猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

豪華絢爛、百花繚乱の「SAYURI」

2005年12月14日 13時56分22秒 | 映画
      SAYURI 豪華でしたね。


 昭和初期から太平洋戦争後まで、風景や建物の再現度はさすが素晴らしかったです。今の日本映画では再現できないでしょう。ところどころここは日本じゃないわね、どこでロケしたんだろうとか、この音楽は中国だろーとか、思いはしましたが、監督も「ドキュメンタリーを撮るつもりはない」と言っていた通り、これはロブ・マーシャルの世界。大いに楽しめました。

 敵役のコン・リーが凄かった。明菜似の顔が凄みを増してアップになると怖い事、怖い事。こういう芸者さん、きっといたわよね、とリアルでした。ヒロインの花街のお姉さん役のミシェル・ヨーも凛として素敵だったけど、コン・リーは女のサガ?をむき出しに。
 桃井かおりもハリウッドの女優に引け取ってません。もっとハリウッド映画の中で見たい人です。出られる人です。渡辺謙や役所広司、工藤夕貴らの他の日本人俳優も良かったですよ。
 
 主役は日本人女優で見たかったですけどね。チャン・ツィイーが良くないと言うんじゃないけど、着物を着るには肩の線がちょっといかつい感じ。普段着をゆるく着てるとこなんか、着物じゃないみたい。



            


 最後はやっぱりハリウッド映画的ハッピーエンド(半分)だけど、原作もこうなっていたのか調べたい気になりました。
 あっそうそう、六本木ヴァージンシネマでは、外人率非常に高かったです。
コメント (8)
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