってしまったという逸話つきです。


 人生で3番目 (猫の医療費を入れると4番目かな) の高額な買い物となりました。最近ストレス溜まっていたからな~。でも、後悔なんかしない。一生懸命仕事して、がんばって、このくらいすぐに稼いでやる ! 
 

    サラリーマンなんだけど…しかも今年から年収制の…トミー。





 
 
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波津 彬子 「唐人屋敷」

2009年12月17日 12時43分05秒 | マンガ家名 は行
           ↑ ソノラマコミック文庫 朝日新聞出版 2009年1月30日 初版


           満天さんにお借りしています。


 もう9年近くも前の作品なのに現在の絵柄とあまり変わっていないのですね。昔も今も変わらず緻密な絵を描く方です。個人的にはこの人描く「雨柳堂夢咄」の 蓮(れん) のような美少年も良いが、ここに出てくる ローレンス のようなシュッとした美青年が好みで~。なんといっても 蓮 じゃそろそろ孫になりそうなこちらの年齢なもので。(笑) 

 満天さんにお借りした波津さんの他のコミックスにも、大正時代とか昭和の初めの着物の似合う美青年達がいっ~ぱい出てきますが、仕事の時には黒いスーツに黒メガネ・黒ネクタイ・黒手袋、くつろいでいるときは日本のキモノを羽折っている、この ローレンスさん 中でも特に引きつけられます。

 彼はイギリスで憑き物祓いを生業にしています。半分中国の血が入っているらしく、東洋系の憑き物払いの方が得意のようです。彼のもとには
「何か出るというので誰も買いたがらない中国料理店の持主の家」
とか、
「高貴なお姫様が住んでいる池のある豪邸」
とか、
「気高い拳族が長年住んでいたバケモノ屋敷」
とかが次々と依頼されて来ます。

 これだけでもわくわく。そこに もののけ には至極気に入られてしまうのに、自分には全然見えない、という不幸 (?) を背負った大学時代からの友人の アーネスト君 なども加わりてんやわんやの大騒動です。

 「雨柳堂夢咄」に少し似ていなくもないですが、全般にコメディタッチになっていて、軽いオチが付いているのもお気に入りの理由です。

 もうこのシリーズは続かないのでしょうか。私はもっと読みたいのだけど。いや、もっと ローレンスさん を見ていたいというべきか。 

 他に、作者唯一の 「学園マンガ」 という 猫又パパ が出てくる短編なども入っています。どんなんだか興味あるでしょう ? (笑)


      最近、30代の美青年に縁のないトミー。

      しかしながら、猫又 (亜美嬢来年21歳) の飼い主にはなれそうなトミー。


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萩尾 望都 原画展

2009年11月26日 12時34分39秒 | マンガ家名 は行
 ネッ友さんのちゃととさんの所へおじゃましたら、 

ブログこちら → シネマるマンガぁ?byちゃとと 

デビュー40周年記念「萩尾望都 原画展」 

のお知らせが ! うぉ~、これは見たい。 
初の個展ですよ。西武池袋店なら行けるな。なになに 12月16日~23日までのたった一週間じゃないの ! しかも最終日は祝日。これは混むわよ、初めのうちの平日に行かなくてはね~。 休めるかしら。
 実はこの年になって一本だけ残っていた 親知らず がうずきだし、これの前の週に手術して取ることになっているんです。(横に生えててしかも埋もれている) ちょっと2週続けては休めないかもね~(泣く) 土曜日の朝一で行くか…。って会社の大掃除の日じゃん ! 日曜日はめちゃ混むだろうな…。
 大体今 だんな 入院治療中だよ、休みの日は洗濯もの持って、行ってあげなきゃ~。
 いろいろと悩む マンガオタク 一人です。


こちらも内容が良く分かりますよ。 → 萩尾 望都原画展スタッフブログ 
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月刊flowers 「萩尾 望都特集」

2009年09月09日 12時27分41秒 | マンガ家名 は行
           ↑ 小学館 月刊flowers 10月号 「祝 デビュー40周年! The萩尾望都ワールド!」

 
 ↑ な~んて書かれた日にゃ~、ファンとしては買わずばなるまい…。えへへ、実はよく伺うちゃととさんのブログ、

    シネマるマンガぁ?byちゃとと 9月7日の記事

 のところで情報をもらい、慌てて本屋に走ったのは私です。 毎月28日頃の発売ということで発売日より若干遅れ、3軒目の本屋でやっとゲットできました。しかもラスト2冊のみ、危なかった~。

 まだ全部は読んでいないのですが、萩尾特集の所では特に目新しい情報はなかったです。ただし萩尾先生とよしもとばなな先生の対談が載っているのでお二人をお好きな人は楽しいかも。それとちょっと触手が動くプレゼント企画などもありました。欲しい方は今からすぐに本屋へ走れ 


          取り急ぎお知らせまで。
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マンガ日本の古典 「源氏物語」 長谷川 法世

2009年05月26日 13時34分58秒 | マンガ家名 は行
          ↑ 中央公論新社 1・2巻1999年7月1日 3巻1999年8月1日 文庫版


 COM誌で1968年に「正午の教会へ」 という作品で漫画デビューの作家さんです。しかーし、私の知っている 長谷川 法世さんといったら、 「博多っ子純情」 「がんがらがん」 「走らんか!」 などの男っぽ~いイメージしかないんだけど。それが 源氏~ ? 





 原作は言わずもがなの古典中の古典ですが、詳しく知りたい方は下記なんてどうでしょう。

与謝野 晶子氏訳の 角川版 「源氏物語」 はこちら (少し読みずらい)→ 「源氏物語」

國學院大學の岡野弘彦先生 「源氏物語全講会」 はこちら (詳しく解説してくれます) → 「源氏物語全講会」

宇治市源氏物語ミュージアムHPはこちら (行ってみたいですね~)→ 宇治市源氏物語ミュージアム

江戸時代(1650)の貴重な源氏物語の絵をサイトで公開している方 → 楽天ブログ「源氏物語の世界」 

 アニメ界では今 出崎統 監督の 「源氏物語千年紀」 がいろいろと話題を呼んでますね。
 映画では最近の2002年 「千年の恋 ひかる源氏物語」 吉永小百合(紫式部)、天海祐希(光源氏)、 常盤貴子等出演 を見ましたけど、これは大作で綺麗だったけれど、個人的にはちょっと・・・でした。

TVドラマでは、
『源氏物語』(1965年、毎日放送) で昔々白黒の 伊丹 十三源氏 を見た覚えがありますが、今思い出しても幻想的で傑作と思います。真木柱(まきばしら) の姫の巻と雪の中を 伊丹源氏 がゆっくりと歩いて行く場面を特に覚えています。

1980年にTBSテレビ系で3時間スペシャルドラマとしてやった「源氏物語 沢田研二」では、DVDの説明によると

藤壺 & 桐壺 八千草薫
渡辺美佐子 六条御息所
葵上 正妻 十朱幸代
朧月夜 倍賞美津子
夕顔 いしだあゆみ
末摘花 風吹ジュン
女三宮 藤真利子
紫上 叶和貴子
小侍従 岸本加世子

という女優陣配役の豪華さ。DVDは最近出たようですね。これもリアルで見ていたけれど良かったな~。

TBSの 橋田壽賀子スペシャル 源氏物語 上の巻・下の巻 (1991年12月、1992年1月)では、 光源氏・夕霧役を 東山 紀之くん がやっていました。今年のお正月に再放送があって見てましたよ。これも女優陣が良かったな~。ウィキペディアによる配役は下記の通り  ↓

紫式部:三田佳子
光源氏:東山紀之(上の巻)→片岡孝夫(現・片岡仁左衛門 (15代目))(下の巻)
夕霧:東山紀之
藤壺女御:大原麗子
若紫→紫の上:尾羽智加子→大原麗子
葵の上:竹下景子
惟光:香川照之
頭中将:橋爪淳(上の巻)→竹脇無我(下の巻)
左大臣:北村和夫
左大臣の妻:若尾文子
桐壺帝:丹波哲郎
朱雀帝:三田村邦彦
弘徽殿女御:水谷良重(現・水谷八重子 (2代目))
玉命婦:波野久里子(現・波乃久里子)
六条御息所:長山藍子
六条御息所の姫:吉村涼
夕顔:沢口靖子
右近:音無美紀子
末摘花:泉ピン子
北山の尼君:森光子
朧月夜:岸本加世子
右大臣:加藤武
明石入道:藤岡琢也
明石の尼君:香川京子
明石の上:古手川祐子
明石のちい姫→明石の女御:安間千紘→八木小織
冷泉帝:市川染五郎 (7代目)
秋好中宮(梅壺女御):小高恵美
柏木:坂上忍
女三の宮:若村麻由美
雲居の雁:片岡京子
玉鬘:藤田朋子
衛門:岡本信人
蛍兵部卿の宮:榎本壮一(現・榎本たつお)
髭黒の右大将:ガッツ石松
少女:飯塚雅弓(上の巻)
女房かえで:山岡久乃
女房もみじ:東てる美
女房なづな:中田喜子
老女房おとど:赤木春恵


 マンガになるとまたまた数が多くて、でも私の年代だとやっぱり
大和 和紀氏  「あさきゆめみし」 よね~~。あとは新しいところから行くと
きら氏 「GENJI源氏物語」 (これ未読なんですが、どなたか読んだ方います ?)
江川 達也  「源氏物語」 (マンガ喫茶で途中まで。全文漏らさずマンガ化しているのでかえって読みずらいかも)
牧 美也子 「源氏物語」 (未読)
清水 好子, みはし まり 「マンガ 源氏物語 」 (平安美女が池上遼一風、頭の中将その他が、高橋留美子風っていうコメントが。。。気になる ! )
寺館 和子 「妖変源氏物語」 (これも未読)
魔夜 峰央 「パタリロ源氏物語! 」 なんてのまであるよ !
岸田 恋 「マンガ源氏物語」 
佐々木 みすず 「千年の恋―ひかる源氏物語」 (映画 千年の恋 のマンガ版)
赤塚 不二夫 「源氏物語」 (赤塚不二夫氏の古典入門)
井出 智香恵 「源氏物語美しの花乱 紫式部 」 (まー、懐かしいお名前)
にしお てつや  「マンガ源氏物語」 (知らない作家さんです。)

 いっぱいありますね~ふぅ~。

 しかし、この長谷川版は上のどれとも違うと思うんですよね。説明書きによると、

吹抜屋台、逆遠近などの伝統描法を大胆に取り入れて描いた平成版源氏物語絵巻

 そのまま絵巻物を見ているような上空から俯瞰した大ゴマがあるかと思えば普通に今のマンガのコマもあります。顔は現代的にしておらず、画面を引いて人物を小さく描くときはまったくの引き目カギ鼻です。顔を大きく描くときにやっと、目もとで、あっやっぱりこの絵は 長谷川 法世さん なんだ~とわかるくらい絵巻物風に描いています。
 御自分のラインを消して描くってとても大変なことだと思うのですが、全3巻見事にその画風で描き切っていて、意欲的な大作と言っていいと思います。

 源氏物語そのものが、たとえば うちのだんな のように興味のない人には全然興味がないもので、この長丁場の3巻をそういう人が面白く読めるかといえば疑問に思うのですが、それは現代語訳の 「源氏」 でも同じことで、反対に興味のある方がこれを見るとビジュアルで表現されている分、狂喜乱舞するかも。
 何といっても頭の中で想像するしかなかった小物類や、屋敷の光景が細かいところまできっちりと調べ上げられて、屋根を抜いた絵巻物の描き方で俯瞰した目線で見られるのです。こういくら説明しても見てもらうのが一番良く分かるので → こんな感じ


 ところで、とーーーーっても気になる個所が 「空蝉」 のラストにあって、源氏さんったら年の頃 十そこそこの少年 と一緒に寝ていて、しかも
「そなたは私を見捨てないでおくれ」
なんて頭をかきいだいて囁いているでないの ! 源氏の君 少年愛疑惑
 この 小舎人童(こどねりわらわ 貴人の雑用をする子供) は 小君 と言って、空蝉 の弟なんですが、空蝉と源氏の間の文の御用をしているのです。空蝉がなかなか色よい返事をくれないので源氏が嘆いているのですが、それにしても二人とも掛けものの下は裸らしいし、なにしてんの ? 

 他にも、兵部卿の宮といって、藤壺の女御 (源氏の父親の寵愛を受けているのに源氏の子を産む人) のお兄さんと出会った時には、お互いを
「それにしてもこのなよやかさ、女にしてお相手したいものだ」
「見事なご様子 女にして逢いたいものよ」
なんてお互い思っているし…。
 そう思ってみると 源氏 ってそっちのツボもいっぱいあるかも。(笑)

 せっかく格調高く 「源氏物語」 を語っていたのに、最後はやっぱり 腐道 に迷い込んでしまうのは、私の不徳の致すところか…。お目よごし、失礼いたしました。 m(_ _)m 


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