猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

楽しみにしてた「ALWAYS 三丁目の夕日」を観に行きました

2005年11月13日 18時43分09秒 | 映画
              始まってすぐから、涙が~。


 昭和32年~33年頃のお話。私5歳、だんな7歳頃です。はっきり言って懐かしいです。ちょっとこれは違うなぁーと思われる所もまま、ありますが、最近緩みの激しい涙腺が刺激される事、される事。私、ずっと涙が乾かなかった気がします。

 なのに、帰りの電車の中で、だんながいろいろあげつらうんですよ。
「あの頃、都内の商店街で舗装されてない所なんてなかったぞ。」
「子供でも、ランニング姿で外で遊ぶなんてしなかったぞ。いつの話だ。戦後すぐじゃないぞ」
「あの頃、都内にはもう走ってなかったので、わざわざ成田線までSLを見に、親に連れて行ってもらったから、上野にSLは来なかったぞ」
「あんな広い道路は当時も今も都内にはないんじゃないか」
「自転車には全部荷台があったぞ、ないのなんてなかったぞ。」
 
 あのねー、人が感傷に浸っているのにいちいちうるさいな


 私だって、現役のSLは当時一回も見なかったけど、青森からの就職列車はSLだったかも知れないじゃん。道だって子供の目には広く見えたのよ。

「親父がプロレス好きでなー。力入れて見てんだよなーあれ不思議だよ。」
「テレビはうちは町内で2番目に入ったんだぜ」

 しかし、二人で映画見て、こんな饒舌なだんなは久しぶりだ。なんだ結構楽しんでるんじゃ・・・。
 
 100年前の映画を作るより50年前の映画を作るほうが難しいね。当時を知る人がごろごろまだ現役だもん。でも、よく出来た映画だと思う。館内の中年がみんな「おー」とか「わー」とか懐かしい場面が出るたびに声まで出していたから。私は、とても楽しめましたよ。

 あっひとつ言わせてもらうなら、なるべく当時の物を集めたそうですが、集めすぎて小道具が全部古っぽかったですよ。当時は 新品 だった物もあったと思いますから。

 湯たんぽのお湯で朝、顔を洗ったり、練炭起こしたり、フラフープも遊んだし、当時の服装は完璧に再現されてたし、(母親のファッションを思い出した)風俗、習慣もよく再現されていた。原作とは登場人物の年齢設定が少し違っていたけど、原作とは違うものだしね。よくやりましたと、二重丸あげたいです。五十歳以上はぜひ見るべし。
コメント (9)
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