↑ 映画HPより
ひさ~し振りに試写会に行ってきました。
心優しい友人がとても忙しいにも関わらず誘ってくれたのです。(感謝!)
題名だけ見ますと、そう、あのグリム童話の「白雪姫」の物語なんです。
が、いきなり煌びやかな画面に似つかわしくない本音満載な説明トークが始まり、笑いながら色鮮やかなファンタジーの世界へ… (激笑)
タフで前向きなお姫様はフィル・コリンズの娘のリリー・コリンズ。
オードリー・ヘプバーン似の正統派可愛い系美女のリリーがなかなかに強い現代版お姫様を頑張ってやっています。
ラスト近く、りんごのシーンは、はっとさせて秀逸 !
史上最強ワガママ女王はジュリア・ロバーツ。
いちおう、女王側から見た 「白雪姫」 ということで、女王の独白はアラフォー以上の女子なら聞き逃せない、及び痛~い発言ばかり !
こんなセリフ誰が作ったの、と言う名言がちらほらと。
ラスト近く、りんごのシーンは身につまされすぎ !
「ソーシャル・ネットワーク」に出ていたアーミー・ハマーが王子様役です。
いや、ちょっと今までの、かっこいいだけの王子様じゃないんだけど…。
特に登場シーンと、女王に惚れ薬を飲まされた後のシーンが(笑・笑・笑)でした。
あんまり言うとネタバレになっちゃうから言わない。
監督は、『ザ・セル』のターセム・シン・ダンドワール。
名作に魔法をかけたような、ラブ有り、アクション有り、CG使ったファンタジー有り、最後のインド映画張りのダンスシーン有りの楽しい映画を作ってくれました。
また、石岡瑛子が衣装を担当しており、本作が遺作となりました。
すっごい綺麗だけど、「アリス・ワンダーランド」とかとは又違ったきらびやかさで目を楽しませてくれました。
これが遺作なんて残念です。
合掌。
エンドロールまで席を立たずにじっくりお楽しみください !
白雪姫より思わず女王に乗り移って見ていたトミー。