YのP2.5.4の成績は4位という、真に中途半端な順位でした。
上位なのに世界大会にも行けないし、賞状も無し・・・
でも、私としては満足してます。
今回もあくまでもRCXのロボットで、センサーも特別なものを使わずに、「こんなものでも参加できるよ!」という証明もできたと思います。
しかも、被災者(缶)を押すだけでなくて、ちゃんと捕まえて引っ張ってゴールまで行きます。
缶が何処にあっても、スキャンして探し、避難場所が何処にあっても、3箇所の避難場所(候補)を順に巡って被災者を避難場所に届けます。
素晴しい (自画自賛? 自チーム自賛?)
ただし・・・タイヤが小さくてスピードバンプが苦手で、結局3回目の競技では2つめの部屋を越えられませんでした。
でも、2回目、3回目の競技で被災者の救助をできたのですから、大変立派だったと褒めてあげました。
1回目の競技では、2階まで行ったものの被災者を誤発見してしまい途中棄権になりました。
しかし、2回目の競技ではノーミスで被災者の救助まで完了し満点を出しました。
(でも、遅いから成績は良くないのですけどね・・・)
3回目の競技では、4回の競技進行停止で時間を浪費していました。
しかも、被災者の発見は入口から順にスキャンして行くので、奥のほうにある被災者にたどり着くまでにまた時間を使ってしまいました。
さらに、一回見つけた被災者を(確実性を高めるために)にもう一回確認するのがうまくいかずに、再度スキャンに戻ってしまいました。
再び、被災者を発見し、今度はロボットの後ろに積み込むことができましたが、今度は3箇所の避難場所を巡るのに一番遠い避難場所まで連れて行かなければなりません。
もう、本当に秒の勝負・・・
1箇所目の避難場所は空振り、2箇所目も空振りで、3箇所目が避難場所だったのですが・・・
そこに入ったが競技終了の10秒前でした。 (つまり8分の競技時間の7分50秒でした。)
被災者を避難場所に運んだときにはギャラリーから拍手が湧きました。
最初にも書いたように、結果としては、なんとも中途半端な成績ですが・・・
P2.5.4は、これまでの技術や知識・経験を駆使して、如何に単純に競技をこなせるか、を実践しているので・・・まあ順当な成績だと思います。
というか、2008年からの3年間、ほとんど同じロボットでジャパンオープンに参加していることが脅威です。(笑)